猫のゴロゴロ

一度にいろんなことが起きて、薬でコントロールしている血圧がさらにアップ。ゆったり入浴よりも効果大だったのが、「猫のゴロゴロ」。

獣医の市川紀文先生(坂戸動物病院院長)に聞いてみると、「猫のゴロゴロは、ヒトの脳内ホルモンのオキシトシンとセロトニンをさらに増長させます。オキシトシンは哺乳類だけが持っているホルモン。心が癒される、幸せな気分になるという効果があります。セロトニンは心身の安定、心のやすらぎを促します。猫のゴロゴロも数種あります。1、赤ちゃん返りのゴロゴロ。子猫がおっぱい飲みながらゴロゴロ。子猫がつぶされないためと母猫に心配させないため。大人になったニャンコ、気持ちが子猫に戻って幸せや安心感を伝えているのかも。2、要求のゴロゴロ。飼い主さんに何かしてほしい気持ち、ゴロゴロでもちょっと高めの音。3、医学的なゴロゴロ。ニャンコが自分自身の骨に刺激を与えて、新陳代謝の活性化をするため。サッカー界のスーパースター、ベッカムも骨折の治療に猫のゴロゴロを活用したとか・・温泉に入ってああ気持ちいい、その気持ちよさと同様にニャンコたちはストレスを和らげる効果があるんです」と親切に教えてくれた。

やはり、医学的にも証明されていた。ニャンコもわんわんも、人間のストレスを軽減してくれる大切なパートナー。

大事にしていきましょう。                                      伊勢谷珠子