さすがドクター!埼玉のイメージアップにも。沖縄エピソード。

沖縄の高校生が那覇空港行きのモノレールの中でお財布を落としてしまって落胆していたところに声をかけ「6万円」もの大金を渡した男性。高校生は叔父の通夜に向かうところだった。

信用して、自分の連絡先をも知らせずにお金を渡した男性はスゴイ。

その後、沖縄の高校生はこの親切なおじさんを探すために新聞社に相談した。

新聞社はネットニュースにも流し、医者仲間から知らされた男性は猪野屋博さん。

イムス三芳総合病院(埼玉県三芳町)の脳卒中脳神経内視鏡センター長、脳神経外科医だった。

平成から令和にかけてのこのハートフルなホットニュースは心が和んだ。

沖縄で再会した二人。高校生は「6万円」を返し、手作りの「感謝」という文字を彫った文鎮を送った。

医師という仕事がらを思っての文鎮・ペーパーウエイトを作った高校生のセンスもあっぱれだ。そして医師は高校生崎元颯馬さんに「お財布」をプレゼントした。猪野屋先生なんとも粋ではないか!

そして失くしていたお財布も現金もそのままで戻ってきたという。本当に日本は良い国だという沖縄エピソードだ。

ドクターには治療以外でもお付き合いをする機会がある。猪野屋先生同様、人柄がにじむ先生が多い。えらぶらない、自分のことよりも他人重視、そして落ち着きある紳士淑女。医は仁術という言葉そのものを感じるのだ。