行ってみよう 志木の富士山

志木の田子山冨士塚。この1月、国の重要有形民俗文化財に37年ぶりに指定された。

富士山信仰は浅間神社などで身近に点在されてはいるが、志木の田子山はなかなかのものだ。

明治5年に築造されたお山は、約8・7メートル。御胎内もあるのだ。これから7月には山ひらきが行われる。頂上からは富士山も眺められる。ポストコロナではマイクロツーリズム(60分圏内)も人気という。

東武東上線志木駅下車徒歩20分。ウオーキング最適の志木田子山冨士塚に行ってみよう。




川越はだんごのまち 2 東照宮開運だんご

きょうのおだんごは仙波東照宮の開運だんご。こってりしたしょうゆと焦げ目、そしてコシの強いおだんご。今の時期は紫陽花が美しい。石段をのぼると神々しいお社が仙波東照宮。東照宮参拝、紫陽花見物とおだんごをぜひ。




小池百合子さんとガラスの天井

都知事選が始まった。小池知事再選濃厚の顔ぶれだ。

埼玉都民(住所は埼玉だが、都内に通勤している人)や、小池世代の女性でも意見は二分。

「小池百合子さん、かっこいい!」という声と「小池さんはアレルギー起こす」という人。

好きも嫌いも超えて、小池さんの発信力にはいつも感心させられる。アナウンサー出身とはいえ、

原稿を読むだけのアナウンサーとは違って、どう表現すれば人の心をつかむかの見極めは天才的。

女性の政治参加には常に「ガラスの天井」はつきまとう。「ガラスの天井」とは80年代、女性が腰かけ就職から男性と同じような立場を得られる就職にむけて、総合職という言葉が生まれた頃と時を同じくしてアメリカを発祥として使われはじめた。「目にみえないが確かにある障壁」の比喩だ。男性優位の社会や組織にあってステップアップを目指す女性にたちはだかるもの。特に日本、政治の場では際立っているかもしれない。その証拠に、女性の首相を日本は生み出していない。

小池さんに日本のリーダーをゆだねようとは思わない。しかし、権力に媚びる手法と言われる小池さん。

孤軍奮闘「ガラスの天井」を打ち破ってきたことも事実だ。静かな都知事選、投票日は7月5日。




狭山茶の魅力

 

鶴ヶ島 長峰園三代目 長峰秀和さん。坂戸さつきロータリークラブで卓話講師をつとめた。

stay home 国際奉仕団体であるロータリークラブも活動自粛。6月10日二か月ぶりの例会、新茶の季節、お茶の抗菌作用とのことで、卓話講師に長峰さんを招へいしたという。

長峰秀和氏 講話要旨

「長峰園では、年間64000キロ生産し、それを1年で売り切る。茶木のストレスを避けるよう生育している。全国のお茶生産、静岡は33400トン、鹿児島は28000トン、埼玉は450トンと生産量ではすくないが、味はいい。お茶は中国から僧侶によってもたらされた。天台宗の僧侶の移動ともにタネが広まったとされ、河越茶が生まれた。戦国時代に、狭山丘陵で育まれていることから狭山茶と名前が変わった。狭山茶は作って、売る、消費地の中の産地という特異な性質。全国でも珍しい。生産と消費が分かれていることがポピュラー。狭山茶業振興協力会では味の狭山茶物語・カテキン編をイラストで冊子を作った。カテキンの抗ウイルス作用などを解説。一日・毎日3杯以上飲み続けることがさらに効果が増す」。

コロナ共存時代に日本人の古来からの知恵の一つ、日本茶・狭山茶の魅力を再確認。長峰さんのリーダーシップで狭山茶の六次化産業もすすみ、その一例が「狭山抹茶フィナンシェ・狭山抹茶レーズンサンド・狭山抹茶五家宝・狭山抹茶生チョコ」といった狭山茶スイーツ。時代を生き抜く工夫を聞き、勇気をもらった。

 




簡素化になったものの 東京五輪は待ち遠しい

昨日、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会 森喜朗会長が「オリンピックは簡素化へ、単なるお祭り騒ぎにしない」とし、IOCからの了承を得たと報告した。

新型コロナで延期になった東京五輪。埼玉県でも競技が開催(バスケットボール・サッカーがさいたま、射撃が朝霞・新座・和光で、そしてゴルフが川越)される。川越市内でもオリンピックフラッグがはためき、カウントボードや、競技地をアピールするあの手この手の工夫が凝らされている。(写真はクレアモールのクレアパーク花壇に設置された看板)

