「がん患者は働くな」。野次を飛ばした大西英男議員。自民党厚生労働部会でのこと。三原じゅん子議員の受動喫煙でがん患者の苦しみを発言に対して。
三原じゅん子議員も子宮がんを克服し、現在国会の場で活躍されている。
大西議員は失言のデパート。「マスコミを懲らしめるには広告収入がなければいい」。北海道の選挙応援にいき巫女さんとの会話を後日「巫女のくせに。」と。何しに北海道にいったのか、応援された候補者もたまらない。大西議員のプロフィールをみたら「神道政治連盟」のメンバーとあった。こちらも神様にどう接するのかあきれた。
今回さらにびっくりしたのは、謝罪するも撤回はなし。それも「喫煙可能な店でムリしてがん患者が働くてもいいのではないか」という苦しい、無理な言い訳だ。
「がん」。この病は現在二人に一人が発症するという。以前は不治の病であったが、現在は医療の進歩とともに手術投薬で職場復帰も可能だ。しかし、がんサバイバーにとってはいつ再発するかという不安の中に生きている。その恐怖ははかりしれない。しかし、それを強靭な精神力とプラス発想で「元の自分」を求め「生きて」いるのだ。
「働かなくていいじゃん」という侮辱発言は断じて許してはならない。
大西議員、息子は区議。ご本人も江戸川区議を経て東京都議会議員。来月にはじまる東京都議選に挑む候補者にとってもこの大西議員の失言暴言はほんとに迷惑な話だ。自民党にこういう品性のない人がいるとイメージは完全にダウン。大西議員、年齢は70歳。これにもびっくり。いい年をした人が言葉の重みをわからないとは。言葉は口からでたらもう取り消し不能なのだ。「撤回するつもりはありません」と言い切っていたが、2018年12月までには必ず訪れるご自身の選挙は厳しく苦しいものになることは必至だ。