今日は猫の日。獣医のチカラに感謝

愛猫が突然ご飯を食べなくなり、うずくまってしまった。ごはんもたべない、水も飲まないということは大変心配で、かかりつけの先生に。

5歳の子で人間の年に換算しても30代。先生は採血し、強い貧血と診断。血液型を調べて輸血をするという。人間ならば輸血は赤十字がやってくれる。「ニャンコの血液バンクはありますか?」の問に先生は、「ウチで飼ってるネコで対応します。なんとか血液型が合うといいですね。」祈る気持ちで血液型の結果を待ち、マッチング成功。先生のところの一番元気のよいネコちゃんから輸血してもらった。

輸血は獣医の技術力も問われる。ウチの先生の腕は確か。その上、輸血できる猫ちゃんを多頭飼いしている。今回も獣医のチカラに感謝、感謝であった。

猫ブームといわれ、もちろん愛犬家も多い。なんとかペット用血液センターはできないものかと思う2月22日である。




今日は猫の日

2月22日。にゃんにゃんデー。猫好きにとってはお祭り。

「虎のごと猫の立ち去る枯野かな」大木明子。先日読売新聞でみつけた俳句だ。猫ちゃんと生活しているものは、猫ちゃんの「野生」に帰る瞬間を知っている。読売では「立ち去る」という言葉を使っているところに、サムライのようにかっこいいではないか。とのコメント。

「猫」はいずれにしても絵になる。亡くなった祖母は「梅の木と猫。会うわね。」とよく言っていた。

「暑さ寒さも彼岸まで」という言い伝えを払しょくするような暖かい日がある。先週は東北に滞在していた。白神山地に稲妻が走り「春雷」を初めて体感した。雪国では珍しくなく、「春雷」があって「春の足音」を聞くという。

「春雷」に身をすぼめながら窓から空をみつめる愛猫がいた。「春と猫」も絵になる。

体調を崩しベットに横たわっているとき、猫ちゃんのゴロゴロという喉鳴らしは、熱をも下げてくれる。心が痛くて眠れない夜も猫ちゃんの鼻息は眠りへの扉を開いてくれる。猫ちゃんたちに感謝し、今日22日を過ごしたいと思う。

伊勢谷 珠子