アイラとソマリ

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所沢を愛し、川越で青春を過ごしたパパを思うソマリです。

ママの手のグラスにはアイラウイスキー。ボウモアとのこと。スモーキーなアイラウイスキーの定番だ。

「ボウモア」「ラフロイグ」「オードベック」とファン垂涎のアイラウイスキーはスコットランドのアイラ島から運ばれる。

スコッチ、バーボン、ジャパニーズ。このママはウイスキーがよく似合う人。

「外のみもいいけど、家でニャンコと語らい飲むのもなかなかよ。」と投稿してくれた。

昨年の「川越まつり」では本川越の小江戸ラウンジを大層気に入り、昼、宵、夜と訪れたという。

「川越にも素敵な正統派バーが増えてうれしいわ」と。70年安保の学生時代、高度成長、バブル経済、失われた10年、ITバブルにリーマンショック。時代の先端で働き、遊び、生き抜いた人の見る目はとても冷静であり洗練されている。「川越はこの5年が勝負ね。猫が似合う町、着物が似合う町、ジャズが流れアイラウイスキーが飲める町、特化も大切。食文化、音文化、どんな進化をとげるのかしっかり見ていきたいわ。立ち止まると衰退するのが世の常だから川越の勢いをとめてはだめね」と。まさに金言。

伊勢谷珠子