川越市制施行100周年記念切手販売始まる

今年川越市は市制施行100周年。それを記念してフレーム切手が販売されている。

84円切手10枚で、切手も、その切手を囲むフレームも川越を代表する景色がちりばめられている。

限定販売なので、お早めに。(販売は川越、ふじみ野、坂戸、鶴ヶ島、富士見、越生、三芳、毛呂山、川島、鳩山のすべての郵便局。ネット販売では5日午前0時15分から受付開始)。

販売当日には川越川合善明市長に 西坂戸三郵便局 野口浩之局長より記念切手の贈呈がされた。




ブルーに染まる日 糖尿病を考える

11月14日は世界糖尿病デー。糖尿病治療のインスリンを発見したカナダの博士の誕生日にちなんで。

今年も川越駅西口ペデストリアンデッキがブルーに染まった。点灯式には川合善明市長や中野英幸代議士が列席した。

糖尿病予防には「歩くこと」や「野菜ファースト食事」(野菜優先で箸をすすめていくこと)などが推奨されている。野菜は一日350グラムがよいとされているが・・川越市広報にわかりやすいコラムがあったので紹介する。

お 温野菜(蒸して 煮て )

や 焼いて(フライパン オーブンレンジ)

さ サラダで

い 炒めて

野菜を食べよう!!

 




市制施行100周年の川越 来月市長選 一騎打ちか?

人口35万、埼玉県ではじめて市となった「川越」。2022年には市制施行100年を迎える。

来月17日には市長選が告示される(24日投票)。現在現職の川合善明氏に対抗し、1期目の市議、川目武彦氏が名乗りをあげている。市議会構成は36名。川目氏支援は2名。共産党、公明党は明言をしていないが、大多数は現職支持だ。しかし、市議の数がすべてではないのが、選挙の恐ろしいところだ。

前回川合氏に対抗した元県議渋谷實氏は川目支持で動いているとも聞く。

川合市長は当選した平成21年「多選自粛条例」を制定した。世の流れでもあり、「長期政権、権力は腐敗する」という考えだった。平成2年初旬から世界で猛威をふるっている「新型コロナウイルス・covid19」。このコロナで生活は一変してしまった。コロナ収束への手がかりもつかめいない。現在の第3波では医療崩壊という危機にさらされている地域もあり、自衛隊までもが派遣された。当然経済が回らない、飲食・観光のみならず、営業数字があがらず、疲弊する地域経済。この難局を乗り越えるには「私しかいない」と、川合市長は市議会に「多選自粛条例廃案」を上程した。

川合氏も川目氏も県立川越高校卒。川合氏は早稲田、川目氏は上智、ともに弁護士。年齢差は27歳。川目氏といえば、本庄保険金殺人事件の八木死刑囚の弁護士として国を相手どり「接見時間が短い」として賠償金を勝ち取ったということで、「人権派」なのであろう。2019年4月の統一選挙で川越市議に当選した川目氏。自民党市議団にはいるも、視察先で先輩議員に「パワハラ」を受けたとし、マスコミに告発したことも記憶に新しい。結果、自民党市議団は除名処分となっている。いわば「お騒がせ議員」でもある。

コロナ禍では、自治体トップのリーダーシップが問われることはこの1年で明らかになった。

市民の安心・安全を託す35万市民のトップにふさわしい人を決めるまで1か月余り。投票する側にも責任があると肝に銘じたい。

 

 




市長を囲んで本音トーク 4市民がスピーカー 川越ウエスタで。

11月4日金曜日 川越ウエスタで 川合よしあきと川越の未来を考える会(西澤堅・福岡一枝共同代表)主催による「川合さんと語ろう川越の未来(part1)知りたい、聴きたい、話したいまちづくり」が開催された。

会場は予定された150名を上回る市民が集まり、まちづくりへの関心の高さがうかがわれた。年代層もさまざま、夫婦連れ、女性同士といった人々。いわゆる「政治家のナントカ会」ではない空気。

川合市長が四名のスピーカー、アクテイブシニアの代表の松尾美保子さん(南古谷)柿澤日出夫さん(小仙波)、青壮年代表の小山義文さん(芳野)、子育て真っ最中のママ代表小林千明さん(南古谷)からの意見、質問、要望を受け止めた。

内容は①今の川越市についていいところ、悪いところ②観光都市川越2000東京五輪やユネスコ無形文化遺産登録勧告などを見据えて、そしてこんなものあったらいいなプロジェクトをフリートーク。会場参加者からの質問、笠幡地区の桑山さんも加わわりマチ全体を俯瞰した双方向対話となった。

中でも印象深かったものは、小山さんからの「川合市長だからこそできる、川合市長しかできないことを全面に押し出したプロジェクトをぜひ!」といったものだった。

川合市長も丁寧に質問に回答し、「市民の声こそまちづくりの原動力、川越はまだまだ伸びしろがあるマチ。大勢の市民の皆さんの声はぜひともまちづくりに生かしたい」とさらなる前進を固く誓った。

