スマップ解散 それぞれの道へ

所沢のユネスコで踊り歌っていた子供たちはおとなになった。場所は確か「アイドル共和国」だったか?

友人が「あのこたちはジャニーズでもちょっと違うのよ。絶対日本を代表するわ」と連日声援を送りに行っていたことが思い出される。彼らはスマップ。一人が川口オートの選手になるといって、脱退し、6人が5人になったものの、ピンでドラマでは主役をはれる、正真正銘の大スターとなった。

スマップの歌声は日本人の心をつかんだ。彼らの成長とともに、起業したので、彼らのヒット曲にその時の自分を重ねることもできる。「世界に一つだけの花」は友人が結婚式で合唱してくれたメモリアルソングでもある。

昨年暮れからグループには亀裂がはいり、賛否両論飛び交った。夫婦間もそうであるがこの亀裂の修復はむずかしい。「割れた茶碗のひびは戻らないよ。水がもれてしまうんだ。だったら新しい道を選んだほうが二人の幸せだ」と人生の達人が離婚の相談を受けながら話している姿がフラッシュバックする。スマップ五人、歌い踊ることはチーム戦、もつれた心でキレのあるダンス、心の琴線にふれるハーモニーを生み出すことはできない。熱い戦いがくりひろげられているリオ五輪でもその種目のチームジャパンの団結力こそが活躍の源、見事なチームワークあってこその勝利だ。

スマップ解散、それぞれの道へ。彼らの出した答えに、そして、彼らの進む道に大きな拍手を送る。時代のシーンを作ってくれた感謝の気持ちをこめて。




リオ五輪 男子柔道銅メダリスト 羽賀選手の鋼の精神はここに 川越笹田道場 

今朝12日の午前五時すぎ(日本時間)川越笹田道場出身の羽賀龍之介選手が一本勝ちで銅メダルを勝ち取った。昨夜22時からはじまった男子柔道100キロ級。羽賀選手は堂々と鋼の精神で戦った。準々決勝で指導で敗退し、敗者復活戦を制し、三位決定戦で寝技を決めた。

重量級のメダルは16年ぶり、今回監督をつとめる井上康生選手以来のまさに日本柔道の悲願でもあった。

羽賀選手については、弊社サイトでも数回記事掲載をしている。今日も喜びに湧く、羽賀選手が初めて柔道の畳を踏んだ笹田道場、笹田裕先生を訪ねた。

「今朝日テレのスッキリで大きくとりあげていただいた。テレビのインタビューでもお話ししましたがとにかく、親御さんの育て方が素晴らしい。羽賀選手の父上の紹介でうちの門を叩いた龍之介選手は当時5歳。笹田道場では厳しさを、自宅では柔道の話をせず、自由に。龍之介選手はものおじしない子供という印象。うちの道場では、まずは礼儀と挨拶。そして笹田道場の基本、左組み、内股、払い腰を5歳から3年半みっちり練習した。父の転勤に伴い神奈川に転居することになり笹田道場とは離れても、オリンピックを目指した父、また兄と龍之介選手は、ことあるごとに交流を深めてくれた。一家でお世話になった人を忘れない、感謝することを忘れないということを親御さんが身をもって示していることが今の時代にあって素晴らしいと思う。勝ちたいという気持ち、そしてセンス。まさに心技体のバランスあっての日本代表、そしてメダル獲得につながっていると思う。ステップアップすると違う世界が見られるので、さらなる高みをめざしていってほしい。」と笹田裕先生。

道場には羽賀選手の写真資料がズラリ。また今日は新聞社も取材に訪れる笹田道場。次なる東京五輪に向けて川越ゆかりの選手の活躍、羽賀選手の鋼の心を養った、羽賀選手の柔道への扉を開いた道場の存在、川越市民としても慶事この上ない。

 

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セレブな宵はビアお座敷で

連日猛暑日が続いている。リオ五輪の熱闘とあわせて、心も体も脳みそもハイ状態だ。日が落ちて、夜空に月がかかっても気温が下がらない。暑い!川越では川越東口のアトレでも川越丸広でもビアガーデン。ビアガーデンもいいけどビアお座敷は?

