仙波で保護猫譲渡会 18日(土)12時から15時 

小江戸地域猫の会では18日(土)川越市仙波町1丁目 小江戸ストリートCLUB GEORGE(川越市仙波町1-12-38)で保護猫譲渡会を開催する。

川越市内、周辺で保護された猫ちゃんたち。

やさしい家族を探しているニャンコに会いにいこう。

注意することは、

駐車スペースなし。当日猫は連れて帰れない。譲渡条件あり。

猫のごろごろという喉の音は病気を癒すことでも有名。

高齢者施設ではアニマルセラピーをとりいれているところも。

多くの猫好きさんが集まることを期待!

連絡先 小江戸地域猫の会 090-9898-1523

 




猫の似合うまち川越・飼い主のいない猫を考えるシンポジウム盛会。

小江戸地域猫の会(早瀬綾子代表)は活発に活動を展開し、その熱意で行政も動きはじめている。

「川越市飼い主のいない猫の不妊・去勢手術に対する補助金交付制度」がその一つ。

また9月23日には川越ウエスタで「飼い主のいない猫のシンポジウム」が開かれ会場は150名を超える人々が熱心に成功事例に耳を傾けた。当日のゲストスピーカーは地域猫活動のさきがけ的存在のNPOねこだすけ代表理事の工藤久美子さん、NPO法人ねりまねこの亀山ご夫妻をはじめ、さまざまな地域で地域猫活動を成功させてきた人たち。

当日は長田まさき市議、いとう正子市議とともに弊社取締役・岡部いつおもゲストスピーカーをつとめた。

元埼玉県警捜査一課の岡部いつお取締役は動物虐待と犯罪が起きる関連性を語った。

地域猫活動は地域環境問題。市民生活の向上のため行政が地域猫活動に取り組んでいる事案、行政と市民とのパートナーシップの最前線の活動であること、目からウロコのシンポジウムとなった。

猫好きも野良猫が増えることは望みません。猫が迷惑な方ならなおのこと。動物愛護の観点からも「地域猫活動」のひろがりは時代のニーズでもある。




地域猫保護・川越でも大きな運動展開を カッパちゃん写真展

21日まで川越アトレ6階武州ガスギャラリー・ビーポケットで開催されている「いのちにやさしい地域猫写真展」。野良猫から地域猫、そして家猫になった練馬の「かっぱ」ちゃんの軌跡。また川越市ビン沼周辺の去勢手術ずみのマーカー(耳に切れ込みを入れる、その形状がさくらの花びらに似ていることからさくら耳とも)のにゃんこたちの写真がズラリ。

この企画は小江戸地域猫の会(早瀬綾子代表)が企画したもの。

地域猫は野良猫を捕獲し、去勢手術をし、地域で猫を飼っていくもの。野良猫の一生は4年から5年。猫らしい暮らしを応援したい、命の大切さを訴えたいという人たちの手により運動が展開されている。

「猫は放っておけば農薬でも食べて死んでしまう」などという乱暴な意見に心を痛めているという早瀬さんたち。去勢手術をして、むやみに野良猫を増やさないことは新しい形の駆除ともいえる。

隣接する上尾市では行政の理解も得られ、獣医さんたちも協力的。

川越市は中核市であるため、保健所なども県から権限移譲されている。「川越独自の地域猫対策を行政主導で、できたら」と早瀬さん。現在川越市内の中の自治会も運動展開に協力しているのは一つだけ。東京谷中は「猫の似合う町」として猫が観光の一翼を担っている。蔵造りのまちなみの横丁など川越と猫もマッチする。今後の運動に期待したいところだ。

 




地域猫写真展 15日から 川越アトレ6階

小江戸地域猫の会主催で「いのちにやさしい地域猫写真展」~野良猫カッパちゃんの軌跡~が15日から川越駅東口アトレ6階武州ガスギャラリー・ビーポケットで開催される。

野良猫として生きてきたカッパちゃん。地域猫活動推進地区練馬で、野良猫から地域猫へ、そして家猫へ。その軌跡を写真とともにたどる写真展。川越市内の地域猫の写真も同時展示。猫好きにはたまらない展示会。

8月15日から21日。10時から21時(最終日は16時まで)




いのちにやさしい川越市をめざして 市民立ちあがる

平成26年から活動を開始している「小江戸地域猫の会」(早瀬綾子さん)。

単なる「猫問題」というのではないのです。①「地域コミュニテイの回復」②「環境問題」③「命の大切さを学ぶ教育」ととらえています。と明確に話す早瀬さん。早瀬さんは川合川越市長のタウンミーテイングに参加し、行動を起こす。この熱意が今秋発行の広報川越第1350号に掲載されるきっかけとなった。猫を通じて地域のコミュニテイ関係をよりよきものにしていく。自治会単位で相談をもちこまれることも現在では増えた。

ノラ猫というとどんどん繁殖する、植木や農作物をいたずらする、糞尿をまきちらすなどイメージが悪い。しかし、視点を変えると東京谷中の猫や、仙台松島のねこ島、ねこ駅長など全国各地に「猫大使・にゃん大使」が存在している。2020東京五輪にむけて川越にも多くの外国からの観光客が増加するのは必至。早瀬さんは「動物愛護精神の高いイギリス人にもさすが!と思われるようにノラ猫ではなく地域猫に。ノラ猫の糞尿問題はオスの発情期の尿の臭いが特にひどい。これは環境問題とも言える。清潔な環境を不妊・去勢手術によって保持していきたい。電子脳、ゲームによって命の大切さが希薄になってきた。動物を通じて子供たちに命の重みも知ってほしい。」と考えは多岐にわたる。

川越市は中核市であり、市主導の「川越方式」が必要とされる場面が多い。早瀬さんを中心とした「小江戸地域猫の会」は市民・行政・ボランテイアの三者の協働で「人と動物が共生できる社会」を確立に向けて地道な活動をひろげている。2020東京五輪(ゴルフ競技開催は霞ヶ関カンツリー倶楽部)までに「川越市をいのちにやさしい街に」。「川越市に動物愛護推進員制度を創設」。目標・数値・期限をかかげて「小江戸地域猫の会」精力的に前進している。