川越まつりにむけて 地域一丸 仙波では曳き綱製作

16日仙波河岸公園で仙波会山車・山車庫管理修繕委員会による「曳き綱製作」が行われた。

川越まつりは今年10月20日・21日に挙行。川越氷川まつりの山車行事は世界ユネスコ無形文化遺産。山車がおまつりの「顔」であり「魂」だ。

「曳き綱」を山車を曳行するうえでもっとも大切なもの。仙波河岸公園約60 メートルを使って5本の綱を1本に撚る。撚られた1本の綱、3本を紅、白、おまつりの着物・仙波カラーの浅黄色の布で巻き 1本にするのだが、綱がたわまないように大人が腰をいれて布をしっかりとまく。参加者50名の成人男子も真剣だ。

5本、5本、5本、15本の綱が1本に。午前と午後で1対の綱が完成。

「まつりの綱先をやって、あの時も腰がきつかったけど、今日も同様。それでも地域の人のチカラで綱を製作し、それがおまつりの山車の名実ともに命綱となる。この感動は多くの子供たちにみせたい。」と参加者。川越まつりはもうすぐだ。