埼玉ゆかりの選手頑張る 2022箱根駅伝

高校野球・箱根駅伝。若いアスリートの活躍は心躍る。

今年も観戦自粛の中1月2日往路3日復路、箱根駅伝が行われた。

圧倒的強さをみせたのが青山学院大学で完全優勝。埼玉勢は川越の東洋大学が4位、東京国際大学が5位、そして飯能の駿河台大学が19位だった。駿河台大学は初出場ながら繰り上げスタートをすることなく1本のタスキをつないだことは立派だった。

選手のテロップが流れる。駒澤大学7区白鳥選手が埼玉栄高校、10区の青柿選手は飯能羨望学園高。国学院の二区を走った伊地知選手は埼玉県立松山高校、駿河台大1区 清野選手が埼玉県立飯能南高校、5区永井選手が武蔵越生高と、埼玉ゆかりの選手には一段と注目をしてしまう。

「ヴィンセント選手のケガで1分のロスと山のぼりの苦戦があったがシード権をとれたことがうれしい」と東京国際大学関係者。

ニューイヤー駅伝では埼玉ゆかりの「HONDA」が初優勝。すがすがしい令和4年の幕開けを陸上トップアスリートが飾ってくれた。

 




GO GO 豪栄道 おめでとう

豪太郎と親方豪章の名前から「豪」。相撲を飛躍的に伸ばすことができた場所埼玉栄高校の「栄」。そして埼玉栄高校時代の恩師山田監督の名前、道紀さんの「道」。四股名にすべてを盛り込んだ大関、豪栄道が全勝優勝は20年ぶりという快挙で千秋楽を飾った。

優勝パレードのオープンカーには山田監督も同乗。豪栄道の思いやりあふれる演出。

今場所は両国まで足を運んだこともあり、相撲の世界が身近に感じられた。その中で豪栄道の取り組みへの集中する姿は鬼気迫るものがあった。この姿はリオでの卓球福原愛選手のシングルスと重なる部分があった。

勝負師には勝負師の顔とたたずまいがある。

人生において「勝負」をかけるシーンは、どの人にも訪れる。それがスポーツ、進学、生業、人生航路には必ずある。引き締まった顔つきで日々を生きること。あきらめない、気合に満ちた豪栄道の相撲から学んだ。

川越から大宮に向かう国道16号、通称大宮西バイパス、西大宮駅手前左手にある埼玉栄高校。大関豪栄道に思いを馳せて学び舎を見つめ、「綱取り」を期待したい。