仰げば尊し 今日市内で中学校卒業式

川越市内の中学校の卒業式が15日挙行された。

川越第一中学校では過去に17000以上の卒業生を輩出。今年度も170名あまりの生徒を送り出した。

15歳の生徒たちは21世紀生まれ。卒業式も進化している。

40年前の卒業式では「蛍の光」「仰げば尊し」の斉唱が主流であったが、今は秩父の音楽の先生が作った「旅立ちの日に」がポピュラーとか。

小学校の卒業式のときに「蛍の光」を練習するにあたり「蛍雪」の意味を教えてくれた国語の先生、「仰げば尊し」の歌詞をよく理解するようにとタクトをふりながら指導でしてくれた音楽の先生など今でもその声のトーンまで思い出される。

梅の花冷えというよりも寒の戻りの今日の日に校門を巣立つ15歳たち。将来どんな気持ちで今日の日を振り返るか。いずれにしてもふるさとを想い、地域に貢献する大人になってほしい。