川越・福登美の灯は消えない

夜の川越文化を支えてきた割烹・福登美。川越市は来年2022年市制施行100周年。その川越と同じ歴史をもつ福登美。

お宮参り、七五三、入学、成人式、卒業、お見合い、両家顔合わせ、結納、長寿の祝いなど各家庭の節目を。企業団体の忘年会、新年会、総会懇親会。「場所は福登美で」とれだけ幹事さんが助かったことか。

その割烹福登美が、ここでおもいきった業態変更で、ステージを川越の西口・赤心堂病院前に移しリニューアルオープンをする。

コロナ禍の中にあっても割烹・福登美の味はテイクアウト・お弁当にも力を発揮していた。

蔵里の八州亭は今後も運営していく。新店舗は10月初旬をメドにコロナ感染拡大を鑑みながらオープンとのこと。福登美の灯は消えない。




未明の強盗11日発生。川越で。

11日の未明に川越市内で強盗事件が発生した。午前0時ごろ、玄関をノックされた男性。ドアを開くと2人組の男が、「金を出せ」と脅した。

男性は粘着テープで縛られ、現金、キャッシュカード、携帯電話を奪われた。その後自力でコンビニまでいき、110番通報となった。

2人組は20代でニット帽を着用していた。

玄関ドアをむやみに開けない。ドアスコープチェック、ドアチェーンのまま対応など、自衛策が大切だ。

防犯コンサルタント 岡部逸雄

 




人気!川越日傘。

川越市と東武鉄道では「川越日傘」という日傘の無料レンタルサービスを9月末日まで行っている。

川越日傘のロゴマークのある施設(川越市駅、小江戸蔵里などその数は40近く)で貸し出し、返却ができるというもの。

パステルカラーの日傘はピンクとグリーンの二色。準備した本数は800という。

「きちんと返してもらえるのかしら」と心配気な市民もいるが。こういうサービスは何事もも性善説で。




オーバーツーリズム 川越の場合

オーバーツーリズム、観光公害。言い方によっては観光客がそこに住む住民の生活を脅かすということ。

先般、TBS噂の東京マガジンで、川越がとりあげられていた。何名かの市民も取材に協力していた。

やはりごみの不法投棄、ごみの放置、自宅の庭への立ち入り、自宅駐車場の立ち入り、若者の騒ぎ声などが苦情としてあげられていた。(自宅敷地内への立ち入りは不法侵入罪に問われる)。

蔵造りのまちなみの市民は「観光バスの通行によって振動が大きく多くなり、自慢の蔵にひびがはいった」とも。

またあのまちなみを訪れる観光客の多さ、車道まではみだし、接触事故も発生しているという。

重大な事故になるまえに早急な対策も必要であろう。

番組には市執行部も出演。①交通渋滞については住民と協議し、対策を練る。②ゴミ問題は食品を提供する事業者に自主回収の協力要請。③休憩する場所増設については土地などの問題があり困難という回答だった。

年間観光客数は734万人。伝統的建造物群保存地区に指定されているまち川越。お目当ての寺院、神社、グルメが点在する国際観光都市川越。知恵と工夫を凝らして「対策」は急務。「できない」「無理」対策がおろそかになっては市民は納得しない。誇りあるまちづくりの前進を望みたい。

 

 




伊佐沼のコスモス 美しい!

早朝も夕暮れも美しい川越 伊佐沼。水鳥がとびかう風景も、水面を風がわたる風景も絵になる場所だ。

今風でいえばインスタ映えスポット。

その伊佐沼、今コスモスが風にそよいでいる。この三連休でかけてみては?

 




警報 連日空き巣被害 施錠確認を 

川越市南通町では6日7日と連日空き巣被害が発生中。

身の安全を守るために 施錠確認を。

また近所の声かけも大切。不審者をみたら110番!!




定着する AMF 今年で7回目

「音楽が流れる街にしよう」という趣旨のもとスタートした大学ビックバンドジャズフェステイバル。今年も9月30日、10月1日二日間、ウエスタ川越で開催される。市立川越高校、県立川越高校、南古谷ウインドオーケストラを招待校のほか、18大学が参加する。

入場料は一般2000円、学生1000円。12時半開場、13時開演

チケット販売は 川越市役所5階 文化芸術振興課、川越アトレ1階福祉の街、ウエスタ川越、チケットぴあ、東上線各駅定期券売り場(池袋、成増、志木、上福岡、川越、坂戸)など。

