星野光弘市長誕生 富士見市長選終わる

新人同士の対決となった富士見市長選挙。前県議の星野光弘氏(自民推薦)が元市議瀬戸口幸子氏(共産推薦)を16000票近くの大差をつけ初当選した。

市長選挙に先立って行われた埼玉県議会議員補欠選挙では自民推薦の吉野きんぞう氏が金子勝氏に敗れるということもあって、今回の選挙では星野陣営も引き締め、引き締めというムードで選挙戦を展開した。

星野氏の父、故星野勤吾氏は元県議。また川越市選出、中野英幸県議の母が勤吾氏の妹である。

星野光弘氏は市議から県議へ。また家業のかたわら青年会議所、商工会、PTAなど地域に根付いた活動を精力的にひろげてきた。

スピーチの名手であり、ショートフレーズで人心をつかむことが得意だ。ららぽーと進出で人があつまり、子育て魅力の人気急上昇の東武東上線、みずほ台、鶴瀬、ふじみ野3つの駅を擁する可能性を秘めた富士見市のかじ取りを、みつひろ流でどう切っていくか、今後が楽しみだ。また、富士見市、ふじみ野市は川越とのコラボレーションが不可欠な地域(衆議院小選挙区第7区)でもあり、中野英幸県議との息のあった政治力も期待したいところだ。

 




富士見市長選はじまる 新人一騎打ち 

前県議星野光弘氏と前市議瀬戸口幸子氏の戦いとなった富士見市長選挙。

市長選挙に先立ち行われた県議会議員補欠選挙は自民公明VS民進共産というよりも選挙慣れ!?選挙上手の金子勝氏が吉野きんぞう氏より、まさに一枚うわて。金子氏の圧勝となった。

星野光弘氏(自民推薦)市議3期、県議2期。県議会では文教常任委員長などの要職もつとめた。対する瀬戸口幸子氏は(共産党推薦)市議4期。

かつて所沢市長、越生町長が女性であったが、現在県内の首長は長瀞の町長のみ。そういったことから女性市長待望論もあるもののあまりに政党色が強いと首長選挙は戦いにくい。

中野清氏の著した本の中には「組織は99%トップで決まる」とあった。一昨日24日更新した当サイト「BBQくらかけ清流の郷」の記事でも紹介したが東松山市の事例もそうだ。森田光一氏の掲げる「東松山元気創造計画」も着実に花開き果実となっている。トップの手腕によって、まちは前進するか、停滞するか、後退するか、目に見える形で市民には伝わってくるものだ。@@市長になっても何も変わらないというのは「停滞」「後退」の証左だ。

リーダーシップとは?という設問に、ひとはどう反応するか。以前にも書いたかもしれないがナポレオンいわく「リーダーとは幸せを配る人」。

リーダーシップの定義は「太陽に負けない明るさで未来に希望を持てることを示し、実行できる人」と思うが、富士見市民の選択はいかに。