27日(火)13時半開演 小江戸川越「大地の園」のつどい

2022年川越市は市制施行100年を迎えた。当時の川越を知ることができるのは打木村治先生の小説「大地の園」。

その時の川越に思いを馳せ、歴史を知り、さらに川越を文化の香り高い芸術文化シテイにすべく行動している団体が

小江戸川越大地の園の会。

今回は二部制で27日(火)13時半開演 ウエスタ川越小ホール(チケット2000円)で開催される。

1部はソプラノコンサート。盲目のソプラノ歌手田中玲子さん。2部はピアノコンサート。盲目のピアニスト佐藤翔さん。

詳しくは事務局まで 090-4000-2723




 霞ヶ関カンツリー俱楽部生みの親 発智庄平氏を当主が語る 2月4日

打木村治の自伝的長編小説「天の園」「大地の園」NHK朝ドラ化をすすめる会では2月1日から5日にわたtって小江戸川越「大地の園」まつりを小江戸蔵里で開催する。4日(火)に行われる発智金一郎氏(当主)が語る「霞ヶ関カンツリー俱楽部と発智庄平翁」が見もの、ききものだ。発智庄平翁の熱意と霞ヶ関カンツリー俱楽部の成り立ちを、直系ならではの視点で金一郎氏が語る。ぜひ!




「天の園」「大地の園」を朝ドラに。

打木村治1904年生まれ。三歳の時に母親の実家である現在の東松山市唐子、唐子村に移住。当時の川越中学(県立川越高校)から早稲田大学政治経済学部、そして大蔵省へ。川端康成氏の知遇を得て作家をめざす。1933年29歳の時に大蔵省を退職、作家活動へ。

 

1972年の「天の園」1978年の「大地の園」は各賞を受賞。1963年以来飯能に居住。2005年村治生誕100年にあたりアニメ「雲の学校」が制作上映。2012年からはNHK朝ドラへのチャレンジ活動もスタートした。

「天の園」「大地の園」の舞台となった唐子地区のある東松山、30年近く居住し終の棲家となった飯能、出身校の川越高校卒業生の有志が、その活動を支えている。「NHK朝ドラ化をすすめる会」の活動は東松山市のまちづくりサポート事業にも認定されている。最終年度、助成事業のしめくくりとしてこのたび「ふるさとからの宝、『天の園』『大地の園』からのメッセージ」と題しイベントを開催した。

トークショーでは飯能の文学仲間で打木村治の最期をみとった桑山和子氏をはじめ村治ゆかりの人々が村治の人柄、作品の魅力を語った。

以前東松山のスリーデーマーチに参加したとき、唐子地区に村治関連の看板などが点在し、打木村治がまちを挙げて大切にされていると感じた。今回のイベントでも唐子小の児童による「天の園」学習成果が発表された。一人の少年の目を通して描かれる埼玉の風土と少年の魂の成長。比企丘陵の美しい自然と時代を超えて大切にしたい子どもの成長。これからも村治ワールドを全国に発信していくことは埼玉県民としての使命かもしれない。