狭山茶の魅力

 

鶴ヶ島 長峰園三代目 長峰秀和さん。坂戸さつきロータリークラブで卓話講師をつとめた。

stay home 国際奉仕団体であるロータリークラブも活動自粛。6月10日二か月ぶりの例会、新茶の季節、お茶の抗菌作用とのことで、卓話講師に長峰さんを招へいしたという。

長峰秀和氏 講話要旨

「長峰園では、年間64000キロ生産し、それを1年で売り切る。茶木のストレスを避けるよう生育している。全国のお茶生産、静岡は33400トン、鹿児島は28000トン、埼玉は450トンと生産量ではすくないが、味はいい。お茶は中国から僧侶によってもたらされた。天台宗の僧侶の移動ともにタネが広まったとされ、河越茶が生まれた。戦国時代に、狭山丘陵で育まれていることから狭山茶と名前が変わった。狭山茶は作って、売る、消費地の中の産地という特異な性質。全国でも珍しい。生産と消費が分かれていることがポピュラー。狭山茶業振興協力会では味の狭山茶物語・カテキン編をイラストで冊子を作った。カテキンの抗ウイルス作用などを解説。一日・毎日3杯以上飲み続けることがさらに効果が増す」。

コロナ共存時代に日本人の古来からの知恵の一つ、日本茶・狭山茶の魅力を再確認。長峰さんのリーダーシップで狭山茶の六次化産業もすすみ、その一例が「狭山抹茶フィナンシェ・狭山抹茶レーズンサンド・狭山抹茶五家宝・狭山抹茶生チョコ」といった狭山茶スイーツ。時代を生き抜く工夫を聞き、勇気をもらった。

 




忘れない!今年も東日本震災チャリテイコンサート 本庄で(ロータリー希望の風)

国際ロータリーがあの震災の時(2011年)から基金を集め、災害遺児へ学業教育支援プログラムとして継続している「ロータリー希望の風奨学金制度」。これまでに約130名の子供たちが夢をあきらめずに進学し、社会人としてスタートを切っている。

そのためのチャリテイコンサートが、国際ロータリー第2570地区(茂木正ガバナー)本庄南ロータリークラブ(堀川明会長)主催で6月15日(土)午後2時開演 本庄市民文化会館 入場料2000円で開催される。

今回はフルート(萩原貴子さん 本庄出身)チェロ(山本祐ノ介さん)ピアノ(小山京子さん)が出演。

山本祐ノ介さんは日本を代表する作曲家・指揮者で音楽のすそ野を広げた山本直純さんのご子息。

本庄南ロータリークラブ堀川会長は開業医で、山本さんとの親交があり、このたびの出演となった。

音楽を聴きながら、東日本大震災へ想いと寄せる休日、大切なことだ。




初代 渋沢栄一翁そっくりさんに向井正義さん(深谷)最高得票!

日本資本主義の父と称される澁沢栄一翁。このたび新1万円札の顔となることが決定。それを受けて深谷市小島進市長は澁沢栄一翁そっくりさんを3名人選。

澁沢栄一翁を彷彿させるシルクハットにタキシード、ステッキといういでたちの写真を掲示し、投票するという粋なイベントを企画した。期間は4月29日から5月6日まで。さらにその三名は実際に澁澤翁ゆかりの中ん家をそのスタイルで闊歩した。

結果向井正義さん(元深谷東ロータリークラブ会長・国際ロータリー第2570地区2017-2018ガバナー補佐)が最高得票で初代渋沢栄一翁に。

向井さんはそのルックスも澁沢翁らしいが、会社の経営者として「工夫」を重んじている。また地域社会への奉仕事業に対して、おもいやりとあったかい心で人間力で取り組まれていることも澁沢風だ。

今後の日程は未定らしいが、新1万円札発行の際にはまたこの渋沢栄一翁そっくりさんとして向井さんに光が当たることは間違いなしだ。

(画像は向井さんロータリー活動での挨拶風景)




リレーフォーライフジャパンin 川越 雨天に負けず開催

川越水上公園で行われたがん征圧に向けてにイベント「リレーフォーライフジャパン川越」。17日13時に開幕し、雨のぱらつきなどもあったなか、大勢の市民が参加した。

会場には川合市長、小宮山代議士、中野県議なども顔を見せた。舟橋元県議は主催者側の一人だ。

誰かのために行動する。誰かのために祈る。そういう行為は本当に美しい。

写真は金子歯科の先生を囲む友人の川越小江戸ロータリークラブのメンバー。




少年の翼は北の大地へ 市内4ロータリークラブも支援 川越 

今年で15回となる川越市少年の翼事業。

市内各中学校から選抜された男女1名ずつ44名が 川越名誉市民 相原求一朗画伯ゆかりの北海道・中札内をはじめとする北海道で22日から26日まで4泊5日の研修を行う。この研修を通じて新たな知識、経験、思いやりの心を深め、誇りある「川越」のまちづくりを推進できる人間になることが目的だ。20日には結団式が行われた。

また、この事業に対して川越市内の4ロータリークラブ(川越ロータリークラブ、川越小江戸ロータリークラブ、川越西ロータリークラブ、川越中央ロータリークラブ)はロータリー財団の地区補助金と各ロータリアンからの浄財を合わせて、寄付を行った。また川越名誉市民 相原求一朗氏、長男茂吉氏(川越ロータリークラブ)も特別支援金を贈呈。

台風9号首都圏直撃に伴い、出発は24日に延期になり、二泊三日と大幅に縮小となってしまったが、素直を心と澄んだ瞳で北海道の歴史、文化を肌で感じ有意義な研修をしてきてほしい。

