小池流に希望はあるか?

新党希望の党と民進党が事実上の合流となったが、公認問題をめぐって揺れている。

前原民進党代表が前議員の公認を受け入れてほしいということに対して、小池氏は「排除する、絞らせてもらう」さらには「全員受け入れはさらさらない」とまで言った。

言葉の力、言霊を大切にする小池氏。きっとこの使い方にも「マジック」があるのだろうが、日本人の気質が受け入れるかどうかはわからない。

選挙は民意がすべて。バラバラ感のある政党に有権者は「yes」の審判を下すのか?

北朝鮮のミサイルが次々と領空侵犯、急速に進む高齢化。課題は山積みだ。

東京都の「市場」はどうなっているのか?小池知事は進めたのか?すると小池流に希望はあるのか?と思う人は少なくないはずだ。




どんな手段をつかっても  

衆議院が解散した。

民進党は実質的に解党した。前原民進党代表は「どんな手をつかっても安倍政権を倒す」昨夜述べた。

「どんな手段をつかっても」。。国民ウケはよいはずがない。表現が悪い。「どんな手段」とはあまりよいイメージではない。せめて「あるゆる知恵を結集してウルトラCを生み出す」と言ってほしかった。

いまや「安倍政権の大義云々」ではなく、希望の党と民進の合流の謎解き合戦がさかんだ。

有権者は冷静な判断をもとめられる時だ。

埼玉7区。自民分裂は中野英幸県議が不出馬となり回避された。しかし小宮山泰子氏は希望の党組。小池百合子党首は選挙戦略、イメージ選挙の天才。ネット選挙解禁で候補者のセンス、熱意が瞬時に見たいときに24時間いつでも、スマホから、モバイルから、パソコンからチェックできる時代だ。小宮山泰子氏と小池氏のコラボが、安倍政権の一翼を担う神山氏にどう対戦するか?中野代議士誕生を熱望する川越市民に神山氏はどう行動するのか?投票日は来月22日。埼玉7区は注目選挙区である。

 




風雲急の永田町。解散風が止まらない。

国会開会中。安倍総理の所信表明の最中、自衛隊をたたえる拍手はスタンデイングオベーションとなり、物議を醸しだした。しかし、安倍総理の執念というべき活発な外交政策は効果的であり、これで国内の経済状況の真の好転があればまさに安倍政権、向かうところ敵なし、だ。

12月15日、ロシアプーチン大統領との会談は長州会談と位置づけ、北方領土問題に新たな時代の扉が開く予感を感じる。

直近の解散総選挙からこの12月で二年、折り返しとなる。先日1月末から2月に行われている自民党大会が来年は3月5日に、と報道があった。

公明党の山口代表はじめ、自民党の閣僚などが「いつ解散となってもおかしくない、常在戦場」と口々に言い出し始めた。

「解散」「解散」と話がでると「解散しない」という向きもあることも承知している。

しかし、こう推測もできる。来年夏は都議選。都議選とからむ解散はない。すると、来年秋以降の解散もアリだが・・・12月にプーチンとの会談成功、1月冒頭解散、2月中旬投票。信を問うのは「憲法改正」か?解散には大義が必要だが、実際大義というよりも、民進党がきちんと固まる前に自民党は解散したいところ。解散総選挙で自民党が大勝した場合、安倍総理の総裁任期延長もあるだろう、すると2020東京五輪の首相は任期中の安倍総理。スーパーマリオに扮した安倍マリオが「東京で会いましょう」と言ったことの実現となる。

解散風のとまらない永田町。センセイたちも走りだした。人心掌握。選挙がある、その時に動いたのでは人の心をつかむことはできない。「国を想い、地域のために尽くす。このセンセイは何をやってくれたのか。このセンセイは何をやってくれるのか。」有権者は冷静に見ている。