流行を追う

春の陽射しを浴びると買い物にでかけたくなる。これは女性の本能かも。

すると、テレビでも雑誌でも「今年の流行は・・・」という言葉が飛び交う。

流行は回帰するとも言われて、60年代、70年代、80年代とすこしづつリニューアルしつつその年の「スタイル」が発表されていく。

しかし、シャネルもエルメスもルイヴィトンも、最高級ブランドの「定番」は永遠だ。何年たってもその「スタイル」は変わらない。ガブリエルシャネルは「流行と言われることは好まない。シャネルはスタイル。流行は移り変わるがスタイルは永遠」と名言。

流行を追うことも大切。ひいきにするヘアアーテイストさんは職業柄本当におしゃれ上手。彼女は「流行は追わない。」自分のスタイル、定番を大切にしながら、「今年風」をどこかに取り入れる。パリの街角が似合うおしゃれさんだ。今年は少しは見習いたいと思う春の午後である。

菅原擁子




衆議院定数配分 埼玉は1増

衆議院の定数配分。「身を切る改革」として議員定数の削減は国民との約束。

小選挙区6減、比例区4減。これは与野党すぐにやる。という方向で進んでいる。

「アダムズ方式」を採用して選挙区を見直す。これは国勢調査とともに議員の数を検討する。もっともな話だが、削減される地域の政治家は戦々恐々。しかしながら、政治家であったなら私利私欲に走ってはならないので、身を切る改革に大きな旗をふる旗手になるべき。

埼玉県は人口急増地域として、削減ではなく1名増員に。その選挙区がどうなるかひそひそ話があちこちで。

合併にともなうさいたま市の無理な選挙区の整理には好機かもしれない。東上線沿線が手入れされるのでは?という話も。しかし、朝霞志木新座和光、この4市の結束は固く、消防、税務署などのエリア区分からいっても分断はないと言い切る事情通も。川越と川島が同一区?すると山口たいめい先生が川越選出に?という話も。神山先生は富士見市、大井、三芳、ふじみ野が一緒なので、そちらから??

現実問題としては、さいたま市の見直しが濃厚か。いずれにしても衆議院解散総選挙まで3年はない。街を彩るポスターがピカピカだ。参議院とのダブル選は、宮崎不倫育休辞職代議士のおかげで遠のいた気がするが。。。。・

伊勢谷珠子

 




猫のゴロゴロ

一度にいろんなことが起きて、薬でコントロールしている血圧がさらにアップ。ゆったり入浴よりも効果大だったのが、「猫のゴロゴロ」。

獣医の市川紀文先生(坂戸動物病院院長)に聞いてみると、「猫のゴロゴロは、ヒトの脳内ホルモンのオキシトシンとセロトニンをさらに増長させます。オキシトシンは哺乳類だけが持っているホルモン。心が癒される、幸せな気分になるという効果があります。セロトニンは心身の安定、心のやすらぎを促します。猫のゴロゴロも数種あります。1、赤ちゃん返りのゴロゴロ。子猫がおっぱい飲みながらゴロゴロ。子猫がつぶされないためと母猫に心配させないため。大人になったニャンコ、気持ちが子猫に戻って幸せや安心感を伝えているのかも。2、要求のゴロゴロ。飼い主さんに何かしてほしい気持ち、ゴロゴロでもちょっと高めの音。3、医学的なゴロゴロ。ニャンコが自分自身の骨に刺激を与えて、新陳代謝の活性化をするため。サッカー界のスーパースター、ベッカムも骨折の治療に猫のゴロゴロを活用したとか・・温泉に入ってああ気持ちいい、その気持ちよさと同様にニャンコたちはストレスを和らげる効果があるんです」と親切に教えてくれた。

やはり、医学的にも証明されていた。ニャンコもわんわんも、人間のストレスを軽減してくれる大切なパートナー。

大事にしていきましょう。                                      伊勢谷珠子




川越市長選挙 巷の話

埼玉初の市制施行、中核市の川越市。人口は35万人突破。そのトップを決める市長選挙まで10か月をきった。

現職川合善明市長。三選に向けて準備着々。初戦は市を二分する激戦。しかし、前回は無投票。組織が動いていない8年ぶりの戦いということで、陣営は組織の見直しに躍起だ。

昨年晩秋から動き出した元参議院議員山根隆治氏。表向きは娘の県政報告配りということだが、古市場、南古谷にその動きはとどまらず、ある日は仙波に、ある日は大東に、その動きぶりは「前哨戦」そのもの。ただし、父が市長、娘は県議。。。これは過疎化が進む山間の地域ならありえるかもしれないが、大都市川越、人材不足でもあるまいしという意見が多い。

ここで名前の急浮上が渋谷實県議。市長選出馬準備という話があちこちで。「でもあの人四年前もそんな話があって。結局、話だけでは?」と噂を否定する人もいるが。一方「いやいや。渋谷・山根連合ができるらしいよ。そして、3年後の県議選挙に山根ふみこさん、渋谷さんのお嬢さんのダブル女性県議誕生を目指すみたい」???