三潟正義




今日明日 川越百万灯 30日14時20分は打ち水風情

30日31日と提灯が川越の夜を彩る「川越百万灯夏まつり」が開催される。

30日は埼玉県警音楽隊、カラーガード隊、川越女子高カラーガード隊の演奏、午後三時からの開会式にはじまり、ダンスパフォーマンス、みこしパレード、佐渡おけさ。31日は時代行列、浴衣まつりや越中おわら節。たくさんのイベントが目白押しだ。

おまつりに先立って川越市内4ロータリークラブ(国際ロータリー第2570地区 川越ロータリークラブ、川越小江戸ロータリークラブ、川越西ロータリークラブ、川越中央ロータリークラブ)主催による第11回小江戸川越打ち水風情が埼玉りそな銀行川越支店近くの特設ステージで行われる。

地球温暖化にストップ、また多くの市民に夏の風情を味わってほしいという会員の願いからスタートを切って11年目。4ロータリークラブでは「観光都市に進化する川越市。国内はもちろん海外からの観光客のみなさんにも日本文化を発信し、2020東京五輪にむけて、おもてなしの一つになれば」と語っている。14時20分ちょうどにひしゃくからの水が蔵造りのまちなみをクールダウンする。




東京芝で川越を発信 西澤堅さん(西小仙波)

国際奉仕団体 ロータリーの活動は所属するクラブではなく、他クラブへの訪問も奨励されている。

川越ロータリークラブ所属の西沢堅さんはこのたび、東京芝ロータリークラブでゲストスピーカーを務めた。

川越織物市場の保存整備の運動を展開している西澤氏。この日はプリンスパークタワー33階の会場で東京タワー、スカイツリー、ベイブリッジを見渡しながらの卓話となった。西澤氏は「論語」にはじまり、石田梅岩、横井小楠、渋沢栄一などの教えを説いた。続いて自身の職業上の経験(コンサルタント)をもとに予想される首都圏直下型地震時のバックヤードは埼玉西部地区(入間、比企)で。また川越市内の四つのロータリーが共同で「夏の打ち水風情、中学生の海外派遣支援、AMFジャズフェステイバル支援、市観光基金への支援、少年の翼支援」を進めていることも報告し、ロータリーで一緒に「川越」を盛り上げていこうということは新しい形だと述べた。さらには2020東京五輪のゴルフ競技が川越霞が関カンツリー倶楽部で開催されることにふれて、この機会にぜひプレーを。とアピールした。

西澤氏が「人口35万、いまだなお増えています」というと会場からは「ほおー」と声がもれ、「選ばれる都市川越の力」を感じることができた。

あらゆるメデイアで「川越」は取り上げられることは多い。市民一人ひとりが広告塔になり、「川越を発信」することも2020東京五輪 に向けての「おもてなし力」の一つかもしれない。

 




ロータリーの森清掃で好意と友情を深める 国際ロータリー第2570地区

横瀬と秩父。その土地の所有権をめぐって諍いも起きた。「そうであるならば、その土地を有効利用しよう。」

提唱者は故金子千侍氏。(医師・秩父音頭家元・国際ロータリー第2570地区1994-1995年ガバナー・実兄は俳人の金子兜太氏)金子氏がガバナーをつとめられた年にその土地に植栽された木々は緑豊かに生育した。その「ロータリーの森」は、ロータリアンの交流の場として、近隣住民の方の憩いの場として愛され、水と酸素を生み出している。

残念ながら金子千侍先生は今年お亡くなりになった。しかし、金子先生の想いは脈々と引き継がれ、今年も国際ロータリー第2570地区(高柳育行ガバナー)埼玉西北地区51クラブ、秩父を源に、西武線池袋線は所沢まで、東武東上線は秩父、寄居を経て、和光まで。秩父ロータリークラブ主導で51クラブの会員が集まり、恒例の「ロータリーの森清掃」が5月21日行われた。

それぞれのクラブ、またクラブ所在地の自治体にゆかりのある木々がロータリアンを迎える。

また金子千侍先生が心血をそそいだ米山記念奨学プログラム。(三井信託銀行創設者で東京ロータリークラブのチャーターメンバーの米山梅吉氏を記念して基金が創設された)。それは海外からの留学生に返還不要の奨学金で学業を支援するプログラムで、当日は米山奨学生たちも草刈りに汗を流した。

ロータリーには「四つのテスト」というものがある。「真実かどうか」「みんなに公平か」「好意と友情を深めるか」「みんなのためになるかどうか」。常にこの言葉を念頭に、自分の職業、生活をチェックしているロータリアン。秩父嶺の一隅で「好意と友情」も水や酸素とともに育まれていく。




交通事故撲滅に川越市内4ロータリークラブがのぼり旗贈呈

018まもなく春の交通安全運動が始まる。、それに先立つ形で川越市内の川越ロータリークラブ、川越小江戸ロータリークラブ、川越西ロータリークラブ、川越中央ロータリークラブ4クラブが「見守ろうシニアの横断」と標語のはいったのぼり旗を交通安全協会に寄贈した。

昨年川越署管内では65歳以上の高齢者が交通事故で命を落とした。子供とお年寄り、交通弱者に光をあてることは大切だ。子供は比較的保護者が行動を共にするが、高齢者は単独で歩くことが多い。

こののぼり旗を見ることで、ドライバーからも、歩行者からも、高齢者にあたたかいまなざしが注がれることをロータリアンは願い、4クラブで80本の数を準備したという。40本寄贈し、あとの40本は市内のロータリーアンの事業所などに設置し、交通事故撲滅活動の啓蒙をひろげていく。

今回のこの行動は国際ロータリー第2570地区(高柳育行ガバナー)社会奉仕部門が地区内51クラブを支援する形で進んできた。身近からはじまる「交通安全運動」の模範ともいえる。

伊勢谷 珠子