川合よしあきと川越の未来を考える会では、(略称・川未考 勝手連)では今後も多くの市民の意見を集約するための活動を展開していくという。




今年も熱気 県立川越高校 くすのき祭 ウオーターボーイズに長蛇の列

自主自立の校風、ノーベル物理学賞受賞梶田教授出身の県立川越高校。網の目の人脈も誇る。

県内有数の進学校でもあるが、水泳部がモデルとなった映画「ウオーターボーイズ」で文化祭であるくすのき祭は多くの人でにぎわう。夏の名残の熱い日差しの中、川越高校周辺に長蛇の列も。今年は整理券の配布がないが、事前にメデイアも取り上げ、多くのファンが公演を待つ。4日5日の両日とも30分の演技が6公演だった。

川越高校は外見を飾らず教養を身に付け、社会や人のために最善の努力を惜しまないことも教育されていくという。

川越駅東口などでは、チラシ配りに汗を流す学生を多く見受ける。将来はどんな形で社会貢献していくのか。「君のその努力は必ず報われるよ!長い人生、無駄なことは一つもないと古来からいわれているのだから!」と声をかけたくなる。さて近隣首長でも川越市長・川合善明氏、鶴ヶ島市長・藤縄善朗氏、坂戸市長・石川清氏、入間市長・田中龍夫氏も川越高校出身。そのあとに続く卒業生の未来も明るいと信じたい。




川は歴史を語る 第38回美しい新河岸川をめざして・河川浄化大会

昭和45年に設立、今年で46年目の新河岸川を守る会。新河岸川流域の自治会の住民ネットワークをさらに強固にすべく、今年も9月3日 やまぶき会館で 第38回河川浄化大会が開催された。

来賓メッセージ(抜粋)

川合市長「ごみのない河川保全は行政の力だけはムリ。地域住民のみなさんのボランテイアに感謝」小宮山泰子代議士「市民の皆さんの活動のひろがりを感じる。水循環基本法 立法に奔走した。水を守り、川を守り、うるおいを生み出すことも政治と考える」福永信之県議「台風9号、10号で被害にあわれた方にお悔やみとお見舞いを申し上げる。川越市も平成10年新河岸川と不老川があふれた。砂や岸町の方が船で避難された。その被害をうけて当時の土屋知事、中野清代議士が130億の予算付けをして調整池を作ってくださり、川越市水害の軽減となった。治水は政治家が。そのよい事例だ。」小林薫市議「流域自治会を地元とする市議は私一人。県政、国政ときちんとした連携をとって河川問題には取り組んでいきたい」

長年にわたって新河岸川を守る活動に尽力された方が表彰され、ステージはアトラクションコーナーに。踊り、コーラス、のど自慢各地区からの代表者35組が日ごろの練習の成果を競い合った。ゲストは今成在住の歌手・金子たかしさんは「俺のふるさと川越」を披露。また「新河岸川音頭」では各地区の踊り手さんもステージにあがりフィナーレを飾った。2016年エコチャレンジイベント認定された河川浄化大会。ゴミの各自持ち帰りなども実践された。

市民力は地域力。地域力の醸成は地域コミュニティあってこその範たる催しだった。




傍聴に行こう!

川越市では、現在6月定例議会が開会中だ。6月2日からは一般質問。36名の議員の中で25名が登壇する。小林議員、片野議員、小高議員、三浦議員、吉野議員、岸議員、海沼議員、大泉議員、中村議員、小野澤康弘議員、樋口議員、明ケ戸議員、伊藤議員、近藤議員、川口議員、池浜議員、長田議員、今野議員、川口議員、柿田議員、奥貫議員、田畑議員、山木議員、矢部議員。

トップバッターは議長、議会運営委員長経験ある小林薫議員だ。

①川越観光の目玉である「川越まつり」その主役である山車修繕基金設立について」②「市長の政治姿勢について」

5月21日の新聞で川合市長の三選出馬を知った市民も多いはず。すでに元参議院議員の山根隆治氏(山根史子県議の実父)が「まだまだ燃え尽きていない」と市長選挙に出馬表明。来年一月の市長選挙は大変と思っている市民も少なくない。

また、川合市長と小林薫議員の議場対決はいままでさまざまな形で展開されていることもあり興味深かった。今回は小林議員が舛添東京都知事の公用車公私混同使用と政治資金の使い方についてをまず市長にただした。川合市長は「違法性はないと思うが妥当性はどうか」と答弁。また小林議員は庁内の内線電話で市長が後援会拡大役員会の出欠確認をしてきた、(開会日の5月24日と5月31日)。来年の市長選準備ではないか。内線使っての政治活動、選挙運動は問題ありでないかと言及したが川合市長は「問題なし」とさらりとかわした。

再登壇した小林議員は「議会への話もなく、プレスに三選出馬を話しするのはいかがか。36名の議員は常に情報を共有すべき。」と「議会ありき」の正当性を述べ、降壇した。

傍聴席には報道関係も含め20名あまりの傍聴者。議会傍聴は議員の市政に対する息遣いが間近で感じられる場。人口36万中核都市川越。埼玉県のシンボル的なマチを大きく前進させるかどうか、行政、議会の双方向のやりとり、百聞は一見にしかず。ぜひ傍聴に行こう!