感動をありがとう。平昌五輪。

川越市立泉小学校、川越市立野田中学校、飯能聖望学園出身の渡辺啓太選手(スピードスケート)。川越の、埼玉の、日本の思いを背負っての出場であったが、いま一歩届かなかった。

テレビでは、メダルの数や色を熱く報道していた。しかし、日本代表に選ばれるだけでもとても素晴らしく、出場したすべての選手に大きな拍手を送りたい。「感動をありがとう」「夢と勇気をありがとう」

ケガから復活したフィギュアスケートの羽生選手が「もしも順風満帆だったらこの金メダルはない」といった言葉が印象的だった。人生訓でもあると思った。すべてがうまくいく人生ではひとは成長しないのだ。羽生選手のような強靭な精神力を培うことはできないが、何かに行き詰まった時、羽生選手のこの言葉を思い出し、明日への活力にしたいものだ。