東京芝で川越を発信 西澤堅さん(西小仙波)

国際奉仕団体 ロータリーの活動は所属するクラブではなく、他クラブへの訪問も奨励されている。

川越ロータリークラブ所属の西沢堅さんはこのたび、東京芝ロータリークラブでゲストスピーカーを務めた。

川越織物市場の保存整備の運動を展開している西澤氏。この日はプリンスパークタワー33階の会場で東京タワー、スカイツリー、ベイブリッジを見渡しながらの卓話となった。西澤氏は「論語」にはじまり、石田梅岩、横井小楠、渋沢栄一などの教えを説いた。続いて自身の職業上の経験(コンサルタント)をもとに予想される首都圏直下型地震時のバックヤードは埼玉西部地区(入間、比企)で。また川越市内の四つのロータリーが共同で「夏の打ち水風情、中学生の海外派遣支援、AMFジャズフェステイバル支援、市観光基金への支援、少年の翼支援」を進めていることも報告し、ロータリーで一緒に「川越」を盛り上げていこうということは新しい形だと述べた。さらには2020東京五輪のゴルフ競技が川越霞が関カンツリー倶楽部で開催されることにふれて、この機会にぜひプレーを。とアピールした。

西澤氏が「人口35万、いまだなお増えています」というと会場からは「ほおー」と声がもれ、「選ばれる都市川越の力」を感じることができた。

あらゆるメデイアで「川越」は取り上げられることは多い。市民一人ひとりが広告塔になり、「川越を発信」することも2020東京五輪 に向けての「おもてなし力」の一つかもしれない。