一生懸命市民のために 川合市長 川越の未来を考える会で

川合よしあきと川越の未来を考える会(代表 福岡一枝)がこのたび会合を開いた。

400名に近い会員数のこの会は、今後の川越市の未来を考える上で市民が政治に関心を持つシステムを創り、積極的に市政に提言できるようにここで名称も「川越の未来を考える会」に変更した。

当日ゲストとして招かれた川合市長は「一生懸命に市民のために働く。次年度の予算計上も上程寸前。新河岸駅の橋上化。南古谷駅北口開設は伊佐沼、芳野工業団地への交通アクセスの利便性を高める。東京五輪を見据え、笠幡駅駅前広場整備と圏央道鶴ヶ島インターからの市道整備。小中学校の大規模改修。学習環境の整備からこどもの学力向上(学力テスト県平均を超えるように)。産前産後ケア、子育て支援、少子化対策も継続的に。6年後の市政施行100周年を見据えて初雁公園をメインにした改修。などを盛り込んでいく。今後とも市民のためになる事業をすすめていく」と語った。

会員から市長に対して「ウエスタの利用方法をもっと便利に」「空き家から空き地になる。この対策は?」「市議会は傍聴すべき。市議会開催日を土日にすることは可能か」など要望が寄せられた。今後「川越の未来を考える会」では「どうしても政治の集まりは男性の姿ばかり。今後は女性限定の市長とのタウンミーテイングを開催したい。子育て中のパパママ限定で市長との直接対話を。など工夫を凝らした運動を展開したい」と意欲満々。

市民の心が政治から離れてしまうと「市民不在の政治」が横行してしまう。「川越の未来を考える会」の今後の活動が楽しみだ。

 

 




中野ひでゆき県議 県政を多いに語る 川越小江戸ロータリークラブで

川越小江戸ロータリークラブ(山本庄一会長)で中野英幸県議が埼玉県政の果たす役割など見えにくいといわれる県政を大いに語った。中野英幸県議会議員は川越ロータリークラブの会員でもある。

中野ひでゆき県議卓話要旨

埼玉県議会に挑戦したのは49歳の時。父清は市議会、県議会、国政とお世話になっていた。安倍総理から「国政選挙に直接挑戦したら」という話をいただいた。しかし、自民党埼玉県連は世襲制禁止というルールがあり、「県議会」で学ぶという方針をとった。県議になって「わかりやすい政治」「信頼と絆の政治」を念頭に行動してきた。今年の参議院から新有権者が18歳からになり、18歳以上の若い有権者に政治のしくみを教えたり、彼らの意見を聞く政治をこころがけている。世襲の問題は一代で終わることではなく、つないでいくことに意義があり、歌舞伎も職人も商店も企業もそうであり、政治の世界に限ってというのは?

ロータリー活動については「仲間を大切にすること」「公平公正」「I SERVE」など一緒に活動する中で肌で感じており、すばらしい活動と思う。

県の仕事は見えにくい部分もある。道路、河川、環境、境のないものが県の仕事。昨年は埼玉県議会企画財政常任委員長という役目だった。埼玉県全般の予算を決めていく立場でやりがいがあった。また県議会議員としては観光条例、商店街活性化条例など議員条例の制定に汗をかいた。

東京2020はゴールではなくスタート。未来を作っていくスタートにすべきだし、次の時代の川越への礎になると確信している。35万都市の未来を見据えて大きくとらえ、大きく考えることが大切。35万人以上の人口を擁することができるように自立した川越、多様性(ダイバーシテイ)のある川越をみなさんとともに創っていきたい。多様性は地域の活性化の役割をも担っている。百万都市川越のため、スピーデイな対応が、議員の果たす役割は大きい。また、みなさんには、きさくに、気楽にご意見をいただければとも思う。