チケット完売 大盛況 大学ビッグバンドジャズフェステイバル 

アマチュアミュージックフェステイバル実行委員会主催による第5回大学ビックバンドジャズフェステイバル。19日20日とウエスタ川越大ホールで開催された。チケット完売、連日多くのファンで熱気あふれる会場となり、出演者である学生達も演奏に熱がはいった。地元の尚美学園、東京国際大、東洋大をはじめ、昭和音楽大、洗足学園大、東邦音大、国立音大などの音楽大学、芝浦工大、立教、上智、日大、青山学院、法政、明治、早稲田、慶應、中央など日頃の練習成果を披露した。

はじめてチケットを入手した、50歳の男性は「息子ときました。レベルの高さにびっくりしました」と感激の様子。日頃ライブ活動をしているという20代女性は「プロフェッショナルですね。また会場の音響のよさを体感しました」

出演者のなかには県立川越高校出身者、県立川越女子高出身者がおり、なおのこと会場内も和やかなムードが流れた。早稲田大学OB会「川越稲門会」慶應大学OB会「川越三田会」「川越立教会」などのサポートもあり、あらゆる世代が大学ビッグバンドを通じてシルバーウイークを音楽で楽しんだ。

また毎回配布される「AMFジャーナル」は読みごたえのある雑誌でファンも多い。今年は「夕焼け空に浮かぶ時の鐘」の表紙。音楽を探しにいく「アマチュアミュージックフェステイバル実行委員会」の挑戦はまだまだ続く。




曼珠沙華 シーズン迎える

曼珠沙華がシーズンだ。日高の巾着田周辺は多くの人で、混雑、賑わっている。この通称・彼岸花は田んぼの土手にもみられる。この花の球根部分には毒があり、稲を害虫から守っているとも。

さて写真は川越・仙波氷川神社の曼珠沙華。氷川様の杜の緑と、さしこむ陽光、そして、真っ赤な曼珠沙華、そのコントラストが美しい。

ぜひ、お詣りに・・




柔道は川越!川越市市民体育祭 柔道の部開催

川越市内には多くの柔道場が存在する。松平のお殿さまに従いて、棚倉から武士が川越に移り住んだことは有名。今でも会話の中に「私は棚倉出身なんですよ」という方がおられる。棚倉出身者が道場を開いて、現在に至っているとも聞く。

柔道の心はMIND.

MはManners礼節、IはIndependence自立、NはNobility高潔、DはDignity品格。というポスターを拝見した。

幼少時からこの「礼節を学び、自立する心を養い、高潔な気持ちと品格あるふるまい」を道場で鍛えることは「いま」の日本にとって一番必要なものではないか?子供をとりまく環境の中で「いじめ」による自殺などいたましい事件はあとをたたない。すると親は「学校」を責め、学校は「家庭の問題」をとりあげる風潮もある。そういう時代だからこそ、「柔道」がさかんな川越市。青少年の健全育成モデル地区の道を堂々と歩んでいる。

各部の結果は写真の通り。




川越まつりはじまる 豪華絢爛 山車の競演 17日18日

11日から各町内では軒揃え、14日に氷川神社の例大祭。そして、16日には会所開き。川越まつりははじまっています。国指定重要無形民俗文化財「川越氷川祭の山車行事」は川越氷川神社例大祭の付け祭りとして360年もの歴史とともに歩んでおります。17日には神幸祭がとりおこなわれます。東京では見ることの少なくなった江戸情緒を体感しながら、囃子、舞、山車の彫刻、幕、そして町衆の笑顔に会いにきてください。ようこそ川越へ。




日本人の矜持

関東をおそった豪雨、阿蘇山の噴火。朝方の首都圏での大きな地震。自然の脅威はおそるべしだ。大阪の事件が起こった町での市長の不倫騒動、問責決議が可決された。同じ大阪で警察署の当直長が同じ署内の女性警察官と捜査車両を使用し、デート。当直勤務時間中に。しかもあのいたましい少年少女が事件に巻き込まれ大阪府警一丸となって捜査中の時期に。なんとまあ!とあきれていた矢先の埼玉県警巡査部長が殺人容疑で逮捕された。

