公明党の躍進と意義 川越市議会

統一地方選挙から一年。川越市議会では議会人事が刷新。

議長には小ノ澤哲也氏(公明)副議長は関口勇氏(自民)が留任。議会運営委員長には桐野忠氏(公明)。

国の政治も自公政権。また地方政治のキャステイングボードを握り、首長選挙でも集票力が抜群である公明党。意義深い人事かもしれない。

また、公明党議員の学習力の高さと、フットワークの良さも地方政治において公明党の躍進を後押ししている。

川越市は七か月余りで市長選挙を迎える。三期目を目指す川合善明氏に対抗して、県議会議員・山根史子氏の父で元県議、元参議院議員の山根隆治氏が出馬を準備している。山根氏は史子氏の県政報告を手配りしたり、ミニ集会を開催。川合市長に「出馬する」と電話を。(川合市長のSNSから)。熾烈な前哨戦まっただ中となるこれからの議会運営。公明党の果たす役割は大きいかもしれない。

中核都市川越、議員数は36名の大所帯だ。このたびの異例ともいう関口副議長の留任にも市民の関心が高い。議長・副議長といえば、夫婦も同然、一対の夫婦雛で、正副同時に交代というのが慣例。また副議長の椅子というのも議員なら誰しもが憧憬するポスト。関口氏のこの一年間の議会運営、人間力のある議会の舞台回しぶり、機を見るに敏ともいえる政治手腕が高い評価をうけての留任なのか。

市民としては、「市民生活向上のための議会」なので、円滑な議会運営、大いに結構!と拍手を送るところだ。

氷川 まこと