コロナ対策など 川越市議会ワンチームで議会費減額予算案提出

 

ただいま開会中の川越市議会では市議会36名党派を超えて、議会費減額予算を市長に申し入れをした。

議員に支払われる政務活動費、常任委員会の視察旅費、海外視察旅費など500万円あまり。

これらの予算はコロナ対策や台風対策に費消される。

新型コロナ対策は見えない敵との戦いでもあり、与野党ワンチームで市民のために団結するということ、市民にとってはありがたい話だ。




パワハラを訴えたものの川目市議は退団処分に

読売新聞に「先輩議員からパワハラを受けた」とし大きな記事となった問題。

このパワハラを受けたと市議会議長宛てに再発防止を求める措置請求を提出した1期目の川目武彦市議(当時自民党川越市議団。現在は無所属会派)。

川目氏の訴えは自民党市議団視察研修の時のものだが、まずは川目氏、この視察研修を視察旅行と表現していることに違和感を感じた。さらに川目氏は議員になってから6か月の身。団内で教育されるべき立場であるだろう。

パワハラと指導についてはよくその境界線を議論されるものだ。

今回は自民党川越市議団、パワハラをしたとする吉敷賢一郎市議について「パワハラが特定されない」「措置請求書に経緯の部分が欠けあまりに一面的」とし、川目武彦氏を退団処分とした。吉敷市議にも「戒める部分もある」とし戒告がなされた。

メデイアにニュースが流れると、それからネット上でも話題になり、公的な身分の者には相当なダメージとなる。ましてや川目氏は弁護士という立場もあるから、善悪のイメージもなおのことだ。

政治家の質が問われている。「市民のためになるかどうか」を最優先にした言動行動、そして人間としての度量の大きさが求められていることは急務なのである。

 

 

 

 




市議会を身近に 川越市議会インターネット中継

自宅のパソコン、外出中でもスマートフォンやタブレット端末で川越市議会の中継を見ることができる。

川越市議会で検索。そして、画面「議会中継」をクリック。映像が出たら「再生」ボタンを押す。

画像などは鮮明さに欠けるところもあるが、リアルで市議と執行部(川越市)の応酬を視聴できることは大変画期的だ。議案書についてもPDFで確認できる。

「パソコンを立ち上げ、家で議会の模様を感じることができる。家事の合間に聞くことができる。よいシステムです。」というのは、足しげく議会に出向いていた主婦の弁。市民が総出で自宅でウオッチャーになることが良質な政治の始まりかも。 川越市議会に検索をかけてみよう!




川越市議会は正常化に 

15日、16日、19日と三日間空転していた川越市議会は正常化となり、今日から一般質問が再開。

文化財保護に共謀罪を持ち出した市議の発言をめぐって空転していた川越市議会。

自民党市議団以外の全会派から「自民党川越市議団に猛省を求める決議」が提出され可決をうけて正常化となったが。安倍一強のひずみが川越にも及んでいるのか?政治家の発言は重く、議場での発言、一般質問での発言は重大だ。

閉会された国会で、安倍総理が閣僚席から野次った姿を見て、おそらく自民党支持者ですら、がっかりしたに違いない。委員長が「閣僚席からの発言は控えてください」と注意もあった。

政党は国を動かす時なくてはならないが、地方レベルではどうだろう。もちろん党籍の有無がどうのではない。市議会では「まちづくり」優先。この決議を出すことのない方策はなかったのだろうか?なんとかならなかったのだろうか?自民党市議団も「反対討論」もしなかった。強烈な自民党支持者はいう。「しっかりしてほしいよ。国でのガタガタぶりでがっかりしていたのに。川越まで自信のない自民党とは!なんとしても信頼回復だな」と。別の自民党支持者は「テロ等準備罪(共謀罪)を持ち出した市議、いいんじゃない。だってこんなに世界がテロの被害にあって。だからこそ、こういう決議には自民党しっかり反論はしないと」。無党派の人は「議論がしっかりされなくて成立した共謀罪。一般質問での発言は不用意なのでは?」川越市民から今回のことは注目度が高い。

「もり・かけ」問題で後味の悪い処理をした安倍政権。安倍総理の顔からも清々しさが消えている。都議選を控え、まじめな活動をしている自民都議にはとんだ逆風。

2018年12月には衆議院任期満了、続いて埼玉県議会議員選挙、川越市議会議員選挙。国民、県民、市民のための政治がつつがなく進められるよう、議員さんには奮起してほしいものだ。




川越市議会 三日間空転!