プログラムは次のとおり

30日(土)(招待校 南古谷ウインドオーケストラ 市立川越高校 県立川越高校)(出演大学 尚美学園 東洋大学 学習院大学 洗足学園音楽大学 東邦音楽大学 国立音楽大学 昭和音楽大学

1日(日)(出演大学 東京国際大学 芝浦工業大学 日本大学 法政大学 立教大学 青山学院大学 上智大学 中央大学 早稲田大学 慶應義塾大学 明治大学)

これだけ多くの学生が川越に集まり、川越のまちを歩く。若者の力は地域に活力を生む。楽しみな2日間になりそうだ。

またこのイベント開催に七年以上前から大きな力を発揮した内田芳照氏が今年黄泉へと旅立った。川越の空からきっとみているはずだ。

 

 

 




避暑地ナンバーワンに 奥日光

2017夏 多雨で夏空が姿を見せない夏が逝こうとしている。

暑さを避ける「避暑地」といえば「軽井沢」という時代が変わりつつあるという。

旅行雑誌「るるぶ」の発表によると「避暑地の人気」1位は奥日光、2位が奥入瀬(青森)3位が草津、4位那須高原、5位が軽井沢。

今年日光に出向いたが、奥日光の涼しさは軽井沢とはまったく違っていた。空も高く、緑、小鳥のさえずり、時が過ぎるのがゆっくりしていて、いつまでも滞在したいと思った。40年以上前はずいぶんと家族で軽井沢にでかけ、「すずしい」と喜び、別荘族の人たちのふるまいに羨望のまなざしをそそいだものだ。青春時代、テニスやゴルフで軽井沢に出かけたが、草津のほうがプレーしやすいと軽井沢は買い物、食事に限定した。友人たちと軽井沢銀座で買い物をしながら、「熱いよね、避暑地でないよね」と言っていたことを思い出す。

今回の「奥日光」1位はなるほどうなずけるのだ。と同時に、「軽井沢」はゴルフ、テニス、ショッピング浅間山、鬼押し出し、と多様な観光があるかもしれないが。奥行きがないともいわれる。観光地人気に甘んじて地元の努力が希薄なのか?

川越の人気も地元住民、行政の努力なくして、持続することは難しい。川越を観光都市として奥行きを持たせるために何が必要か、今こそ考えていかなければならない。




市民力が行政を動かす 川越

子どもはマチの将来を担う「宝物」「財産」。

子供関連の市の予算、例えばこども医療費の無償化であったり、給食費の軽減や無料化であったり、それらの強化はどのマチであっても進んでいるのが「いま」だ。

「子育てするなら川越」。子育て支援の根幹は「こどもたち」が「子育てしている保護者」が何を望んでいるかを繊細な感覚で感じ取り、それをまちづくりに生かすことである。

こどもの必需品として、机にいれる「引き出し」がある。これは今までこどもたちにプレゼント(無償提供 貸与)されていたが、川越市教育委員会が「引き出し」を文具と認め、無償化ではなく、個々人で準備のこととし、今回の新入生から「基本各自で準備」となった。

それで、「子育て世代にやさしい市政ではないのか」「子育てを応援してほしい、今まで通り無料配布を」「机に引き出しがないと、中がぐちゃぐちゃ。整理整頓の教育もできない」「6年間の学校生活には絶対必要」「兄弟姉妹で上の子は無償、下の子は有償ってどうなの」というのが保護者の声。

学校によっては六年生からのおさがりで対応、PTA会費から費用を捻出ということもあったようだが、まちづくりの基本は「公平」。

そこで立ち上がったのが保護者、先生。要望書をつくり署名運動をはじめたのだ。

しかし、要望書を提出するまでもなく、ここで来年度から従前通り「青いひきだし無料配布」が決定した。

こどものための予算が削られ、保護者の負担が増加するのではと心配する善良な市民はホッとしている。

「川合市長の決断」との声もあるが、やはりこどもたち、子育て世代を応援する熱い市民力が行政を動かしたよい事例といえる。

子どもは地域で育て、高齢者は地域で見守る。この市民パワーは大切だ。




ひったくり注意! 道路を歩くときのイヤホンも危険

26日夜、午後8時20分ごろ川越市富士見町で歩行中の女性が被害にあった。

富士見町といえば川越駅東口から5分から10分の場所。国道16号に沿った地域の住宅街。

犯人は20歳から30歳のベージュジャンパー着用で自転車に乗っていた。

道路を歩くとき、イヤホンで音楽に没頭している人々をよくみかけるが、大変危険。

道路通行中、近づいてくる人、自転車、車に注意をはらうことが自衛策。

安全川越は市民の力で。。