深谷市民の渋沢栄一愛

深谷といえば「渋沢栄一翁」。深谷出身、深谷市民それぞれ、渋沢栄一にかける思いはすごい。

昨年は渋沢栄一翁生家「中ん家」に行く機会があった。説明してくださる方も熱っぽく「渋沢」について語ってくれたものだ。日本に初めて銀行を作り、公共の福祉にも数多く携わった。「論語とそろばん」すなわち、道徳経済合一説が持論だ。

写真は第一回渋沢栄一そっくりさんグランプリの模様だ。チャンピオンは市内の企業家、向井正義さん(左側)。

先日は深谷で事業を展開する30代後半の方に会う機会をもった。彼もまた、渋沢栄一翁を尊敬し、「住民が幸せになると、地域がよくなる。すると日本が活性化し、世界平和につながると思っている。未来はこどもたちに、元気な地域を遺すこと、それを念頭に事業展開している」ときっぱり。幼少期からすりこまれた「渋沢栄一翁への愛」を感じた。

来年のNHK大河ドラマは「青天を衝け」で渋沢栄一翁が描かれる。新一万円札の肖像にもなる渋沢栄一翁。ますます、深谷は活気づくであろう。




初代 渋沢栄一翁そっくりさんに向井正義さん(深谷)最高得票!

日本資本主義の父と称される澁沢栄一翁。このたび新1万円札の顔となることが決定。それを受けて深谷市小島進市長は澁沢栄一翁そっくりさんを3名人選。

澁沢栄一翁を彷彿させるシルクハットにタキシード、ステッキといういでたちの写真を掲示し、投票するという粋なイベントを企画した。期間は4月29日から5月6日まで。さらにその三名は実際に澁澤翁ゆかりの中ん家をそのスタイルで闊歩した。

結果向井正義さん(元深谷東ロータリークラブ会長・国際ロータリー第2570地区2017-2018ガバナー補佐)が最高得票で初代渋沢栄一翁に。

向井さんはそのルックスも澁沢翁らしいが、会社の経営者として「工夫」を重んじている。また地域社会への奉仕事業に対して、おもいやりとあったかい心で人間力で取り組まれていることも澁沢風だ。

今後の日程は未定らしいが、新1万円札発行の際にはまたこの渋沢栄一翁そっくりさんとして向井さんに光が当たることは間違いなしだ。

(画像は向井さんロータリー活動での挨拶風景)