夢をのせた観覧車が消える 川越まるひろ

かつてデパートは夢の国だった。川越まるひろはそのランドマーク。屋上の乗り物に乗って、サンリオで好きなもの、そして洋服を買ってもらって、1階のマクドナルドでシェークとフライドポテトを。まさに休日のお手本。

屋上の乗り物は、川越を望めるビューポイントでもあり、また来週も勉強をがんばろう!というこどものパワーのみなもと。こどもたちの夢と希望をのせて運行していた。

耐震補強にともない、そのまるひろ屋上遊園地が本日9月1日16時をもって閉業となる。

31日土曜日も想い出を再確認する人々が行列を作った(写真)

それでも昭和・平成のノスタルジーは人々の胸に永遠だ。




川越まるひろの想い出

「川越にいく」「まるひろにいく」というのは川越市外に住むものにとって「特別」だった。

マクドナルドがごちそうだった子供のころ、川越まるひろには「マクドナルド」「サンリオ」そして遊園地があった。祖母のやさしい笑顔とおこづかいで休日を過ごした。

まるひろの屋上遊園地「わんぱくらんど」が令和元年9月1日で幕を閉じる。

モノレールにのりながら「大きくなったら何になりたいの?」とよびかける祖母の声が懐かしい。

本日27日から5月6日まで観覧車にのった先着50組には観覧車をデザインしたトートバックがプレゼントされる。

孫をつれていこうか?川越まるひろに。




ふるさと埼玉朝市 明日7日 9時半から 川越まるひろ

第6回 地元再発見 ふるさと埼玉朝市が明日7日 9時半から11時半まで 川越まるひろで開催される。

出品団体は14店。川越市、川島町、深谷市、東松山市、坂戸市、北本市、長瀞町、三芳町、鶴ヶ島市、滑川町、本庄市、そして十文字学園女子大、秩父農工、埼玉農業女子。

フレッシュな地場産の夏野菜のほかご当地グルメも。

今JAの直売所はオープン前に行列ができるのが常という。明日まるひろでは各地の野菜などが一斉に軒を並べるので大変うれしいことだ。

荒天時中止する場合もあるので確認を。