ふるさと発信に趣味を 東松山 内山明夫さん

内山明夫さん。東松山で布団など寝具、ホームウエアを扱う商店の経営者。

毎年、内山さんの趣味を生かしたカレンダーは定着したファンが買い求める人気カレンダー。

「美しい東松山市と比企の四季」と題したカレンダーは1月から6月、7月から12月と二枚組。東松山ぼたん園の雪景色。一つの観光行事となった夢灯路。森林公園の鶏頭や紅葉ライトアップなど12点が並ぶ。下沼公園の紫陽花の写真はコンクールで最優秀賞に輝いた腕が光る作品の一つ。

また国際的な奉仕団体、国際ロータリーの会員が購読している「ロータリーの友」日本版の表紙を5回以上飾った内山さんの写真。比企現代写真研究会で日ごろから技を磨いているだけではなく、「その一瞬」を大切にする心とふるさとの魅力を一人でも多くの方に知ってほしいという内山さんの熱意が「作品」を生み出す原動力となっている。

東松山から他市へ嫁ぎ、今回カレンダーを手にした30代の女性は「娘にふるさとの美しい風景を伝えるきっかけになりました。人生いろいろ。難事が起こってもこのカレンダーで癒されます」と笑顔。

趣味をふるさと発信に生かす内山さん。今後の作品に期待!!

作品カレンダーはまだ入手可能。内山さんまで。(0493-22-0354)

 

 

高さすが




おしゃれなBBQ 東松山 くらかけ清流の郷

今年東松山にオープンした「くらかけ清流の郷」。

予約エリア、火気厳禁エリア、自由エリアと整然とされているのもうれしいが、広い比企の空と清流が日ごろの疲れをリフレッシュしてくれる。

「手ぶらでバーベキュー」というのも一つのウリ。事前に東松山観光協会に事前予約すれば、何も持たずにバーベキューが楽しめる。なかなか梅雨が明けない関東地方であるが、梅雨明けから里に紅葉が降りてくる季節までバーベキューは旬だ。関越インターから車で10分以内で、この美しい自然の中でのバーベキューはなかなかのものだ・

自由エリアのトイレのそばには国際ロータリー第2570地区、東松山むさしロータリークラブ寄贈の時計もある。楽しい時間はあっという間に過ぎてしまう。この時計はくらかけ清流の郷の人生ドラマを今後見守っていくことだろう。またこの場所には東松山市の観光マップも掲示され、「次はどこにいこうか」という気持ちになる。

埼玉県は川の国である。県土面積に占める川の割合は3.9%。これは日本一の広さだ。それにともない、埼玉県は「川の再生事業」を平成19年に基本方針策定をし、平成20年から23年は「水辺再生プラン」へ、そのプランは進化し、平成24年からは「川のまるごと再生プロジェクト」として進んでいる。今回の都幾川鞍掛橋周辺整備はこのプロジェクトで実行実現されたものだ。

東松山市長森田光一氏は埼玉県議出身である。県議として県の事業を熟知し、それを首長として活用していく、成功事例を進めている。これこそ範たるリーダーの姿だ。これからも東松山の飛躍に注視していきたい。

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伊勢谷 珠子