八月末まで小江戸川越を代表する料亭山屋では「ビアお座敷」を開催。

川越の豪商、横田五郎兵衛さんの迎賓館だったお屋敷。建物、奥深く緑濃い庭は季節を問わずそのたたずまいが心を凛とさせてくれる。残照から宵にかけて、蝉時雨と回り廊下と縁側、そしてビア。極上の夕涼みだ。

料亭料理を先附、造り、お椀とコンパクトに。その三品と生ビール1杯で2500円。江戸文化のしつらえの中での価格では十分なお得感。

このイベントは今年で3年目。山屋を知る人、知らない人、打ち水が目にも涼しい、玉砂利と敷石の玄関をくぐるチャンスがそこに。

平日17時から。事前予約必要。まずはお電話で確認を。049-224-0048

http://ryotei-yamaya.com

 

 

 




愛ちゃん感動をありがとう リオ五輪卓球シングルスベスト4

卓球女子シングルス福原愛選手、メダル獲得はならなかったが、日本国中に感動を与えた。

3位決定戦で北朝鮮の選手カットマンとの対戦、1セット奪取したものの本来の福原選手のペースをつかめぬままゲームセット。福原選手は3歳から、卓球台に顔をちょこんとのぞかせるくらいのおチビちゃんのころからメデイアに取り上げられた。小学生、中学生、高校生、大学生と国民にその成長の姿をみせつつ、オリンピックには4回出場。高校時代は青森山田高校に在籍。今回のインタビューで「青森の名産、津軽塗のように自分のプレーも分厚くなってきた」とコメント。青春を見守ってくれた津軽地方に心を寄せる姿は、「愛ちゃんは素敵な大人の女性」を内面からにじませる証左。

卓球は頭脳のスポーツであり、どの競技もそうだが、メンタル面を鍛えないと「その先」にすすむことはできない。小学生中学生高校生と同じ卓球の小さい白いボールを追った経験者として、あの卓球のトレーニングが受験の時も、社会に出てからの「心」を試される時も、バックボーンになっていることを断言できる。

愛ちゃんの一球、一球に集中する姿は、日本中に感動の風を起こした。そして、愛ちゃんの小さなガッツポーズとともに上げる「サアー」の声は日本中にワクワク感・オリンピックモーメントを広げてくれた。

リオ五輪の競技はこれからも続く。日本中が心一つに「日の丸チームジャパン」に熱い声援を送る日が続く。これからの日本を背負う若い世代には「乗り切る精神力」のすばらしさもあわせて感じてほしいものだ。




羽賀龍之介選手!(川越笹田道場)いよいよメダル目指してGO!

ブラジル・リオデジャネイロ。日本との時差は13時間。連日の「がんばれニッポン」声援で一億総寝不足の日々だ。競泳、体操、重量上げ、柔道、卓球、ラグビー、カヌー等々。それぞれのアスリートたちが懸命に流す汗は美しい。

川越ゆかりの選手たちの出番もこれから。11日22時からNHKで放映される柔道100キロ級に羽賀龍之介選手(川越笹田道場)が出場だ。羽賀選手の記事には弊社サイト2015年12月8日 2016年4月5日に掲載。

