どんな手段をつかっても  

衆議院が解散した。

民進党は実質的に解党した。前原民進党代表は「どんな手をつかっても安倍政権を倒す」昨夜述べた。

「どんな手段をつかっても」。。国民ウケはよいはずがない。表現が悪い。「どんな手段」とはあまりよいイメージではない。せめて「あるゆる知恵を結集してウルトラCを生み出す」と言ってほしかった。

いまや「安倍政権の大義云々」ではなく、希望の党と民進の合流の謎解き合戦がさかんだ。

有権者は冷静な判断をもとめられる時だ。

埼玉7区。自民分裂は中野英幸県議が不出馬となり回避された。しかし小宮山泰子氏は希望の党組。小池百合子党首は選挙戦略、イメージ選挙の天才。ネット選挙解禁で候補者のセンス、熱意が瞬時に見たいときに24時間いつでも、スマホから、モバイルから、パソコンからチェックできる時代だ。小宮山泰子氏と小池氏のコラボが、安倍政権の一翼を担う神山氏にどう対戦するか?中野代議士誕生を熱望する川越市民に神山氏はどう行動するのか?投票日は来月22日。埼玉7区は注目選挙区である。

 




いよいよ明日 安倍総理会見 夜には柴山代議士がテレビ生出演

安倍総理が明日25日会見をする。28日召集する国会冒頭解散に向けての会見だ。

2014年12月衆議院議員選挙から3年弱。いつ解散してもおかしくない状況下で民進党はガタガタ、新党は準備できていない、選挙は当然かもしれない。「なぜ解散?」という声もある。しかし、北朝鮮からミサイルを撃ち込まれ、きちんと防衛、外交をするには腰を据えての政治が必要だ。

25日22時からのBS放送日テレ「深層ニュース」に埼玉8区選出柴山昌彦代議士(筆頭副幹事長)が出演する。緊迫する北朝鮮情勢、経済財政政策、消費税、社会保障などなど主な争点を軸に何を訴え戦うのか、キャスター・ゲストの徹底討論がみものだ。

川越・富士見・ふじみ野埼玉7区。選挙区は自民党神山氏、比例復活で民進党小宮山氏の二名の現職が存在。ここで、川越から自民党代議士をという声をうけて中野ひでゆき県議が出馬準備をはじめた。自民党埼玉県支部連合会は神山氏で公認申請。一転注目選挙区になってしまうのか?ここ数日は目が離せない状況だ。




中野ひでゆき県議 県政を多いに語る 川越小江戸ロータリークラブで

川越小江戸ロータリークラブ(山本庄一会長)で中野英幸県議が埼玉県政の果たす役割など見えにくいといわれる県政を大いに語った。中野英幸県議会議員は川越ロータリークラブの会員でもある。

中野ひでゆき県議卓話要旨

埼玉県議会に挑戦したのは49歳の時。父清は市議会、県議会、国政とお世話になっていた。安倍総理から「国政選挙に直接挑戦したら」という話をいただいた。しかし、自民党埼玉県連は世襲制禁止というルールがあり、「県議会」で学ぶという方針をとった。県議になって「わかりやすい政治」「信頼と絆の政治」を念頭に行動してきた。今年の参議院から新有権者が18歳からになり、18歳以上の若い有権者に政治のしくみを教えたり、彼らの意見を聞く政治をこころがけている。世襲の問題は一代で終わることではなく、つないでいくことに意義があり、歌舞伎も職人も商店も企業もそうであり、政治の世界に限ってというのは?

