貴乃花イズムは浸透せず

日馬富士の暴行事件から相撲界が騒がしい。

日馬富士というよりも今や主役は貴乃花親方。

この貴乃花親方の態度、ファッション、そして行動が世間からは認められていない。

先日も普段おっとりとした奥様が柳眉をあげて怒っていた。「あの椅子にふんぞり返る姿勢。カメラへのわざとらしい鋭い目線。イタリアマフィアのような装い。あれでおかみさんはいいと思ってるのかしら?うちの孫が相撲の道を進み、部屋を選ぶとしたら家族で貴乃花部屋には行かせない。なにが相撲道よ。礼節を知らなすぎる。」と。

八角理事長、鏡山親方、春日野親方の真摯な態度とは対極である、貴乃花親方の態度。あれを演出というのなら、それは大きな間違い。日本人はこういうとき記憶の糸をたどり、若貴兄弟の骨肉の争いまで思い出してしまう。あの時も若乃花お兄ちゃんにくらべて貴乃花の態度はよろしくなかった。

今回も正しいか正しくないかという問題以前に日本の国技の組織の役職についた以上、その責任を全うすべき。日本の礼節とは何か?貴乃花親方には考えてほしいものだ。