止まらない負のスパイラル 豊田真由子衆議院議員

「暴言暴行」の豊田真由子衆議院議員の新秘書に青森板柳町の町議が就任したという。

埼玉県の、朝霞、志木、新座、和光と青森。その距離は700キロ前後。秘書となった松森氏は言う。「精一杯務める」と断言。が、果たして可能かどうか?筆者自身秋田能代が出身地で、一昨年実家の母が手術ということで半年間で30往復以上したが、本当に心身ともに疲れた。車移動だと片道7時間。新幹線移動でも5時間近く。それこそ「ありえない」。

松森秘書は6月30日に秘書に就任し、秘書報酬が40万円近く支払われている。もちろん豊田議員も入院加療中として、まったく姿を見せていないが、豊田議員にも議員報酬が支払われている。

恥の上塗りの上に今回の大変不可解な松森氏の町議と公設政策秘書兼務。こんなことをやっていてはますます国民の政治離れは進んでしまう。政治の信頼回復こそ、今、政治の世界に身をおく人々の責務と求められているはずだ。

松森氏の記者会見、「なんら問題もありません」と言い切っていた。議員報酬、秘書報酬(仕事を完遂してもいないのに)の歳費二重取りに、たいしても平然としていた。こういう人を厚顔無恥というのであろう。志木在住の有識者が、「豊田の看板は一枚でも減らしたい、全国から不名誉な印象を持たれては市民として悲しい。自民党埼玉県連もいい候補を地元からと言ってくれてる。豊田真由子なんて存在そのものが、今はないよ。まったく」と。こんな地元の声を知らない松森氏。歳費返上をするべきではないか?