川越の誇りを取り戻す!女性団体有志が立ち上がる。めざそう!!発足。

「私たちのための市議会をめざそう!!」(山口陽子代表)がこのほど政治団体として届け出をした。

今回の新井喜一元市議、樋口直樹市議、海沼秀幸市議が認定された市議会事務局女性に対するセクシャルハラスメント問題に対していよいよ怒れる市民50名が立ち上がった。

記者会見は12日行われた。副代表に名を連ねるのは川越在住の作家野村路子氏、peaceやまぶき代表の松尾美保子氏。野村氏はさいたま市から川越に移り住んだ。peaceやまぶきは文化で川越をもりあげようという団体で演劇、朗読、コンサート、創作展などの幅広い活動を展開している。

山口陽子氏は市長・川合善明氏を初当選以来ずっと支えてきており、2016年結成された「川越の未来を考える会」の事務局でもある。

「セクハラ問題が起きても女性議員が七名もいるのに行動を起こさない。行動すべき時になぜ?ボス政治いわゆるムラオサ政治が横行し、議員に活力がなく、市議会傍聴の市民がいるのにもかかわらず、市議会そのものに緊張感がない。議案一つに対する問題意識も感じられない。議会は市民のためなのに」と山口陽子代表。

現職優先といわれがちな市議会議員選挙。新井喜一氏の出馬の話もちらほら。当然のことながらセクハラ認定された樋口・海沼両市議も出馬?新人数名も後援会活動をスタートしており、「私たちの市議会をめざそう!!」からの候補擁立は台風の目になるか?

いずれにしても伝統ある川越。「いいこと」で全国報道は大歓迎だが、破廉恥報道では「伝統・川越」の名がすたる。2020年東京オリンピックは目前。海外の人は「ハラスメント行為」には敏感で嫌悪感が強い。川越のおもてなしの先頭を切る「市議会議員」の選挙まであと120日あまり。市民こそ高いアンテナをはって「市議会議員」を選んでいかなくてはならない。

 




一騎打ちの様相 川越市長選 

来年、平成29年1月15日告示 22日投票の川越市長選挙。現職の川合善明氏に対抗し、現職埼玉県議会議員山根史子氏の父、元参議院議員山根隆治氏が出馬するという一騎打ちの様相だ。

山根氏は昨年より、娘山根史子氏の県政報告とともに、自分の名刺をもって、各家庭を訪問。現在は「川越市政をガラッと変える市民の党」「ジャスト庶民派」を標ぼうし、市内で政策宣伝カーを使って、地上戦、空中戦を展開。

一方川合氏は、現職公務多忙もあり、自らが動くというよりも、後援会組織を使っての活動が主だ。

23日夜に行われた川合善明後援会拡大役員会には後援団体5団体を中心に市内全地域を網羅する20地区の代表がかけつけ、組織の引き締めを図った。来賓の中野英幸県議は「自民党も来月には推薦を出すと思うが、選挙は政党だけではない、市民の力が大切」福永信之県議は「公明党も全力だ。チラシ、リーフレットをもってみなさんで大きなうねりを創ろう」と檄同様の熱いメッセージを送った。

川越市議会からは自民党市議団(江田肇、吉田光雄、三上喜久蔵、関口勇、三浦邦彦、吉野郁恵、荻窪利充、岸啓祐、吉敷賢一郎、海沼秀幸)公明党市議団(大泉一夫、近藤芳宏、桐野忠、中村文明、田畑たき子)やまぶき会(新井喜一、矢部節、小野澤康弘、中原秀文、小高浩行)市民フォーラム(牛窪多喜男、高橋剛、伊藤正子)政晴会(川口啓介、明ケ戸亮太、樋口直喜)が推薦状を送った。山木綾子議員は「民進党からも、民進党市議団からも残念なことに推薦状は出せない、しかし、私は8年前の気持ち、初志貫徹。私の後援会組織、山木綾子を支える会からの推薦状をもってきた」と話した。

川合市長は「スタッフがかわごえGO!という名前入りのジャンバーを着用している。川越まだまだ元気を出していけるという意味合い。人口も35万突破し、まだ増加傾向、観光客も増加、2020東京五輪に向けて海外からの観光客も増加し、世界に向けて川越の魅力を発信するチャンスでもある。2022年には川越市政施行100年。どんどん伸びる川越のためにこれからもがんばっていきたい。財政調整基金で歳入歳出のバランスをとっているが、より工夫をして、その基金の捻出を図りたい。すべてに工夫して、利便性の向上と安心安全な川越を創っていきたい。相手候補は選挙の王道のもと戦っている、決してあなどれない。皆さんには緊張感をもって運動を展開してほしい」と前哨戦にふさわしく、声を張り上げた。

西村平雪後援会副会長のリードで「川越GO!」それに呼応する形で参加者が「川合でGO!」とエールの交換がされ、川合善明後援会拡大役員会は本選挙に向けて実質的な後援会活動がスタートされた。

市議会は共産党市議5名、民進党の片野広隆議員、無所属の小林薫議員、を除く議員が川合市政3選に向けて一致団結することになる。しかし、議員の数とその持っている票が川合支援に直接結びつかないこともセオリーなのが現実。中野県議、福永県議の危機感以上に本人川合市長がどれだけ危機感をもって、選挙対策本部をけん引していくかが今後のカギでもある。

三潟 正義

 




どうなる川越市長選 市長選挙まで4か月

解散のある衆議院議員と違って任期のある首長。川越のトップを決める市長選挙まであと4か月となった。

数日前、新聞折り込みに川合善明後援会ニュースが折り込まれた。出馬予定をしている山根隆治氏(元参議院議員)は娘である山根史子県議会議員の県政報告を持ち、総世帯15万世帯の半数は歩いたという情報も。

まさにがっぷり四つの戦いの構図である。また、市中には黒い紙、黄色い紙に川合市政の中で、ある企業が契約を独り占めしているのではないか?それは癒着?談合?といった内容が書かれたビラが二回にわたってまかれた。こちらはまさに「紙爆弾」。ことの真偽については市民の判断であろう。

川越市議会は議案の審議と議員からの質問が行われたものの大波乱はなかった。一方、市長の出馬表明をめぐっても、「議会はきいていない」という言葉が一人歩きしている。過去の政治状況をみると、市議会の一般質問登壇者が「市長の政治姿勢を問う!」という形の質疑に対して市長が「再選をめざします」「三選をめざします」という応え方をして、さあ選挙へ、というパターンだ。

いずれにしても、川越市議会は30日(金)最終日。市議会議員が直接的に「再選への意気込みは」と問わないのであれば、「私は来年の市長選挙に出馬します」と市長自ら宣言するのはどうであろうか?