埼玉県警は凶悪犯罪の解決率が全国で一位という、捜査能力が高く、誇り高い組織だ。警察本部と39の警察署が県民の安全安心を守っている。警察官の数は12000人。その数は人口に対して全国で一番少なく日夜私を捨てて県民のために尽くす警察官集団だが、今回の事件、一人の使命感のかけらもない、言語道断の犯罪を犯した警察官のために真面目に取り組む警察官の信用を一気になくしてしまった。事故防止のための取り締まり、犯罪抑止、犯罪防止のための市民協力に、大きな影響がでることは明らかだ。

「教育」に問題が、「組織」に問題が、などとさまざまな角度からコメントが寄せられている。男性代議士が「男性」を買うと言った事件も公けにされ、その代議士は未公開株をカタり金を集めていたが、まだバッジをはずさない。前出の市長も「問責決議」可決されてもバッジをはずさない。関東豪雨の茨城県と常総市の情報共有不足。やはり「教育」「組織」のせいなのか?

日本人は「武士道」があり、「明治近代化を遂げた智恵」があり、「戦後復興」し、生き抜いてきた。豊かな人間性を育む土壌と類まれなる「使命感」を培う空気があったはずだ。信用を築くことに先人、先輩達の血のにじむ努力があったことを思えば、自分のゆく道はおのずとわかるはずだが・・・信用は並々ならぬ時間と精神的エネルギーの集積によってうまれる、しかし、崩れ去るときはあっけなく、簡単に失う。本当にあっけなく。

誇り高き職業人、信用される組織。これはすべての日本人に今求められいることかもしれない。マスメデイアの報道過熱、一気に終息といった姿勢に迎合することなく、「日本人の矜持」について再考したいものだ。

伊勢谷珠子




清水霜風さん 国内最大規模 読売書法展に入選

坂戸市にある(株)丸幸 代表取締役 清水純一さん。高校時代は県立川越高校で学んだ。現在も事業運営、法人会活動、ロータリー活動などマルチな活動の幅だが、このたび国内最大規模の出品点数を誇る第32回読売書法展に公募し入選した。調和体は漢字とかなを交えた書でかなをきっちりとかき、なんとも味わい深い世界を醸し出している。清水純一さんは「清水霜風」という名で「春ごとの花に心をなぐさめて六十余りの年を経にける年たけて又越ゆべしと思きや命なりけり佐夜の中山・西行の詩を霜風かく」と作品を創作。読売書法展は「本格の輝き」を標榜しているが、まさに「空間」とかな、漢字の調和が輝いている。また、調和体そのものが自然体で鑑賞する側にとっても肩からすっと力が抜ける。この清水霜風さんの書は11月6日から8日(10時から17時、最終日は16時30分まで)坂戸オルモ(北坂戸駅東口)坂戸市芸術文化祭で鑑賞することができる。

「忙しいという字は心を亡くす」だからこそ、身を律し、日々精進しなさい。と高校時代の恩師に受験や部活動との両立に際して言われた。清水純一さんの時間をみつけ、人生を謳歌する姿はその時の恩師の言葉と重なり、「人生の達人」と思う。                                          伊勢谷珠子




ノド越し抜群 つけそば丸永

川越はラーメン激戦区。今回は180年前に建てられた蔵と桶で天然醸造される醤油で人気「松本醤油」。その「醸ん楽座」においしいつけそばありという噂を聞きつけ伺った。「太麺」といってもつるりとしたノド越しがたまらない。つゆは「松本醤油」ベースでさっぱり感のなかに絶妙なコク。「丸永のつけそば」「辛いつけそば」。そして、野菜好きにはたまらない「野菜のつけそば」は野菜たっぷり女性にも人気。温かいラーメン、つゆそばもある。

外見も大変スタイリッシュなお店で、一番街、蔵造りのまちなみで働く女性も「女性一人でもはいりやすいお店でうれしい」という。

ラーメン屋、お寿司屋、そしてヘアサロンもも探すことに時間がかかる。なかなか相性のよい店に出会うことがむずかしい。ラーメン屋でつゆそばでスープが熱くなかったり出汁が勝ちすぎていると残念な思いをする。しかし、「つけそば丸栄」久々のヒット店。

