熱い夏の熱い一戦 スタート!埼玉県知事選2015

埼玉県知事選挙が23日告示された。投開票日は8月9日。

現職の上田清司氏。

県労働組合連合会議長の柴田泰彦氏。

元総務官僚の塚田桂祐氏。

この三氏が主要候補だが、ここでは現職上田清司知事と自民党埼玉県連推薦の塚田桂祐氏を見てみる。

 

とにかく、12年前の選挙以来の熱い戦いとなりそうだ。

というのは、12年前当選した上田清司氏。

自ら「多選自粛条例」を制定。知事は3期12年。とした。

しかし、県内の各種団体から今回たくさんの出馬要望をうけて条例を改廃することなく四選出馬へ。

「個人の政治信条を曲げ、公のために頑張る。審判は選挙で。」というのが上田氏。

 

対する塚田氏。土屋義彦元知事と4年間埼玉県財政課長・企画財政部次長という立場で仕事。元総務官僚。

「条例違反をして出馬する上田知事。自治大学校の副校長もしていた経歴もありとにかく義憤を感じた。」

ということで出馬を決意。無所属で、自民党埼玉県連の推薦を受けた。

 

上田氏は 9割の首長の支援をとりつけた。

ビラにも埼玉県市長会長、埼玉県町村会長、埼玉県医師連盟委員長、埼玉県農協政治連盟会長、埼玉県商工会議所連合会長、などと主要団体のトップの名前がずらり。

一方塚田氏は、新藤義孝前総務大臣を先頭に15選挙区の衆議院議員、県議会議員が知名度浸透を図る。

 

首長と県議の関係、首長と市議会与党をしめる自民党系市議団の関係などなかなか難しい選挙戦になることは否めない。

まして、改選を一年後、二年後に控えた首長ならなおのことだ。

首長選挙でよほど自前の後援会組織と集票組織が盤石ならまだしも自民公明推薦という文言は「錦の御旗」になりがちだ。

市長は上田支持、自分の応援している県議は塚田支持…という地域もありがち。

さらには県議選挙が直近の4月ということも手伝い、上田知事寄りの「プロジェクトせんたく」によって破れた県議、その支援者にとっては「溜飲を下げる」戦いになるかも。

しかし、県民の反応は鈍く、「知事選??」という空気だ。

反応が鈍いということは低投票率か??

低投票率だと組織のある方が優位になるが。。。

 

いずれにしても、自分の住んでいる県には輝いてほしい。

ダサイたまから「彩の国」へ。

 

県内は一時間で移動ができる。

東京には隣接、通勤、買い物便利。

 

そして都市と田園の魅力も兼ね備えている。

これが ふるさと埼玉だ。

 

県民のプライドを持って投票にいきましょう。