コロナ禍の展示発表会 男のゆうゆう塾

名細公民館で行われている「男のゆうゆう塾」(斉藤誠代表)。今年はコロナ禍であり、例年の模擬店などの出店はないものの1年間の記録を展示する形で開催された。消毒、換気、十分なソーシャルデイスタンスなどコロナ対策も万全だ。

松山女子高書道部の「魂」という文字が目をひいた。工夫を凝らした展示は、培った多種多様の人生経験を持つメンバーの腕そのもの。さびしいけど、今は我慢の時。それでもがんばる男塾のメンバーに大きな拍手をおくりたい。




元気なシニアの地域デビュー 川越から埼玉へ、全国へ 男のゆうゆう塾

60歳定年、5年間の定年後の再就職期間を経た人でも65歳。今の60歳も65歳もそれ以上の年齢であっても、その行動力は年々たくましくなっており「アクテイブシニア」という言葉は言い得て妙だ。

「元気なシニアの地域デビュー」をテーマに「元気なシニア」のパワーをもっと引き出すため昨年12月21日(水)さいたま共済会館で、埼玉県と彩の国コミュニテイ協議会の主催により共助事例発表会が行われた。

事例発表者として登壇し、30分間にわたってパワーポイントを駆使し、熱弁をふるったのが斉藤誠さんだ。川越名細公民館事業としてスタートした「男のゆうゆう塾」(始動時は男の週末友遊学)。中高年の男性のための仲間づくりや生きがいがコンセプト。自主運営となって13年で講座数は300を超えた。講座終了後、講座内容を公民館で発表し地域の人から評価を受けるというから、講座に賭ける意気込みもすごい。今年も講座終了後の発表の機会「なぐわし友遊まつり」は川合市長や小野澤康弘市議もかけつけ盛会だった。

「いきがい」をもって毎日を生きる。それは年齢は問わないものだ。斉藤さんの地域活動はキラリと光っており、アクテイブシニアの範であることは間違いない。(写真一番右が斉藤さん)