ロータリー活動については「仲間を大切にすること」「公平公正」「I SERVE」など一緒に活動する中で肌で感じており、すばらしい活動と思う。

県の仕事は見えにくい部分もある。道路、河川、環境、境のないものが県の仕事。昨年は埼玉県議会企画財政常任委員長という役目だった。埼玉県全般の予算を決めていく立場でやりがいがあった。また県議会議員としては観光条例、商店街活性化条例など議員条例の制定に汗をかいた。

東京2020はゴールではなくスタート。未来を作っていくスタートにすべきだし、次の時代の川越への礎になると確信している。35万都市の未来を見据えて大きくとらえ、大きく考えることが大切。35万人以上の人口を擁することができるように自立した川越、多様性(ダイバーシテイ)のある川越をみなさんとともに創っていきたい。多様性は地域の活性化の役割をも担っている。百万都市川越のため、スピーデイな対応が、議員の果たす役割は大きい。また、みなさんには、きさくに、気楽にご意見をいただければとも思う。

 

 




国民政党自民党 埼玉県連政経フォーラムには3000人

14日浦和ロイヤルパインズホテルで「自民党政経フォーラム」が開催された。県選出の国会議員、埼玉県議会自民党県議団が出迎える中、市議団、関係団体、自民党員3000人を超える人々が会場を埋め尽くした。

17時からは現在話題のオリンピック組織委員長、元内閣総理大臣 森喜朗氏による「リオから東京へ」の講演。会場にはいりきれない人々は第二会場、ロビーに設置されたモニターで森氏の講演に聞き入った。内容はオリンピックにとどまらず、豊洲問題など東京都政まで言及。予定の一時間を超える熱弁でも足元ふらつくことなく、「さすが早稲田出身ラガーマン」との声も。

懇親パーテイでは今年の夏の参議院選挙・関口昌一参議院自民党幹事長代行を支えたの戦友同士が旧交をあたためるシーンもあったり終始なごやかムードであった。また県内からは多くの首長も顔をみせ、地域に根付いた政党、国民政党自民党の底力を感じた。

自民党埼玉県連会長・新藤義孝代議士は「埼玉日本に責任を持つのが自民党。皆さんの思いは私たちの勇気に変えていく。自民党埼玉県連は地域の声に耳を澄ませ国・県・市町村議員が一本の太い流れになって密接に連携、必要な政策を国政中枢につなげ確実な実現を果たす」と語った。

また自民党本部選挙対策委員長の古屋圭司衆議院議員も来賓としてかけつけた。古屋氏は「衆院選はいつあってもおかしくない」と。先ごろまでは9割方、年明け解散総選挙を予想し走り始めた各衆議院議員だったが、ここのところなんとなく、解散風も凪いでいた。しかし、政治は生き物、トランプ新政権発足、17日には日米首脳会談、外交手腕の安倍総理が本領発揮し、信頼関係をうまく構築し、ついでロシアプーチンとの会談も成功、そして解散というカードも「アリ」なのかもしれない。

写真は川越選出中野英幸県議と弊社取締役岡部逸雄。




星野光弘市長誕生 富士見市長選終わる

新人同士の対決となった富士見市長選挙。前県議の星野光弘氏(自民推薦)が元市議瀬戸口幸子氏(共産推薦)を16000票近くの大差をつけ初当選した。

市長選挙に先立って行われた埼玉県議会議員補欠選挙では自民推薦の吉野きんぞう氏が金子勝氏に敗れるということもあって、今回の選挙では星野陣営も引き締め、引き締めというムードで選挙戦を展開した。

星野氏の父、故星野勤吾氏は元県議。また川越市選出、中野英幸県議の母が勤吾氏の妹である。

星野光弘氏は市議から県議へ。また家業のかたわら青年会議所、商工会、PTAなど地域に根付いた活動を精力的にひろげてきた。

スピーチの名手であり、ショートフレーズで人心をつかむことが得意だ。ららぽーと進出で人があつまり、子育て魅力の人気急上昇の東武東上線、みずほ台、鶴瀬、ふじみ野3つの駅を擁する可能性を秘めた富士見市のかじ取りを、みつひろ流でどう切っていくか、今後が楽しみだ。また、富士見市、ふじみ野市は川越とのコラボレーションが不可欠な地域(衆議院小選挙区第7区)でもあり、中野英幸県議との息のあった政治力も期待したいところだ。