すでに羽賀選手の柔道への道を拓いた川越笹田道場(笹田裕道場主)にはマスコミの取材が。

笹田道場主は「日テレ・スッキリ、TBS・あさチャンの取材クルー対応に追われています。オリンピックブランドの力をあらためて感じています。昇級検定目前で選手たちの指導をしながら、心はリオに。羽賀選手の活躍は道場で学ぶ選手たちのモチベーションをさらに高めています。今夜からはじまる羽賀選手の挑戦に心からの応援よろしくお願いします。」と語った。(タイトル写真も笹田先生提供)

http://raibow-net.saitama.jp




祭の本質を探る 倭国曳山行事祭り文化研究会

国指定重要無形民俗文化財「川越氷川祭の山車行事」。川越まつりの正式名称だ。

タイトル写真は川越氷川神社。

今年も10月15日16日に開催。絢爛たる山車、郷愁をそそる囃子と巧妙な舞。川越まつりは市民力の結集の場でもある。

川越市内在住の人が中心となって「倭国曳山行事祭り文化研究会」(小坂部雅利代表) が定期的に学びの場を設けている。このほど川越ホテル三光では「日本の神社と祭」をテーマに定期講演会が開催された。

講師は民間の古代史・民俗学の研究における第一人者、山田玄敏久氏(同会の神事祭礼研究部理事)。祭文化研究会は「祭の意味を民俗学まで掘り下げ祭の本質、文化を探求する」というもの。熊谷うちわ祭、飯能まつり、といった県内から、東京、茨城、静岡、神奈川、愛知、大阪岸和田だんじり、京都と、当日は「祭文化を探求しようという」真摯な思いをもった人々が熱心に講演に聞き入った。

運営幹事の齊藤弘一さんは「日本の文化、芸術は歴史を紐解けば、北回り、シルクロードを経て日本に伝わってきた。歴史的観点を知って、まつりを楽しむ。そんな発想から倭国曳山行事祭り文化研究会が発足し活動が続いています。知れば知るほど神と祭、歴史と祭、奥深いですよ」と話している。

「川越氷川祭の山車行事」の国の重要無形民俗文化財指定には、中野清元厚生労働副大臣が先頭に立った。中野元代議士が著した本「川越を愛し国政に尽くした菓子屋と政治家の八十年」の中に「川越氷川祭を愛する市民一人ひとり、囃子連や町衆、各町内、川越市、市観光協会など多くの力が結集したからだ」とある。市民力の醸成なくして「祭」は継承されないし、とその街の歴史、バックボーンなくして「祭」は語れない。

現在「江戸時代の川越藩の歴史的遺産をユネスコ世界遺産に」という動きもある。そういった中での「倭国曳山行事祭り文化研究会」の果たす役割は大きなものだ。

 




サンバ ボサノバ 聖火台 次なる東京五輪へ

リオデジャネイロ五輪が開幕。開会式はリズムが躍るブラジルらしさを前面にした開会式だった。

サンバのリズムで参加者が躍る、ボサノバの代表曲「イパネマの娘」の大合唱で会場が響く。

また日本選手団の入場は日本国旗とブラジル国旗を振って。この演出は「気配りの民族・日本人」ならではであるし、大きな夢を抱いてブラジルには多くの日本人が移住した友好の歴史の証でもあった。(かつて歳末のNHK紅白歌合戦の時、ブラジルからの中継は恒例だった)。参加選手のまとう制服のさまざまな色が場内を埋め尽くし、フィナーレはブラジルカラーの黄色とグリーンが会場を彩る。

そして開会式のメインは「聖火台への点灯」。太陽の国ブラジルらしく、聖火と太陽の見事なコンビネーションだった。リオ五輪の聖火台は環境に配慮し、小ぶりだった。「地球の未来を考える」というコンセプトでもあるらしい。

さて、1964年の東京五輪の聖火台はものづくり埼玉川口で制作された。鋳物の街川口の本領発揮。東京ロータリークラブが寄贈した。

2020東京五輪、聖火台の位置が検討中だ。聖火台は五輪のシンボル、開会式の華。早急な決定を待ち望みながら、今回も「ものづくり埼玉、川口の鋳物」であったら!と願う。




リオ五輪開幕 がんばれ川越ゆかりのアスリート

いよいよリオデジャネイロオリンピックが開幕。東京オリンピックまでカウントダウンでもある。

市役所や川越駅東口などに川越ゆかりの選手の名前が横断幕でズラリ。

弊社サイトでも以前、笹田道場出身の柔道羽賀選手をとりあげたが、川越ゆかりの選手にはひときわ大きな声援を送ろう。がんばれニッポン!がんばれ川越アスリート!

