川越市議会・議案質疑で空転

先月27日にスタートを切った川越市議会12月定例議会。新給食センター案件について、議案質疑の段階で議会がとまり、議会再開は9日になった。

この給食センター建設についてはPFI方式をとりいれるもので、(PFIとはプライベート・ファイナンス・イニシアテイブの略で公共施設の建設、維持管理を民間のもつ経営ノウハウを活用し、リーズナブルで良質な公共サービスをすすめるという新しい手法)、注目をあびている。

新給食センター関連予算も150億円というもので、大事業だ。また改選まで13カ月となった市長選をにらんで、川合市長としては実績の一つにしたい事業でもある。しかしながら、まだまだ議案質疑の段階であるわけだから、市長も執行部も丁寧に慎重にすすめなくてはならない。

来年の市長選挙に民主党が対抗馬を擁立??という話、まだまだ生きている。地元だけではなく、市内全域を元国会議員が歩く・・・・。選挙1年前、ゴソゴソと動けば何かと話題になることは必至。そういう時期に議会空転。会期延長も?空転目立つ川越市議会の鎖は断ち切れていなかった。円滑な議会運営で市民生活の向上をめざす、これこそ原点。四月の市議会議員選挙から3回目の定例議会。またしても・・・という思いが強い。市民のための市議会、市役所は市民の役に立つ所、この原点追求のため、議員各位の奮闘を祈りつつ、市議会を注目していきたい。

氷川 まこと