令和初の国政選挙、明日投開票。

令和初の国政選挙。参議院議員選挙は17日間の戦いを20日(土)終える。

参議院は良識の府。解散がある衆議院と違って任期は6年。議員には高い見識が求められる。

また党派を超えて「議論」を深める、まさに「論戦」の場でもある。

埼玉選挙区は今回定数が1増となった。

6年前は自民の古川氏が100万票を獲得、それに公明の矢倉氏が約60万、みんなの党の行田氏が約46万で議席獲得。民主の山根氏が39万、共産の伊藤氏が35万で敗れた。投票率は約51%だった。

今回の顔ぶれは 自民古川氏、公明矢倉氏に、立民の熊谷氏、国民の宍戸氏、共産の伊藤氏、維新の沢田氏などが挑む。

選挙運動は選挙カーの街頭宣伝、駅頭のビラ、政権放送、選挙ハガキ、選挙公報、候補者のSNS,後援会に入会していれば電話での投票依頼があげられる。

どれだけの接触があっただろうか?個人的にはハガキで3候補から、選挙カーは2候補を確認、駅頭活動では1候補だった。これで投票を先をきめる基準には?ならない。

政治に情熱をもち、確かな政策で立派な人柄かどうか?いつもそれを考え投票しているが、今年の梅雨とおなじように、なんとなくもやもやした選挙であったが結果はどうなるか。

何はともあれ、投票にはいくべきだ。

 

 




良識の府 参議院へ。22日公示。参議院埼玉選挙区。

第24回参議院選挙が22日公示された。埼玉選挙区は3つの議席に対して主要政党自民、公明、民進、共産の四つの政党が争う形。現職は自民関口氏、公明西田氏、民進大野氏。定数1のところでは民進と共産など野党が統一候補を出しているが埼玉は定数3なのでそれにはあてはまらない。

4期目を目指す関口氏。県議から参議院へ。外務大臣政務官、総務副大臣内閣府副大臣、現在参議院自民党幹事長代行。総務副大臣時代の上司が川口市選出新藤義孝総務大臣。埼玉から地方分権地方創生をはじめていたコンビだ。自民一強の今、この選挙区は自公で2議席ということで、公明の西田氏を自民党が推薦。うまく票のすみわけができるか・・・

3期目を目指す西田氏。共産伊藤氏とデッドヒートという情報。慶応出身。ということで早稲田慶応出身者を中心に支持母体創価学会票以外の票の掘り起こしを展開。また首長選挙、衆議院小選挙区では自公の選挙協力は必須であり、自民党推薦を看板に、自民党員にも浸透を図る。

2期目を目指す大野氏。祖父は川口で名市長。自身も国際奉仕団体ライオンズクラブのトップもつとめたことから民進とはいえ、旧保守票にも食い込む。全国的に民共の選挙協力が進む中、先般のテレビ討論会でも「共産」とは・・というスタンスがかいまみられる。民主党から民進党へ。どう票をとりまとめるのか注目だ。

共産伊藤氏。選挙カーには「安倍暴走政治」という文字が躍る。真っ向からアベノミクスを否定する。地方議員選挙で勢いづく共産党。どこまで票をのばすか。

70年ぶりに選挙法が改正され、18歳19歳の新有権者は全国で240万人。初日の演説会場では制服姿の高校生が熱心にメモを取る姿も。新有権者には「投票に」行ってほしいと思う。自分の目で自分の心で選んだ候補者が当選するのか。当選後はどう活動しているのかをチェックし続けてほしい。

夫婦間の一番の危機は「無関心」といわれる。政治も同じ。「無関心」こそ一番いけない。法治国家日本。きちんとした法律で守られ、日々の平穏な暮らしができるのも、首長、地方議員そして国会議員がいてこそ。政治があってこそだ。二院制の日本。衆議院と参議院で国の方向性が決められていく。メデイアから、街頭演説から、候補者の配布する資料から、選挙公報から、情報を入手し、そして「投票」へ。今日23日からは期日前投票も可能だ。自分の意志を「投票」で表すべきだ。