GO GO 豪栄道 おめでとう

豪太郎と親方豪章の名前から「豪」。相撲を飛躍的に伸ばすことができた場所埼玉栄高校の「栄」。そして埼玉栄高校時代の恩師山田監督の名前、道紀さんの「道」。四股名にすべてを盛り込んだ大関、豪栄道が全勝優勝は20年ぶりという快挙で千秋楽を飾った。

優勝パレードのオープンカーには山田監督も同乗。豪栄道の思いやりあふれる演出。

今場所は両国まで足を運んだこともあり、相撲の世界が身近に感じられた。その中で豪栄道の取り組みへの集中する姿は鬼気迫るものがあった。この姿はリオでの卓球福原愛選手のシングルスと重なる部分があった。

勝負師には勝負師の顔とたたずまいがある。

人生において「勝負」をかけるシーンは、どの人にも訪れる。それがスポーツ、進学、生業、人生航路には必ずある。引き締まった顔つきで日々を生きること。あきらめない、気合に満ちた豪栄道の相撲から学んだ。

川越から大宮に向かう国道16号、通称大宮西バイパス、西大宮駅手前左手にある埼玉栄高校。大関豪栄道に思いを馳せて学び舎を見つめ、「綱取り」を期待したい。




埼玉栄出身 豪栄道を国技館で応援 

大関豪栄道が強い。17日七日目無敗だ。

国技館の切符が取れたので、国技館での観戦、応援となった。

中入り後朝霞出身の大栄翔にまずは声援。四股名から、予想通り「埼玉栄出身」。

個人的にずっと応援している「遠藤」。国技館でのナマ遠藤。美しい。錦絵から抜け出てきたようだ。

「琴奨菊」。場内からは「ことしょうぎく!」に混じり「よろぴくぴくぴく」の声も。テレビCMの力はすごいのだ。琴奨菊の伯母さんにあたる人が川越に住んでいることで、親近感もわく。

そして「豪栄道」気合が違う。勝負師の顔つき。強い!強い!

白鵬は休場。番付をみても三横綱はモンゴル出身。「豪栄道」、そして今場所元気がないものの二敗の「稀勢の里」にはぜひ、綱取りをめざしてほしい。

審判員にいまや親方となった、四股名若島津、魁皇、寺尾の往年土俵をわかした人たちの姿を見ながらあちら側へ逝ってしまった、千代の富士、北の湖に手を合わせ帰路についた。