さいたま国際マラソン 日本人トップ!おめでとう吉田香織選手 川女出身

女子のマラソンの祭典・埼玉初・記念すべき第1回さいたま国際マラソン大会が11月15日開催された。初代女王の座までは届かなかったものの日本人トップとして坂戸市出身川越女子高卒業の吉田香織選手がゴールイン。

吉田選手は坂戸で生まれ、育ち県立川越女子高校に通った。卒業後は髙橋尚子・Qちゃん2世と注目され積水化学に。現在34歳。実業団を離れ「市民ランナー」として練習を重ねている。

「地元埼玉で走りたい。市民ランナーの力になりたい」という想いで今大会にエントリー。さわやかな風とともに走りぬく吉田選手へ、レース中、フェイスブック上でも地元坂戸から・川越からとエールが届けられていた。

レース中継・解説の髙橋尚子さんからも「吉田選手は大変学力が高い川越女子高出身で、知力がある。レースもその能力を発揮して作戦をたててくるはず。それから勝負勘、勝負強さもある選手」と激賞されていた。

レース後、吉田選手は「市民ランナーに力を与えていきたいし、日々の中で市民ランナーの方からもパワーをいただいている。女性市民ランナーのさきがけ的存在になりたい。リオ五輪の選考に残れたら・・・」と語っていた。

初の埼玉県での国際マラソン。埼玉出身の選手の活躍は二重の喜びである。