25年ぶり優勝 広島カープと川越

プロ野球、セントラルリーグで25年ぶり7度目の優勝を決めた。

25年前は山本浩二監督のもと、その前は79年、80年、84年とリーグ優勝、日本一、常勝赤ヘル軍団、広島カープ。当時に監督は古葉竹織氏。「耐えて勝つ」を旗印に智将として知られた人。

古葉氏は、現在東京国際大学野球部名誉監督。2008年、東京新大学野球連盟春季リーグで優勝に導いた監督でもある。かつて、広島カープには津田恒美という炎のストッパーという異名をとる名投手がいた。津田投手は脳腫瘍を発症し、32歳という若さで亡くなってしまった。津田投手の愛息大毅君は当時3歳か4歳。父の面影を追い野球の道へ。古葉氏を慕って東京国際大学野球部に入部。プロ野球選手になることはなかったが、今回のカープ旋風の中ではメデイアに取り上げられ、父恒美氏のメモリアル記念館を運営する旨を恒美氏を彷彿させる顔だちで、語っていた。

小江戸川越に存在する「東京国際大学」にこんなドラマがあり、広島カープとの縁を考えながら、野球ファンの一人として、広島に広がる笑顔の渦をほほえましく感じた。




みなさんご注意! 仙波町3丁目で深夜浴室の窓を開ける事件

9月9日午前二時頃、川越市仙波町3丁目で、入浴中の女性を狙って、浴室の窓を開けられる事件が発生している。

犯人は15歳から20歳くらい。黒い色のTシャツと白のボーダー柄ズボン着用。

入浴中は窓を閉め、鍵をかけるなどの自己防衛が大切。また、不審者が住居の庭に侵入しないように足音が聞こえる、音がでる玉砂利などを敷き詰めるのも一つの方法。感知ライトも有効的。

三潟 正義




高畑裕太さん不起訴 示談成立

あっけなく幕が下りた。弁護士のコメントは「合意性があり、たとえ裁判となったとしても無罪を主張」というものだった。

密室でのこと。殴り、張り倒し、無理やりの暴行ではないと弁護士は判断し、高畑さんも我に返って冷静にその場をフラッシュバックさせて、弁護士に自分の主張を述べたのであろう。

今までの騒ぎは?

高畑さんもお母さんの淳子さんも大きな社会的制裁をうけたのだ。憶測、推測でさらにひと騒ぎはかわいそうだ。

こういう事件の時、善対悪の図式を軽々に論じてはならないという教訓を覚えた人も多いはずだ。

三潟 正義




川越を守る! 振り込め詐欺犯人逮捕

振り込め詐欺の犯人から狙われる川越。

9月5日、孫を装い、「会社に投資するために借金をしてしまった。お金を用意してほしい」という電話が数回はいった。このことに一緒にいた長男が不審に思い、警察に連絡。警察官が付近を警戒した。そこに犯人が現金を受け取りに来て、逮捕された。犯人は22歳の風俗店店員だった。

親族を名乗るものから、「携帯電話を落とした。番号が変わった。」「風邪をひいた、明日病院にいく」「肺炎になり病院に来ている」と切り出し、「小切手のはいったカバンを置き忘れた、弁償しないと」という電話。こういう電話は要注意。親族を名乗ってもこういう話には詐欺を疑い警察へ。今回の事件も、不審な電話にいち早く気が付きいた長男の対応が被害を防いだ。

家族の絆、地域の絆で「振り込め詐欺」撲滅を。

三潟 正義

 




ラスター彩 加藤幸兵衛氏 川越で展覧会

1800年代に江戸城本丸の御用窯となった初代加藤幸兵衛氏。 六代の加藤卓男氏は正倉院三彩の技法の復元、幻といわれたペルシア陶器ラスター彩をも復活。その功績から人間国宝となった。 当主七代目加藤幸兵衛氏がこのほど、川越丸広・広彩会会場で「甦るラスター彩・七代加藤幸兵衛展」を開催した。

七代目幸兵衛氏は世界でただ一人のラスター彩技法の継承者といわれる。また、「ラスター彩里帰りプロジェクト」を展開。イランで失われた技法を日本で復興、そしてそれをイランに持ち帰り現地で展覧会を開催というプロジェクトはテレビでもドキュメンタリーで放映された。 会場には鮮やかな幸兵衛ブルー。厳密にはペルシアンブルーといわれる水と生命を象徴する色は、西アジアで生まれ、イスラム黄金期に隆盛を極めた。平成の世に並ぶペルシアンブルー、エキゾチックなラスター彩は会場内でもひときわ、光彩を放った。(ラスターとは英語できらめき、光沢の意味。)

七代目幸兵衛氏は現在、ご子息亮太郎さんをはじめ、お弟子は20名以上。中には幸兵衛氏を慕い、先述の「ラスター彩里帰りプロジェクト」の縁から、遠くイランより技を磨くために来日している大学教授も。父卓男氏とともにペルシア陶技の深奥に迫るべく歩んで五十年の七代目幸兵衛氏。色彩、文様、独特の幸兵衛カラーで幅広い層にファンを持つ七代目幸兵衛氏。

弊社サイト7月14日記事の「ラスター彩に会いに」もぜひ、ご参照を。

写真は幸兵衛窯にひっそりと並んでいた幸兵衛ブルーキャット。




川越を守る! 川越署から 不審者情報

9月5日 18時半頃、今成2丁目地内 下半身露出 (45歳から55歳 小太り、ポロシャツ、メガネ)

