今行田が熱い 女性活躍の地となるか~

統一地方選で県内2番目の女性市長が誕生した行田市。行田市はさきたま古墳群・のぼうの城の舞台となった忍城、テレビドラマで人気を博した陸王では100年企業の力強さと足袋の街行田が描かれた。埼玉県名発祥の地と古代から続く歴史の街が行田。そのトップに、行田邦子氏が激戦を制した。こうだ邦子氏は参議院議員の経験もあるが、まさに行田にこうだというベストマッチが市民の心をつかんだ。

 

そして、このほど 行田荒木の(有)さつきケアサービス(高橋貴子社長)は32床の老人施設を50床へと増床した。高橋貴子社長は女性の細腕繁盛記を実践。立ち上げた故人となった貴子社長の兄上・豊氏を時折自分が経営する英語塾運営の傍ら、貴子社長は手伝っていたが、代表権を兄上から平成24年に受け継いだ。

貴子社長は、国・県の認定に果敢にチャレンジ。「なんでも頑張る」という貴子社長。チャレンジは大きな実を結んでいった。特に完全自社キッチンでの栄養士管理による食事提供は利用者、その家族から高い評価も。施設の周りには農園を。利用者が日々、生きる目的を感じられるようにという貴子社長の思いやりだ。

行田市にある「ものづくり大学」。貴子社長は学生たちの手を借り、施設を取り囲む塀を制作した。地元の学生たちのやる気を引き出すと同時に学んだ行田に自分たちの作品を残すという学生の気持ちを大事にする女性ならではの貴子社長の繊細な心遣いだ。

(有)さつきケアサービスは「職員定着の好循環。10年以上勤務の職員さん8割」という快挙も成し遂げている。今どの業界も人手不足。人と人が最も関わる介護業界にあって、人材確保は最優先課題。そのなかで職員定着10年以上ということはいかに働きやすい職場であることの証左。政治も経済も、女性活躍が注視されるなか、埼玉県行田の女性活躍に期待だ。

 

 




大汗会見の橋本市議へ 刑事の目

今井絵理子参議院議員と神戸の橋本市議との騒動はまだまだ幕は下りない。

橋本市議の妻から「4,5年前から婚姻関係は破綻していない。離婚の申出があったのは昨年の八月。」と反論。さらにあの大汗会見の前日、橋本市議は妻の弁護士に離婚届に捺印をしてほしいと、断られると妻の実家の両親に離婚届けを持ち、すぐにでも離婚してほしいと言ったとのこと。前代未聞の失礼千万なふるまいだ。

刑事畑に長くいた人に聞くとあの「大汗」がすべての証だという。捜査にポリグラフ(通称ウソ発見器)を使用すると多くの犯人は「大汗」をかくという。橋本市議は記者会見で「大汗」をかいたのは、多くのウソがあり、しかも会見前日にそんな暴挙に出ていたわけだからだ。

今双方の弁護士をたてて話し合いが進んでいる、また橋本市議は今井議員に対して損害賠償事件として訴訟の準備をすすめているというが、今井絵理子議員はこれでお咎めなしになるのか?「女性活躍」という安倍総理の鳴り物入りの政策の一翼を汚した形になった、豊田議員、今井議員、そして稲田議員。「だから女性はダメなんだ」というレッテル貼りは政治家だけではなく、働く人、地域で活躍する人、家庭でがんばる妻、母、娘、すべての女性にとってもなんとも苦々しいことだ。