市民に伝わっていないのが、川越市議会の空転。川合市長二期目もひどかった。平成27年に市議会改選、そして今年市長選も執行され、市議会議員も大多数が川合支持を打ち出し、円滑な議会運営が進むであろうと思っていたのだが。

6月議会 15日(木)16日(金)、一般質問で空転。議会が開会されないのだ。そして昨日19日(月)も空転。一般質問の中で国会の共謀罪を受けて、登壇者が文化財保護に必要云々と発言。それに一部議員が反発してというのが顛末。しかし、空転ということはいずれにしても市民生活のためにはならない。一体どうしたものか。政治力学の問題もあるのだろうが、市民生活第一の市議会だ。円滑な運営を望む市民の気持ちを反映した議会を熱望する。




ザ・地方議員 

国会では籠池問題でワイドショーが賑やかになっていた同時期、各市では三月定例議会が開催されていた。

川越市では、市議会開会中に共産党市議が人身事故の当事者になったことから一般質問の登壇は取りやめとなった。新聞の社会面に「川越市議が事故」と大きく記事が載った。きちんと事故として扱ったとはいえ、さぞかし、議員は神妙な面持ちで議会に臨むであろうという予想とは大きく違った。

言い方が正しいとは思えないが、議会慣れたその議員は、足を組んで腕を組んでの体勢。なんてことだ。お行儀悪すぎはしないか?

有名幼稚園にはじまり、小学校、中学校、高校とあらゆる受験を控える子供たち、もちろん保護者にいたるまでそのお行儀は点数を左右する。足を組み、腕を組み、居眠り?(ご本人は目をつぶって話を聞いていたという言い訳をするに違いないが)とはお粗末極まりない。

議員自らが襟を正すべき時、埼玉県で初めて市となった川越市。その議会のメンバーなのだから。ましてや女性議員なんだからちゃんとしなければならないはずだが・・・・

選ぶ側、有権者もきちんと議会ウオッチをしていくべき時でもあることは確かだ。

 




川越市議会傍聴 雑感 市民の声

20日に臨時議会。22日から三月定例議会が開催されている川越市。

20日臨時議会は暫時休憩。11時半から16時すぎまで休憩となった。

22日は定例会初日。10時に議会運営委員会が開かれるも暫時休憩。16時半に開会、日程が報告されて閉会となった。

暫時休憩。。。臨時議会を傍聴した市民からは「市議の覇気が感じられない。議場の議員もマネキンのように無表情。議会の内容を隣の市議に質問する市議の声が(もちろん私語)が傍聴席まで聞こえる。うーん。中核都市川越らしい議会を望みたい。選良(議員は市民がこの人ならと選ばれた人々)のステージである議会のはず。活気ある内容で円滑で有意義な議会運営を!」と声が届いた。

22日23日は休会。24日は議会運営委員会からスタート。3月2日から7日までが一般質問の予定。

24日といえばプライムフライデーのスタート日。午後3時に仕事は終了し、お買い物に家族との団らんに恋人との食事に余暇を有効利用する、安倍内閣の働き方改革の一環だ。国会も予算審議は月曜日に先送りするという鼻息の荒さというか、相当なてこ入れ。プライムフライデー。各省庁が15時終了の時に川越市議会、暫時休憩、ダラダラ運営では・・

議会がスタイリッシュな緊張感を保持するためにも、有権者は議会傍聴に行こう!

 




川越市議補欠選挙 来年一月、川越市長選挙と同日で実施

昨日最終日だった川越市議会。公明党の市議会議員が辞職した。中原町の奥貫真紀氏(52)。昨年平成27年4月の市議選で堂々11位で初当選を果たした新人議員。体調を崩し9月議会も欠席しており体調不良からの辞職。

本来ならば議員定数6分の1の議席に欠員、川越市の場合は6議席に欠員が生じた場合に補欠選挙となる。しかし、年明け一月末に川越市長選挙が任期満了で執行されるため、同日選挙として市議会補欠選挙も行われる。

次の市議会議員選挙はあと30か月後にやってくる。その日を目標に準備を進めている市議会議員候補予定者たち。今回の補欠選挙に挑むのか、今後の動きに注視したい。市長選挙と同時選挙となると現在のところ現職川合市長に対して、現職県議の父、元県議、元参議院議員の山根隆治氏が対抗するという一騎打ちの様相、この戦いに共産党候補が絡むのか?まだまだ混沌としている。市長選挙との市議会補欠選挙、ダブル選挙なので市議選以上の集票もしなければならない。さらに川合直結派、山根直結派となるのか。それとも市議補欠選挙は全くの別物で、3人も4人も出馬するのか。多くの人が市議会補欠選挙に出馬することは、川合氏にとっても山根氏にとっても新しい票の掘り起こしにもつながり、歓迎するのか?興味深いところだ。