とにかく無事に開催できること、熱望・待望だ。




コロナ対策など 川越市議会ワンチームで議会費減額予算案提出

 

ただいま開会中の川越市議会では市議会36名党派を超えて、議会費減額予算を市長に申し入れをした。

議員に支払われる政務活動費、常任委員会の視察旅費、海外視察旅費など500万円あまり。

これらの予算はコロナ対策や台風対策に費消される。

新型コロナ対策は見えない敵との戦いでもあり、与野党ワンチームで市民のために団結するということ、市民にとってはありがたい話だ。




新緑の小川で猫まみれ 猫木版画 高橋孝夫さん個展 

小川の酒蔵青雲併設レストランギャラリー玉井屋で、「猫・ネコ・ねこ」の木版画展が開催されている。

作家は高橋孝夫さん。湘南・藤沢市在住で圏央道・関越道をへて、小川の街を個展会場とした。

「ユネスコ世界遺産の細川紙が木版画に最適なんです。版画は何回も何回も版を重ねます。だから丈夫な細川紙ですね。東秩父の版画フォーラム和紙の里ひがしちちぶ展に埼も2012年出品しました。今回は青雲玉井屋(火水休 11時から14時半まで)小川町駅前のギャラリーレストランエシカル(月休・10時半から20時)の二会場で30日まで開催です。ギャラリーのお休みに気をつけてお越しください。版画モデルのネコは実在ですよ。ネコは可愛ければよいのです。」と高橋さん。

高橋さんはネコ好きならではの猫の姿態を繊細に表現。令和元年第60回記念日本版画会展・東京都知事賞を射止めた「烏兎忽忽 Ⅱ」は中国の故事 太陽には三本足の烏、月には兎が棲むといわれ、転じて月日のこと、忽忽は忙しくあわただしいこと、を表し、大きなネコの回りにネコの一生を。ネコの幼少期から晩年までがなんとも愛情たっぷりに表現されている。(写真)




川越はだんごのまち その1

川越にはおいしいお団子屋さんが点在。

今回のご紹介は「もとやだんご店」(川越市元町1-8-1)店休日は木曜日。

焦げ目がそそるしょうゆだんご。

一見みたらし風でもある。

やわらかだんごは、世代を問わず人気だ。




撲滅!特殊詐欺。

全国民一律10万円特別定額給付金の申請がはじまり、ますます、特殊詐欺には気をつけなければならない。

特別定額給付金については市役所から送付される申請書を郵送で返送することだけあり、申請にともない、市の職員が自宅を訪ねることも、電話からATMの操作を促すこともない。

カード詐取の詐欺もあとをたたない。

埼玉県警でも水際対策(高齢者のATMでの高額引き出しなどへの声がけ)のほか、受け子取締りも強化している。挙動不審、カラダに合わないスーツ姿、携帯電話の通話をやめないなどの人間については声がけ、職務質問を積極的に行っている。

地域でも、みかけない人や、上記にあてはまる人物がいたら、地域の目で監視をしていくべきだ。

年金支給日15日も近づいてきている。




新茶の香りでお手紙は? 日本郵政と長峰園がコラボ

色は静岡、香りは宇治よ、味は狭山でとどめさす。日本三大銘茶のなかでも味よしの狭山茶。

そのなかでも長峰園のお茶は川越では札ノ辻に出店し、川越マダムの間では大人気。「長峰さんのとこのお茶」というと、「頂戴」「頂戴」の大連呼。

今回日本郵政と長峰園がコラボレーションして「狭山新茶レター」を販売している。

5月に製造したばかりの狭山新茶。出来立ての時期にしか感じられない新茶の香りとともに手紙を。

定型郵便物サイズの真空パック包装紙(アルミ箔)のなかに新茶がはいっており、袋外側には一筆欄。

販売価格は250円。袋には84円切手を貼って、ポストへ。

あの人に狭山新茶とこころのこもった一筆を送ってはどうだろう。

販売郵便局は 川越・富士見・ふじみ野・鶴ヶ島・坂戸・鳩山・毛呂山・越生・川島・北本・桶川・上尾など。問い合わせは日本郵便(株)関東支社・郵便・物流営業部。048-600-1043まで