川越の母なる川 新河岸川 第37回河川浄化大会開催

川越から江戸へ。江戸から川越へ。舟がいきかい商業は栄え、職人も腕を競い、農業も発展した。その舟運の舞台となったのが新河岸川である。美しい新河岸川をめざして第37回河川浄化大会(主催 新河岸川を守る会 吉野貞会長)が9月5日やまぶき会館ホールで開催された。新河岸川を守る会は新河岸川の浄化、周辺の環境整備、清掃美化を進める市民団体。この浄化大会は新河岸川を守る活動の功労表彰や慰労をかねて、毎年実施されている。

来賓メッセージ要旨は下記の通り。

川合市長代理 佐藤環境部長「新河岸川などの名所を生かし、住むことに誇りをもってずっと住み続けたい街・魅力あるまちづくりに力をそそぐ」

吉田光雄議長「物流を結んで川越繁栄の礎を築いた歴史ある新河岸川を美しい川として未来に継承したい」

小宮山泰子代議士「20年前県議に初当選し、この会に参加させていただいた。日々の積み重ねの大切さをこの会の活動から学んだ。国政で5期目12年。水循環基本法を議員立法として成立に奔走した。きれいな川新河岸川を川越文化の象徴として活かしていきたい」

神山佐市代議士「国の経済成長とともに川の汚染がすすんでしまった。しかし、きれいな川を取り戻そうという取り組み成果がでてきている。自然と水があって生活の中で心和やかに過ごすことが日々がんばっていくことにつながると思う」

福永信之県議「37組の市民の方がこれからのアトラクションに出場。すばらしい。河川浄化は行政の力だけではできない。皆さんの力が必要。今日は心が若い方が多い。還暦60歳を過ぎたら1日を1ヶ月、1ヶ月を1年と、価値ある過ごし方をするべきと先輩から伺った。私もそうありたい」

小林薫市議「新河岸川流域の議員が春の統一選改選で私1名になってしまった。新河岸川周辺、うるおいのある水辺環境保全は市、県、国一体となってすすめていきたい」

そのあと3部に分かれて、新河岸川流域自治会の代表者37組 230名を超える市民が 踊り、コーラス、のど自慢、フラダンスにフラメンコ、吟詠など、日頃の練習の成果を競った。