「つけそば丸永・広瀬裕也店主」(川越市仲町10-13 049・299・8183)




賑わった昭和の街の感謝祭 

中央通り「昭和の街」を楽しく賑やかなまちにする会(岩澤勝己代表)主催、川越名店街、中央通り2丁目商店会、立門前商栄会共催、コエドブルワリー協力、蓮馨寺、川越商工会議所、川越市後援による「昭和の街の感謝祭in蓮聲寺」。天候にも恵まれ多くの人でにぎわった。「昭和の雰囲気を受け継ぐ賑わいのある町並みづくり」「現道を活かした歩きやすい道づくり」「本物志向の商売が息づく商店街の活性化」の三本柱でまちづくりをすすめるこの団体は、今年3月に川越市の「地区まちづくり協議会登録団体」第1号となった。昭和初期から残る建物の保存や温かみのある商店街の再生をめざしていく。

本川越から蔵造りのまちなみまでの道路は現在拡幅工事がはじまり、本川越スクランブル交差点から埼玉りそな銀行川越支店の青緑のドーム屋根を望むことができる。そして、連雀町から札の辻までの蓮馨寺界隈の川越名店街、中央通り2丁目商店街、立門前商栄会が一丸となって新たな活気あふれるまちづくりをすすめることは「川越のおもてなし力」をアップさせるカギでもある。本川越を現在ととらえ、昭和の街を通り、大正、明治、江戸へとつづく、タイムトリップの道は川越市を点から面で発展させる道でもあるかもしれない。

伊勢谷珠子




関東豪雨 謹んで災害のお見舞いを申し上げます

このたびの豪雨による災害。被害に遭われたすべての皆さまにお見舞いを申し上げます。一都六県、関東は一つという気持ちで一日も早い復興復旧をお祈り申し上げます。自衛隊・警察・消防・海上保安庁の迅速な救援にも頭が下がります。雨雲は容赦なく、北上し、宮城県にも、被害が。「私たちにできる何か」を模索しつつ、復興支援をしていきたいと思っております。

管理者 岡部みゆき




注目・川越工業高校 乾電池電車エボルタ電車でギネスに挑戦

川越工業高校 電気化電車班、デザイン科の学生、家電のパナソニック、で四月から製作した乾電池電車「エボルタ電車」。車体は鉄で10人乗り、重さは1トン超。本格的な「電車」を乾電池を動力として走らせる。この「電車」を秋田県の由利高原鉄道(秋田県由利本庄市春田啓朗社長)の線路を使用し、「乾電池で走る車両が線路上を走行した最長記録」のギネス世界記録に11月3日(前郷駅午後0時10分出発)、挑戦する。区間は秋田県 前郷ー矢島間11・4キロを往復する。

この間由利高原鉄道は通常運行を停止し、全線バス輸送をする。これは同社の社長以下社員の熱意と同鉄道を利用する近隣住民の理解がなければ実験を実現することはできないものだ。

この秋の壮大なるチェレンジに向けて、コメントをいただいた。

川越工業高校 電車班 班長 槻木澤拓海君「エボルタチェレンジに参加させて頂く事は大変光栄に思っています。それに際してやる事もたくさんあり、発表からずっと忙しいですが、それだけ頑張ってやってきたので絶対成功させたいです」

パナソニック様「エボルタが電車班のパワーとなれるように記録達成にむけて準備を整えていきたいと思っています。[世界最長距離 鉄道走行チャレンジ]にぜひご注目ください。

夢に向かって大きく踏み出す 川越工業高校の生徒。川越工業高校は市内の県立川越高校、旧川越農業(現在の川越総合高校)、旧川越商業(川越市立高校)にならんで工業なら「川越工業」というブランド校だ。県内、首都圏の専門分野で多くの高名な諸先輩が活躍している。

日本百名山・別名秋田富士の鳥海山。その美しい鳥海山のふもとで走る「エボルタ電車」。ギネス達成を祈りたいものだ。

伊勢谷珠子