市議選補欠選挙の当選しても、本選挙が厳しかったり、本選挙そのものに出馬すらできないという「川越のジンクス」も存在する、という市内事情通も。。

川越市も川越まつりの影に市長選挙、市議会補欠選挙を抱えて、高見の見物をする人からは「面白い日々」となりそうだ。

伊勢谷 珠子




傍聴に行こう!

川越市では、現在6月定例議会が開会中だ。6月2日からは一般質問。36名の議員の中で25名が登壇する。小林議員、片野議員、小高議員、三浦議員、吉野議員、岸議員、海沼議員、大泉議員、中村議員、小野澤康弘議員、樋口議員、明ケ戸議員、伊藤議員、近藤議員、川口議員、池浜議員、長田議員、今野議員、川口議員、柿田議員、奥貫議員、田畑議員、山木議員、矢部議員。

トップバッターは議長、議会運営委員長経験ある小林薫議員だ。

①川越観光の目玉である「川越まつり」その主役である山車修繕基金設立について」②「市長の政治姿勢について」

5月21日の新聞で川合市長の三選出馬を知った市民も多いはず。すでに元参議院議員の山根隆治氏(山根史子県議の実父)が「まだまだ燃え尽きていない」と市長選挙に出馬表明。来年一月の市長選挙は大変と思っている市民も少なくない。

また、川合市長と小林薫議員の議場対決はいままでさまざまな形で展開されていることもあり興味深かった。今回は小林議員が舛添東京都知事の公用車公私混同使用と政治資金の使い方についてをまず市長にただした。川合市長は「違法性はないと思うが妥当性はどうか」と答弁。また小林議員は庁内の内線電話で市長が後援会拡大役員会の出欠確認をしてきた、(開会日の5月24日と5月31日)。来年の市長選準備ではないか。内線使っての政治活動、選挙運動は問題ありでないかと言及したが川合市長は「問題なし」とさらりとかわした。

再登壇した小林議員は「議会への話もなく、プレスに三選出馬を話しするのはいかがか。36名の議員は常に情報を共有すべき。」と「議会ありき」の正当性を述べ、降壇した。

傍聴席には報道関係も含め20名あまりの傍聴者。議会傍聴は議員の市政に対する息遣いが間近で感じられる場。人口36万中核都市川越。埼玉県のシンボル的なマチを大きく前進させるかどうか、行政、議会の双方向のやりとり、百聞は一見にしかず。ぜひ傍聴に行こう!

 

 




公明党の躍進と意義 川越市議会

統一地方選挙から一年。川越市議会では議会人事が刷新。

議長には小ノ澤哲也氏(公明)副議長は関口勇氏(自民)が留任。議会運営委員長には桐野忠氏(公明)。

国の政治も自公政権。また地方政治のキャステイングボードを握り、首長選挙でも集票力が抜群である公明党。意義深い人事かもしれない。

また、公明党議員の学習力の高さと、フットワークの良さも地方政治において公明党の躍進を後押ししている。

川越市は七か月余りで市長選挙を迎える。三期目を目指す川合善明氏に対抗して、県議会議員・山根史子氏の父で元県議、元参議院議員の山根隆治氏が出馬を準備している。山根氏は史子氏の県政報告を手配りしたり、ミニ集会を開催。川合市長に「出馬する」と電話を。(川合市長のSNSから)。熾烈な前哨戦まっただ中となるこれからの議会運営。公明党の果たす役割は大きいかもしれない。

中核都市川越、議員数は36名の大所帯だ。このたびの異例ともいう関口副議長の留任にも市民の関心が高い。議長・副議長といえば、夫婦も同然、一対の夫婦雛で、正副同時に交代というのが慣例。また副議長の椅子というのも議員なら誰しもが憧憬するポスト。関口氏のこの一年間の議会運営、人間力のある議会の舞台回しぶり、機を見るに敏ともいえる政治手腕が高い評価をうけての留任なのか。

市民としては、「市民生活向上のための議会」なので、円滑な議会運営、大いに結構!と拍手を送るところだ。

氷川 まこと