人も車も自動車も 安心安全埼玉県 冬の交通事故防止運動14日まで

ことしも残り一ヶ月。冬の交通事故防止運動もはじまった。今年のスローガンは「人も車も自動車も 安心安全埼玉県」。

西入間署管内坂戸市役所前でも出発式が行われた。坂戸市交通安全母の会(斉藤恵子会長)の活動は県下でも有数だ。この日も街頭で交通安全をよびかけるキャンペーンを実施したが、このPRグッズは母の会のお母さん方が一ヶ月で8000個作成。この活動は40年を継続していることに母の愛と、役員のみなさんの固い意思、結束力が感じられる。

田邉憲一署長が「コーヒーミルクケースを利用した危険防止(帽子)、事故ご用心(楊枝)、匂い袋の3点セット。おかあさんの想いがこもっている。お母さんが石鹸を丁寧に削って作った匂い袋。この香りとともに、私、西入間署長の交通安全を願う気持ちも乗せてほしい」と温かいメッセージを述べた。また金子圭典西入間地区交通安全協会会長が「坂戸市は交通事故対策議員連盟が発足している。市議会、行政、民間この官民一体の交通安全に対する意識があることが素晴らしい」と挨拶した。

歩行者も自転車もそして車のドライバーも「ゆずりあう」「相手を思いやる」この気持ちがあれば事故は防げるし、万一の時も大事故にならずにすむ。せわしない年の瀬だからこそ、心にゆとりをもって交通事故のない埼玉県を県民一人一人の意識から構築していきたいものだ。

伊勢谷 珠子