川合・渋谷・山根の三つ巴、川合VS渋谷・山根、いずれにしても大騒ぎになりそうだが、旧町からも出馬準備をすすめる大型新人?!という噂もあって、まだまだ目が離せない。

現職川合市長としたら、3月6月9月12月の議会を円滑にすすめ、公務にプラスして、十分な市民対話をしたいところだろうが・・・

氷川まこと

 




待望の本川越駅西口オープン

今から40年も前、卓球の試合で東松山に。飯能からは西武線に乗って所沢乗り換え、本川越に。本川越から川越市駅へ。ケーキ屋パーラーいずみがおしゃれに輝き、女子中学生憧憬の川越女子高校への道が続いていた。

とことこ歩いて、川越市駅からちょっとワックスの匂い?が独特の東上線に乗った。その後、川越・南大塚に移り住んで本川越から川越市の道は凛とした日本料理「はな甚」、疲れたときのパワーアップ「東松山若松屋」など、胃袋が喜ぶグルメロードだった。

しかし、なんとしてもぐるりと回る不便さにイライラすることも。ピンヒール愛用時代の10分近い早歩きは堪えた。いつになったら、本川越西口はオープンするのだろう。という思いは市民だれしもが抱いていた。そして、2016年2月20日本川越西口が開設。乗り換え時間は5分以上短縮。利便性の向上は、人の流れに勢いをつける。西武新宿線から東松山、寄居、秩父へのルートが近くもなった。川越を取り囲む周辺にさらなる活気が生まれる糸口となるか・・

三潟正義




keep your name clean

三井信託銀行創設者 米山梅吉氏の言葉である。

世界的な奉仕団体 国際ロータリーに関わる人々には馴染みある言葉だ。日本にその運動を持ち込んだ人、貧しいアジアの学ぶ学生たちに手を差し伸べた人。この学生たちへの支援は今なお続くプログラム。月にひと箱タバコを我慢して、寄付をしようという思想は現在では月にゴルフワンラウンド、月にナイトクラブを一回我慢してに変化しているが・・・

その米山氏が遺した言葉が「keep your name clean」。自分の名前を汚してはダメ。人間として、社会人として、倫理を守ろうというもの。襟をただして背筋をのばしたくなる名言と思う。

以前にもコメントしたが、芸能人の色恋沙汰は驚かない。文枝師匠のことも、法的には問題があるにしろ「芸のこやし」と昔からいわれてきた。やはり、政治家の劣化は問題だ。選挙のためのパフォーマンスにだまされてはならない。日々の行動こそ、その人間性のあらわれと思う。来月は坂戸市長選挙、坂戸市議会議員選挙、志木市議会議員選挙、そして、夏には参議院選挙。「keep your name clean」と心に念じて自らを律しながら、選挙に臨む人たちをウオッチしていきたい。

伊勢谷 珠子




人気の羽生PA 「鬼平江戸処」はいつも満員御礼

東北道上りの羽生PA。鬼平江戸処。つねににぎわっている。空車のチャンスあり行ってみた。

羽生、栗橋はかつて東北からの江戸への玄関口。その羽生PAに「江戸処」とはまさにナイスマッチだ。鬼平とは「鬼平犯科帳」の主人公、火付け盗賊改め、長谷川平蔵。最近では中村吉右衛門のはまり役。におい立つ男の色気と江戸文化の粋そのもの。この作品の作家は池波正太郎。池波正太郎といえば、「散歩のとき何か食べたくなって」というエッセイがあり、これは食道楽必携の書とも言われている。若いころ、そのエッセイをもとに何件かのれんをくぐった。この羽生PA[鬼平江戸処」でも池波氏が愛した店や鬼平が「旨い」と言った店の味が再現されている。

ゆったりとしたタイムトリップと江戸の味。PAではなく、まさにエンターテイメント。埼玉関越道の寄居PAの「星の王子様」、と埼玉東北道の羽生PAの「鬼平江戸処」。観光立県さいたまにふさわしい目玉商品ともいえる。

三潟 正義