関口昌一自民党参議院幹事長代行 堂々の代表質問

29日、国会では参議院代表質問。自民党参議院幹事長代行関口昌一氏(埼玉選挙区 秩父皆野出身)が登壇した。

台風被害にあった人々にお見舞いを伝えることからはじまった関口氏。「27年ぶりに参議院単独過半数の自民党、より丁寧に、より着実に、より謙虚に、政策をすすめることが責任政党の役目。地方や中小企業は厳しい状況がつづいている。東京、主要都市の活気を全国すみずみに広げていきたい」と述べた。そのあと未来への投資、経済対策の意義、社会保障、待機児童対策、震災復興などを安倍首相、麻生財務大臣に質した。

その中には出身地埼玉秩父地方についてもふれながら「わがふるさとは山地水明の場所。この美しい風景を維持するのはその地方の人々の力、といつも感謝だ。そして、地方の声を聞き、地方の思いを実現する。それが地方創生だ。」と地方創生の持論を展開。さらに、関口氏は憲法改正にも踏み込み、「国民に堂々と憲法改正を訴え、改正案を示し、その結果を国民投票で決めるべき」とも。

永田町では、解散総選挙風が吹き出した。その中での意義深い関口昌一氏による参議院代表質問だった。




走り出した参議院選挙

この夏改選の参議院選挙。まだ日程は確定していないが、衆参ダブル選挙か?安倍首相の一挙手一投足に注目。しかし、熊本の震災も起き、まずはその被害にあわれた人々の日常を取り戻すことが最優先となって、参議院選単独の様相が濃い。

埼玉選挙区は 現職の関口昌一氏(自民党・参議院自民党幹事長代行)、西田実仁氏(公明党)、大野元裕氏(民進党)が名乗りをあげている。定数3。激戦区といわれた埼玉選挙区、今回は得票数争いとなりそうだ。

3年前の参議院選挙同様、公明党候補に(3年前は矢倉克夫氏、今回は西田実仁氏)自民党が推薦を出した。それでも自民党古川俊治氏は100万票を突破する得票だった。街の中には安倍首相と西田実仁氏、山口代表の3ショットポスターが貼られはじめた。関口氏は小選挙区選出の代議士と。大野元裕氏は上田知事であったり、地元の代議士であったり。この2ショットのポスターは公示後撤去されなければならないが、きれいに撤収されることとは限らない。

公明党の山口代表と西田参議院議員とそして安倍首相の3ショットポスター目新しくもあり、参議院選挙近し!という思いが強くなる。

三潟正義