風にも負けない美しい「アンネのバラ」

テレジンを語り継ぐ会が、川越市役所玄関西側に「アンネのバラ」を植樹した。

早くもアンネのバラは花を咲かせ、ここ数日の強い風にも耐えている姿はまさに「アンネ」そのもの。

 

アンネフランクはユダヤ人。第二次世界大戦中に「ユダヤ人」というだけで家を追われ猛烈な差別をうけた。その時の日々を記した「アンネの日記」はユダヤ人差別を知る貴重な資料でもある。

アンネは15歳で亡くなってしまうが、アンネの父によって日本にもちこまれたバラは各地で花を咲かせている。

テレジンを語り継ぐ会はアンネと同じように、差別を受け、いのちを落としたこどもたちのことを一人でも多くの人に知ってもらおうという団体。

東京2020オリンピック・パラリンピックを記念して建立されたモニュメント脇に今年は、ひっそりと咲く「アンネのバラ」。5年10年先にどんな姿をみせてくれるか、今から楽しみだ。




今こそ篤志家 発智庄平を学ぼう 川越市立博物館

川越市博物館では9月5日(日)まで「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会開催に向けた記念特別展・霞ヶ関カンツリー倶楽部と発智庄平」が開催されている。

霞ヶ関カンツリー俱楽部が東京2020五輪のゴルフ競技会場となり、世界への扉が開かれた。

この霞ヶ関カンツリー俱楽部への土地の提供、埼玉育児院の創設などに奔走した発智庄平氏。歴史とひもとくと、この埼玉育児院運営では渋沢栄一翁と発智氏の交流もある。霞ヶ関村から人のために尽くすというという心を発信し続けた発智氏。この特別展では発智氏の歩みと霞ヶ関カンツリー倶楽部の歴史を網羅できるとともに記憶に新しい安倍前総理・アメリカ前大統領トランプ氏がプレーした際のサイン入りキャップ。このキャップにはあのアジア初の快挙・全英オープン優勝の松山英樹のサインも。

無観客となった東京2020五輪。自分なりの楽しみをみつけることも観戦方法の一つだ。




埼玉県の都市ボランテイア 締め切り迫る 東京2020

東京2020オリンピック・パラリンピック・埼玉県の都市ボランテイア募集の締め切りは9月30日(日)まで。

オリンピックは2020年7月24日(金)から8月9日(日)まで、パラリンピックは2020年8月25日(火)から9月6日(日)まで開催される。

この都市ボランテイアは観戦客への道案内や埼玉県内の魅力PRを行う。国内外からの観戦客をおもてなしの心と笑顔でお迎えする都市ボランテイア。「世界に誇れるおもてなし」を合言葉に大会の楽しさ感動を一緒に分かち合えるチャンスでもある。

一般は3日以上、リーダーは5日間以上、語学専門は5日以上が活動日数。

バスケットボール会場のさいたまスーパーアリーナ周辺エリアは さいたま新都心駅、大宮駅、北与野駅などで1200人から2000人の募集。サッカー会場の埼玉スタジアム2002周辺エリアは浦和美園駅、浦和駅、東浦和駅、北越谷駅、東川口駅などで約700人から1500人の募集。ゴルフ会場の霞ヶ関カンツリー倶楽部周辺エリアは川越駅、笠幡駅、狭山市駅などで約700人から1300人の募集。射撃会場の陸上自衛隊朝霞訓練場周辺エリアは朝霞駅、和光市駅などで約1200人から2200人の募集。

詳しくは埼玉県2020で検索を。