元埼玉県警 犯罪コメンテーター佐々木成三氏 埼玉で講演 本庄文化会館 3月10日

国際ロータリー第2570地区(高丹秀篤ガバナー)では 東日本大震災で被害にあった子供たちに返済不要の奨学金の基金(ロータリー希望の風)を集めるためにチャリテイ講演会を開く。当時、埼玉西北地区の西川武重郎ガバナー(故人)が声をあげ、全国のロータリーのトップに声をかけてこの基金は設立された。

3月10日(日)13時半開演(チケット代は1000円)本庄文化会館で行われる講演会、講師は岩手一関出身で知人友人も東日本大震災で被災された佐々木成三氏。佐々木氏は一関大使でもあり、元埼玉県警捜査一課で鍛えた洞察力で現在テレビ他メデイアで犯罪コメンテーターとして活躍中。佐々木氏の熱弁に期待だ。




子供たちを守ろう 川越市内4ロータリークラブが非接触体温計を寄贈

川越RC(鈴木健二会長)・川越小江戸RC(大谷龍之会長)・川越西RC(永島智会長)・川越中央RC(長堀洋会長)で形成される川越市内4RC共同社会奉仕事業連絡協議会では、このたび市内の小学校・中学校・市立高校・特別支援校56校に60個、非接触型赤外線体温計を寄贈した。

11月24日の贈呈式には国際ロータリー第2570(埼玉西北)地区の相原茂吉ガバナー(川越RC)も出席。弁護士時代からロータリアンの川合善明市長は「第3波襲来か?という中、感染予防は市民の皆様の協力なくしてなしえない。市内の学校では検温が第一。ありがたい」と感謝を述べた。

相原ガバナーは「こどもたちの安心・安全を創ることも私たちの使命である。感染予防にぜひ、役立ててほしい」と語った。

先般おこなわれた国際ロータリー第2570地区 地区大会では川越市に「医療従事者に役立ててほしい」と寄付も行われた。

1月3日に三上公務所前で行われる献血活動にも、コロナ禍で血液不足でもあり、4ロータリークラブとして協力しあおうということも確認された。

コロナ災禍。憂うばかりではなく、思いやる心、自分にできる何かを探すこと、小さな事柄を大きな成果にむすびつけていくことが肝要だ。

 




サラヤ 更家社長埼玉へ 

国際ロータリー第2570地区 (相原茂吉ガバナー)ではこの秋、職業奉仕委員会(金井福則委員長)公共イメージ委員長(山本庄一委員長)合同セミナーを本庄文化会館で開催した。

コロナ禍以前より地球規模で感染症に取り組むサラヤ・更家悠介社長(大阪RC)が自身の職業奉仕を語った。更家さんは世界において社会貢献、世界の衛生・環境・健康に貢献してきた。メインはヤシノミ洗剤。

コロナ禍でどこでもいつでもアルコール消毒が生活様式になった今、手荒れで悩む主婦は多い。

「私は手荒れをしたことがない、サラヤのヤシノミ洗剤だから」という声をよく聞く。ヤシノミ洗剤の他、手指消毒剤は各種ウイルス細菌に効果的でありながら、保湿剤も配合されている。シャボネットという石鹸は界面活性剤を一切使用していない。感染予防の専門商品でありながら、人や環境に配慮されたサラヤ製品は医師・看護師・介護士、医療現場でも高い評価だ。

日本WHO協会副理事長・経済人大阪維新の会会長の更家氏。大阪吉村知事の万全なコロナ感染症対策のバックボーンに更家氏ありなのだ。

誰一人とりのこさない、SDGS。サラヤは世界規模のSDGSをめざしていくという。

更家氏は底抜けに明るい、そしてはっきりと心に響く発信力がある人。真のリーダーとはこういう人のことを言うのであろう。

 




三浦雄一郎さんはリモートで!国際ロータリー地区大会川越で開催

国際ロータリーは埼玉県内では西北と東南にわかれ活動している。埼玉県西北部・国際ロータリー第2570地区(50クラブ 会員数約1600名・相原茂吉ガバナー)が11月3日ウエスタ川越で地区大会を開催した。

コロナ禍で新たな日常生活様式がはじまり、地区大会のテーマも「ニューノーマル」。相原茂吉氏の父は川越名誉市民であり「相原求一朗」として画壇で活躍、ロータリー活動にも熱心でロータリーの地区代表・ガバナーをつとめた。親子二代にわたってのガバナー就任は全国でも珍しい。

講師は三浦雄一郎氏。三浦氏は入院中の札幌の病院からリモート出演。子息の豪太氏がウエスタ川越で親子対談。80歳のエベレスト登頂の模様の画像を含め人生論を展開した。三浦氏は「いくつになってもあきらめない、常に人生の準備をし、新しいチャレンジをするべき」ときっぱり。極限をしる親子だからこその対談に会場はひきこまれた。

