星の王子様に会いにいこう 関越道 上り寄居PA

「リトルプリンス・星の王子様と私」が封切られた。1943年に出版されて以来、「星の王子様」は不朽の名作と言われ、販売数は1億4500万部とも。今回のアニメーション映画は松任谷由美さんのメロデイーにのって、冬の訪れとともに大人も楽しめるファンタジー。その内容も「星の王子様のその後」というのでなおさら、興味がわく。

小学6年生の時、その本はちょっと難解であった。高校生になってもう一度、そして大人になってもう一度と読み返し「大切なものは目に見えない」という言葉は私のお気に入りの言葉の一つになった。

関越道上り寄居PA。美しいツリー、あいかわらずニュートラルな佇まいの王子様(王子様の居場所を探すのも楽しい)そして、夕刻から漆黒の闇のなかにきらめく光など魅力的。「星の王子様PA」として根強い人気だ。建物・遊歩道・ショップにレストラン。まるでパリの郊外。ショップの品ぞろいも星の王子様関連グッズから輸入雑貨、お菓子と充実している。

プチフレンチやとろり玉子のオムレツ。パリジャン好みのサンドウイッチ。象をのみこんでしまったうわばみの形の「うわばみ焼き」は外はかりかり、中はしっとりの焼き菓子。とフード類も楽しめる。

今年は「リトルプリンス星の王子様と私」公開の冬。映画の想い出を回想できる空間、映画の面白さを想像できる空間「星の王子様PA」は一見の価値あり。

浅間 潤子