妻への違和感

乙武くんの漁色家ぶりには本当にたまげた。しかもベラベラしゃべることにも哀しくなった。一夜限りのことなど聞きたくもない。

女房でもないのにそう思うのなら、妻の立場はどうだろう。

しかし、乙武くんの奥様は「わたしにも責任の一端が」云々のコメントだ。なんで!なんで!乙武くんあやまちでは済まされない複数の女性と。しかもダミー連れてのDXな海外旅行も。。罪深く、奥様が謝罪なんてとんでもない不法行為ですが。。デジャブ?例の宮崎前衆議院議員の奥様・金子恵美代議士もくくりとしては同じように「赦して」元の鞘におさまった。

この頃の奥様は「出来た女房」なのか。実際、ストンと落ちない違和感を感じていたが、やはりネット上でも論戦はヒートアップしているようだ。

こういう事案について、夫婦間の結論を公開する必要もなし。まして即決できる問題ではないとも思う。お子様もいらっしゃることだし、軽々に結論を出せるものでもない。不倫というか、不貞行為をはたらいた場合法的には相当な罰則が定められている。江戸の時代ならば不義密通は斬首、遠島もあったはずだ。

その罪の重さはケースバイケースだが、乙武くんの場合は「教育界」に身をおくものだから「どうよ!」だ。芸能界については「芸のこやし」としておおらかな面もあり、また作家たちの世界でも「ゆるされる」ものもあると認識している。

乙武くん自民党から参議院選出馬という話が持ち上がりそのために火消に躍起なのか。そういえばスピードの今井絵里子さんも身辺にきな臭い噂が報道されたがその後どうなったのか。選挙がらみになると身辺調査がきびしくなる気もするが。

市井の人間にあっては「出来すぎた妻」へ違和感を感じるのは少なくないだろう。

浅間潤子




男は黙って!

自民党の宮崎代議士が辞職した。育メンで休暇をとるのどうのと言い出したのもつかの間、こともあろうか愛妻出産直前に不倫騒動だ。お正月の国会招集日に着物を着付けてもらったことがきっかけで連絡を取り合い、グラビアアイドルと深い仲になった。

育メン宣言を結婚披露宴で行い、注目を浴びたことにも大きな疑問を感じていたが。。なんてことだ。

ベッキーの不倫騒動で騒がしかったが、あれは芸能人の話。個人的にはいつから芸能人に、品行方正、聖人君子的な行いを日本人は求めるようになったのか。。と正直思っていた。したり顔で話す情報番組の出演者。一億総倫理社会か。。もちろん不貞行為は不法行為であるが、渡辺淳一先生がご生存されていたらどうコメントされたか。

しかし、宮崎代議士については完全NGだ。なぜなら、宮崎代議士は公人であり、選良だからだ。なおかつ、言行不一致という政治家が絶対踏んではならない轍を踏んだ。

「父として、父として」なんて、まだ本当の父としての実感もわいてるはずもないのに、そういう言葉を使用する稚拙さもたまらない。

北方領土の地名を読めない担当大臣、福島に心を寄せられない環境大臣。
困るのは真面目に国、県、わがまちを思い、日夜奮闘している自民党所属議員の各氏。こんなことで、変な風が起きてはたまらない。

宮崎代議士の妙な朗々とした記者会見をみて、世界の三船が「男は黙ってサッポロビール」と口角を上げ気味に言ったかっこよさを思い出した。

浅間 潤子