箱根駅伝 東洋大学準優勝 城西 東京国際、大東シード権届かず

1月2日、3日、二日間にわたっての箱根駅伝。第92回東京箱根往復大学駅伝競走が終わった。

東洋大学は準優勝。往路11位だった城西大学は総合12位。初陣だった東京国際大学は往路12位、総合17位。古豪大東大は往路20位総合18位だった。

東日本大震災で自宅を津波で失った浜登選手(東京国際大学)は往路五区の小田原から峠を登る山登りで快走。来年への期待と被災をされた人々に勇気を与えた。

箱根駅伝にはテレビでは見ることのできないドラマが選手に、家族に、大学に凝縮されている。そのドラマがあるからこそ、人々をひきつけるに違いない。

自由な校風の青山学院大学が二連覇となった箱根駅伝。キリスト教信仰にもとづく教育理念がある。「青学」その響きはいつの時代にあってもお洒落な匂いを運んでくる。今日も優勝インタビューで原監督は「ハッピー200%」とコメント。やはり、ちょっと違うのだ。青山学院OBには熊谷出身の推理作家の巨匠森村誠一氏をはじめ、民主党 蓮舫参議院議員、渡哲也、勝野洋、桑田佳祐、原由子、原田真二、滝川クリステル、そして川島なお美など、キラリと光る個性の持ち主がずらり。

お正月とはおもえない気温上昇の中のレースとなったが、今年もエールを送る側が多くのパワーをもらった箱根駅伝であった。

菅原擁子