喜多院の杜に響く歌声 2018第九の夕べ開催

第13回 第九の夕べin喜多院は10月8日(月)開催された。

第九の合唱が野外で行われることは珍しく、喜多院の大伽藍を背に市民の声が一つになってみごとなハーモニーをうみだし、大きな感動の宵となった。

会場を提供する喜多院、自治会、そして市民ボランテイアの協力もこのイベントを支えてきた。

喜多院住職塩入秀和氏挨拶。「歌う人、聴く人。お互いにエネルギーを蓄える場となればいい。今NHK大河ドラマ・西郷どんは江戸城無血開城。このあと彰義隊と新政府軍の戦い、いわゆる戊辰戦争で上野寛永寺は堂舎を焼失。そこで喜多院にあった薬師堂を解体し上野に移築し再建。これが今の上野寛永寺の本堂。ぜひ、上野にいったら喜多院由来である上野寛永寺をお参りしてほしい」。

上野寛永寺と喜多院の絆を感じた第九の夕べ。文化芸術はひとを感動させ、ひとを成長させていく。