川越ゆかりのアスリート放映時間。

6日(土)午前中NHK 民法 開会式

11日(木)BSNHK 9:55から 男子200メートル背泳 金子雅紀選手(川越市出身)

NHK  22:00から 柔道100キロ級 羽賀龍之介選手(川越笹田道場出身)

12日(金)TBS9:00から  男子背泳決勝

テレビ東京深夜1時45分から(12日から13日にかけて)

男子陸上競歩 松永大介選手(東洋大学)

NHK深夜3時から(13日早朝) 柔道決勝

13日(土)TBS 7:00 陸上男子400メートル ウオルシュジュリアン選手(東洋大学)

日テレ 19:00から 陸上男子100メートル 桐生祥秀選手(東洋大学)

14日(日) フジテレビ 7:00から 陸上男子400メートル準決勝

NHKBS 7:50から 陸上男子1万メートル 決勝

設楽悠太選手(東洋大学OB 箱根駅伝選手)

15日(月)フジテレビ 7:15から 陸上男子100メートル400メートル決勝

17日(水)テレビ東京 7:15から 陸上女子走り幅とび 甲斐好美選手(川越市出身)

18日(木)NHKBS 8:30から 陸上女子走り幅とび 決勝

21日(日)NHKBS 15:00から 近代五種 朝長なつ美選手(川越南高校出身)

深夜3時15分から(22日早朝)

男子マラソン 北島寿典選手(東洋大学)石川末廣選手(東洋大学)

22日(月)NHK7:30から 民放 正午から 閉会式

メダルもいいけど、がんばる選手は私たちに感動と力を与えてくれる。いよいよ熱気!リオ五輪の夏がはじまる。

 




エビ、エビ、エビ 創作ラーメン湧光 

ラーメン激戦区川越。ラーメン通の知人が「今ここにしかいかない」ときっぱり言い切っていたことで興味をもって暖簾をくぐる。

お店の改装、オープンから注目をしてはいたが、なかなか足を運ぶことができなかった。

松江町交差点 うなぎのいちのや斜め前「湧光」。

知人は醤油をすすめていたものの、入り口にあったポップから鶏ガラエビ塩ラーメンを注文。なんとオマールエキスも別皿にある。エビ好きにはたまらない、エビエビエビだ。

あっさりとしたスープがとてつもなく熱い。ラーメンはスープの温度が命。

あっさり感の中にエキスを感じる、塩味の聞いたエビ塩ラーメン。ラーメンなのに創作料理の域。

昨年の10月オープン。スタッフさんのホスピタリテイがしっかりしている。店長渾身のラーメンをより一層おいしく召し上がっていただきたい気持ちが全身からあふれている。

不愛想な店員に湧光さんスタッフを手本としてトレーニングしたいくらい。「あなたをお客様として店に入れてやってる感」はゼロ。一味違ったラーメンと一流のおもてなしにリピーターは多いはず。

「去年の10月、川越まつりの前にオープン。おまつりの時の人波はすごかった。あれからもうすぐ一年。おいしいラーメンを川越の人に、または川越を訪れる人に召し上がっていただきたい」と店長談。

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地域猫写真展 15日から 川越アトレ6階

小江戸地域猫の会主催で「いのちにやさしい地域猫写真展」~野良猫カッパちゃんの軌跡~が15日から川越駅東口アトレ6階武州ガスギャラリー・ビーポケットで開催される。

野良猫として生きてきたカッパちゃん。地域猫活動推進地区練馬で、野良猫から地域猫へ、そして家猫へ。その軌跡を写真とともにたどる写真展。川越市内の地域猫の写真も同時展示。猫好きにはたまらない展示会。

8月15日から21日。10時から21時(最終日は16時まで)