国語力を磨こう

草加で痛ましい交通事故が起きた。お子様をかばった母親が亡くなってしまった。父親である人が「運命と思っても・・」と声をつまらせた。 この「運命」。どう読むか。「さだめ」だ。しかし、テレビのテロップは「定め」と流していた。「さだめ」を漢字変換すると「運命」とは出てこない。漢字変換に頼る国語力低下そのもの。

以前に当時の総理、麻生太郎氏が「未曾有」を読めなかったということで論議された。今回も安倍氏の「云々」の読み方が指摘されている。これらはおそらく原稿の下読みが完璧ではないことから起きるケアレスミス。しかし、一国の首相なのだから、緊張感をもって答弁にたってほしい。稲田防衛大臣、金田法務大臣の「言葉」に対する慎重さが足らないことから、安倍内閣への不信に、支持率低下を招くかもしれない。

「川越氷川祭の山車行事」がユネスコ無形文化遺産になったのは昨年晩秋のこと。全国各地の「山、鉾、屋台行事」にプラスされての形で。それを簡単に「川越まつり」がユネスコ無形文化遺産となったと放送で、文章で書かれることに生粋の川越市民、川越の歴史を熟知している人、川越氷川祭の真髄を知る人は嫌な気持ちを持つという。

ネット社会から自らが、いとも簡単に発信者になれる世相となった。きちんとした国語力のない(積み重ねた訓練、幼少期からの読書習慣、常日頃の自己研鑽ができてない)発信者のメッキはすぐにはがれるし、その行間に知識のなさがにじみ出てしまうことはいたしかたない。




酒蔵に音楽の神様降臨 今日11日 14時半から 坂元昭二コンサート

今回で4回目となる坂元昭二コンサート。小江戸蔵里で今日11日、14時半から行われる。

お酒の神様が宿る酒蔵とアコーステックの優しいギターの音色はよく合う。

50名の限定コンサート。ゲストにチェリスト、小松舞衣さん。

今回いけなかった人は次回のチャンスを。

 




市民のために誠心誠意!川合市長初登庁。

8日、午前8時半。市役所前には市民の姿多数。川合善明市長の初登庁だ。

市職員も整列。支援者の女性から次々と花束が渡された。女性の力は選挙に不可欠。

川合再選の原動力か?市議は関口副議長、小高浩行議員、伊藤正子議員の姿があった。

用意されたマイクの前で川合市長は「大差で勝ててありがたい。市民のために誠心誠意働きたい。

またいただいたご支援を糧に市民のために全力で働きたい」と語った。

東京2020も目前。霞ヶ関カンツリー倶楽部の定款細則が安倍総理も取り上げるなど騒がしいが

山積みの政治課題に取り組む川合市長。8年前に「市長の任期は3期12年」と公約した。集大成の4年となるか?また次の時代への布石はどうするのか。市民としては目が離せない。




酉年の巨大絵馬 山村学園高と市立第一中美術部合作

川越八幡様の通り。例年通行人の目を楽しませてくれるのが巨大絵馬。

今年は山村学園高校と川越市立第1中学校の美術部の合作だ。

それぞれの筆致がイキイキとしている。

中学生らしく高校生らしく。

ぜひ、ご覧あれ!




振り込め詐欺には日ごろの用心が大切。

1日、市内にこんな電話が「当店でクレジットカードでお買い物をされましたか?」。相手は有名百貨店を名乗るもの。続いて全国銀行協会職員を名乗るものが「どちらの銀行をお使いですか?残高はいくらですか?」。

ピンときたAさんは、電話を切り、警察に通報した。Aさんは子どもにも連絡をし、状況を説明した。Aさんの対応力こそ、振り込め詐欺から自分を守る防衛策の基本だ。有名百貨店、全国銀行協会など信用されやすい団体を名乗る電話は要注意だ。電話の主は市役所職員、銀行、弁護士、警察官など多種多様。まずは電話を切る、そして、子どもや家族、信頼できる人に相談。これを心がけていきたい。




テレビでも紹介 南田島の足踊りがウエスタで 明日4日(土)

川越を扱うテレビ番組の勢いは衰え知らず。

その中で目をひく文化、南田島の足踊りは市指定の無形民俗文化財。

明日4日土曜日ウエスタ川越で上演される。間近で足踊りを見られるほか、体験もできる。時間は13時半開場、14時開演。ウエスタ川越(川越市新宿町1-17-17 049-249-3777)リハーサル室。入場は無料。




川合市政3期目へ。

川越市長選挙・市議会補欠選挙が終わった。

投票率の低さ。30%を切るということは10人に7名以上が投票しないということ。選挙前からビラがまかれ、街宣車がうろうろしたりしたことも投票率の低下となったか?

集合住宅はポステイングしやすく、親切な管理人がいるところは住民がビラチラシをすぐ捨てられるようにクズ籠などが置かれている。今回川合市長の糾弾ビラはクズ籠に満杯となったが、川合市長の市政報告については捨てられていなかった。これが民意かと推察していたが得票数も現職県議をトリプルスコアで離した数となった。

開票結果

市長選挙  川合よしあき 56597 渋谷實 16188 本山修一 11726 無効票 1127

市議補選  栗原みつはる 27911 守屋ひろこ 25718 岡部いつお 25694

無効票6237

ここで注視したいのが、共産党元県議の得票数の25000超。市長選挙で共産党系の本山氏が得たものは11000余り。14000票も上乗せ。川合・渋谷保守陣営から14000票流入したことだ。

政治通は言う。「次の衆議院にむけての民進・共産・共闘の成果かもね」。おそるべし。

そして市議補選の無効票6237票も大きい。通常市議選で3名が当選する票数だ。「市長候補の名前が書かれていたのでは?」「ある政党は白票投票となったみたいだ」「業界としては白票とすべきではないかと一部の人間が触れ回った」といろんな噂がたっている。

いずれにしても統一地方選挙まで二年、さまざまな政治状況をはらんだ川越市。それというのも、統一地方選挙前には衆議院解散総選挙。統一地方選挙・県議選挙は公明福永氏は引退の年齢。渋谷氏の出馬は??出馬の顔ぶれが大きく変わる可能性も。そして4年後の市長選。川合氏は市長の任期は3期12年と8年前に公約。すると次の時代の首長はどうなるのか?市民としては無関心ではいられない。

伊勢谷 珠子