志木市議選終わる 穂坂やすし氏トップ当選

志木市議選が終わった。昨年県議選で涙をのんだ穂坂やすし氏が大量得票でトップ当選。現職二名が落選。選挙の厳しさが如実にあらわれた。定数14に対して18名が立候補した今回の戦い。朝霞で議席を得て、新座では落選した「NHKから国民を守る政党」が志木市でも当選した。

この政党は「NHKに受信料を払うことはいかがなものか」という主張をしているが、街づくりと直接の関連性もない。しかし、選ばれる政党ということは市民にとって何か魅力があるのか・・・今後の動きに注目すべきだ。

4年前元気だった「みんなの党」は今はない。落選した現職1名は「みんなの党」だ。

選挙が迫ると駅頭や街道筋にたって頭を下げる、選挙遊説を自転車で行う。これらは見慣れた風景となった。有権者になって30年以上。新人であれば「自分がやりたいと思っていること」、現職であれば1年に一回は「自分が主張したこと。自分が実現のためにやった何か」を発信すべき(紙なり、ホームページ上で)という考えは変わらない。

さて来年は市長選挙の志木市。穂坂やすし氏の父である穂坂邦夫市政から長沼市政へ、そして香川市政に。香川氏はまだ一期目。穂坂やすし氏を破った鈴木県議は市政、県政でもベテランだが香川市長とは車の両輪?そこに誰かが割ってはいる市長選となるのか。朝霞・志木・新座・和光の4市。上田知事の元地盤であり、自民党色が弱いながらも現在はとよた真由子代議士が議席をもつ。とよた氏はキャリア官僚から公募で出馬した経緯だ。昨年の知事選挙、とよた氏の立場は苦しいものであった。(上田知事シンパが存在する地盤。自民党より上田党という風土。県議選でも自民党公認の穂坂氏は上田党のシンボルでもある鈴木正人氏に大差で苦杯をなめた)。志木市は国政も市政も混とんとしているというのが現状だ。