9月5日 19時50分頃 月吉町地内 女性に卑猥な言葉を投げかける (20歳から25歳 155センチ やせ形黒いポロシャツ、黒縁メガネ)

といった不審者が出没しています。川越を守るのは市民の目で。

 




盛況だった Jリーグチェアマン 村井氏凱旋講演 

Jリーグチェアマン 村井満氏がこのほどウエスタ川越で 「地域にプロスポーツがあること」(豊かなスポーツ文化の発展を目指して)をテーマに講演した。

主催は早稲田大学川越稲門会、西部浦高会。村井氏は川越市出身。「尚文昌武」の理念の県立浦和高校に進んだ。勉強もイベントも部活動もがんばる浦和高生そのものにサッカー部に所属。ゴールキーパーを務めた。早稲田大学法学部で学び、リクルートへ。人事担当部長もつとめた。「人」と「組織」のツボを熟知している。「努力が報われるのではなく、人が努力したことが報われる」が村井氏の持論。企業経営で培った手腕でJリーグを力強く牽引していくことは間違いない。村井氏の90分間の熱弁は地元霞ヶ関地区から、浦和高校OB,早稲田大学OB、サッカー関係者そして、往復はがきで申し込んだ市民に大きな感動を与えた。

西部浦高会は現在約600名、早稲田大学稲門会は現在250名以上が在籍している。縦のラインはあらゆるネットワークを生み出し、「同窓」は人と人との距離をぐっと縮める力をもっている。

主催者側は「村井氏のまさに凱旋講演。サッカーが大好きな村井さんがこのことによって、同窓の絆が深まることはうれしいこと。時代を担う人材がこのあとに続くことを願っている。この講演会は、OBがいろんな角度で手伝い、練り上げ、企画、実行した。この縦と横の糸の織り成す成果も貴重だった。」と手放しで喜んでいた。

なお、このあと 9月10日 公益財団法人 日本体育協会に主催による「Jリーグ百年構想と総合型地域スポーツクラブ」をテーマに村井氏の講演会が開催される。浦和駅東口コムナーレ9階。入場無料。

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川越署から 行方不明者の発見ご協力について

昨日午後5時頃、川越市仙波町2丁目付近から76歳の女性がわからなくなっています。 特徴身長140センチ、やせ形、髪型はショート白髪まじり茶色。白半袖Tシャツ、白黒チェックのエプロン、ズボン、茶色の運動靴。 見かけた方は 川越署まで 049-224-5721 防犯交通安全課まで




今年も熱気 県立川越高校 くすのき祭 ウオーターボーイズに長蛇の列

自主自立の校風、ノーベル物理学賞受賞梶田教授出身の県立川越高校。網の目の人脈も誇る。

県内有数の進学校でもあるが、水泳部がモデルとなった映画「ウオーターボーイズ」で文化祭であるくすのき祭は多くの人でにぎわう。夏の名残の熱い日差しの中、川越高校周辺に長蛇の列も。今年は整理券の配布がないが、事前にメデイアも取り上げ、多くのファンが公演を待つ。4日5日の両日とも30分の演技が6公演だった。

川越高校は外見を飾らず教養を身に付け、社会や人のために最善の努力を惜しまないことも教育されていくという。

川越駅東口などでは、チラシ配りに汗を流す学生を多く見受ける。将来はどんな形で社会貢献していくのか。「君のその努力は必ず報われるよ!長い人生、無駄なことは一つもないと古来からいわれているのだから!」と声をかけたくなる。さて近隣首長でも川越市長・川合善明氏、鶴ヶ島市長・藤縄善朗氏、坂戸市長・石川清氏、入間市長・田中龍夫氏も川越高校出身。そのあとに続く卒業生の未来も明るいと信じたい。




川は歴史を語る 第38回美しい新河岸川をめざして・河川浄化大会

昭和45年に設立、今年で46年目の新河岸川を守る会。新河岸川流域の自治会の住民ネットワークをさらに強固にすべく、今年も9月3日 やまぶき会館で 第38回河川浄化大会が開催された。

来賓メッセージ(抜粋)

川合市長「ごみのない河川保全は行政の力だけはムリ。地域住民のみなさんのボランテイアに感謝」小宮山泰子代議士「市民の皆さんの活動のひろがりを感じる。水循環基本法 立法に奔走した。水を守り、川を守り、うるおいを生み出すことも政治と考える」福永信之県議「台風9号、10号で被害にあわれた方にお悔やみとお見舞いを申し上げる。川越市も平成10年新河岸川と不老川があふれた。砂や岸町の方が船で避難された。その被害をうけて当時の土屋知事、中野清代議士が130億の予算付けをして調整池を作ってくださり、川越市水害の軽減となった。治水は政治家が。そのよい事例だ。」小林薫市議「流域自治会を地元とする市議は私一人。県政、国政ときちんとした連携をとって河川問題には取り組んでいきたい」

長年にわたって新河岸川を守る活動に尽力された方が表彰され、ステージはアトラクションコーナーに。踊り、コーラス、のど自慢各地区からの代表者35組が日ごろの練習の成果を競い合った。ゲストは今成在住の歌手・金子たかしさんは「俺のふるさと川越」を披露。また「新河岸川音頭」では各地区の踊り手さんもステージにあがりフィナーレを飾った。2016年エコチャレンジイベント認定された河川浄化大会。ゴミの各自持ち帰りなども実践された。

市民力は地域力。地域力の醸成は地域コミュニティあってこその範たる催しだった。