また国際ロータリーの会長代理として群馬より高崎経済大学教授をつとめた田中久夫氏が出席。田中氏は「知好楽」(知識を得て、好きになって楽しもう)といった人生哲学を述べた。

コロナ禍を乗り越えて、会社を支え、地域に貢献するロータリークラブの人々。みんながつらい、厳しい。しかし、前を向いていく姿勢は大切だ。




笛木醤油が熱い

埼玉川島町の金笛醤油の笛木醤油。その歴史は200年以上で、香り高い醤油としてファンが多い。笛木醤油のせんべいも川越みやげとしても人気。醤油といえば製造に欠かせないのが木桶だ。ここで木桶を新調した。木桶を作る職人も時代の流れで少なくなり全国から集まった。

先代の笛木弘治氏。創業祭9月9日を迎えず、8月30日に黄泉へ旅立った。県立川越高校から東北大学へ。大学時代はラグビー部に所属。ラガーマンの心、「一人ひとりはみんなのために、みんなは一人のために」を経営に生かした。弘治氏は醸建築研究所の所長として、蔵造りのまちなみを代表する建築の設計をてがけていたが、兄の急逝とともに1789創業の笛木醤油の暖簾を引き継いだ。ラガーマンの発想力で女性パートを「スイートレデイー」と呼称、会社の戦力として女性を位置付けた。これは女性活躍云々の国の指針よりも早く、働く女性の地位向上の先駆けのシステムを築いたといっても過言ではない。

弘治氏は国際奉仕団体、川越ロータリークラブ会長も務めた。会長職を終えると地区(埼玉西北部)に出向したりするものだが、地区役員に「私よりも優れた人がたくさんいるのです。その方を押しのけ自分が地区役員になるのはちょっと。」と言われたことがあった。ラガーマンの心と思いやりの心を持った人だった。人を押しのけて役につきたがる人間とは異なり、静かなたたずまいの人でもあった。

弘治氏の心は笛木醤油12代当主正司氏によって引き継がれていく。笛木醤油はいつの時代も熱い。

 




一緒に歩こう!一緒に行こう!東ちづるさん講演

「心豊かに自分らしくいきる・つながる・よりそう」をテーマに東ちづるさんの講演がこのほど本庄市で開催された。

自らを磨き、会社を発展させ、地域社会に、国際社会に貢献するを根幹に活動する国際的な奉仕団体、国際ロータリー第2570地区(埼玉県西北地区)本庄ロータリークラブ主催で。

あの東日本大震災で夢をあきらめた子供たちはどれだけいるのか。国際ロータリーでは震災で親を亡くした子供たちのために「ロータリー希望の風奨学金」を設け、返済なしの奨学金を支給している。今回の講演会も募金箱を設置し、支援を呼びかけた。

1980年代「お嫁さんにしたい女優ナンバーワン」の東ちづるさん。25年前からボランテイア活動をしている。骨髄バンクの啓蒙がスタートであったが今では社会的弱者、生きづらい人々のために「一般社団法人 Get in touch」を立ち上げた。

「ちがいはハンデイではない。まぜこぜの社会。混ぜご飯のようにいろんな具があっておいしさが口の中に広がっていく。すべての人が自然に気楽に自由に暮らせる社会を。ある人は瞬発力が、ある人は芸術がある人は音楽が。その支援は決して施しではない、人がつながるチャンスを作るという意味。阪神大震災がボランテイア元年と言われている。ボランテイアと奉仕は違うものであり、チャリテイはまったく別物。いまを、今日一日を自分らしくいきる。人は平等ではないが、対等であり同等、同格だ。困っている人に頑張ってください、ではなく、一緒にがんばりましょうという配慮が必要だ。私は私であり、人は人。なりたい自分になることが大切。怒りも悲しみも互いに分かちあっていければいい。一人で見る夢は妄想、みんなで見る夢は現実になる。ボランテイアを手話で表すと一緒に歩く姿。これからもさまざまな人と一緒に歩いて行こうと思う。」これが東さんの講演要旨。

女優というよりも聡明な女性が体験談をわかりやすくユニークに話す講演。集まった本庄市民も口々に「感動した」「ボランテイアの認識が変わった」などと興奮さめやらず、伝える力の重要性を感じた夜でもあった。写真は出迎えする本庄ロータリークラブメンバー。




女優・東ちづる講演 本庄で 6月15日(木)

東ちづるさん、お嫁さんにしたい女優。最近ではLGBTのドキュメンタリー記録映画を製作。2012年より誰も排除しない、誰もが自分らしく生きる一般社団法人「GET IN TOUCH」を設立した。ダイバーシテイ、多様性が認められる社会の先駆けだ。骨髄バンク、障がいアートへのボランテイアは活動歴25年以上。

今回本庄ロータリークラブ主催「ロータリー希望の風チャリテイ講演会」で「心豊かに自分らしく生きる~つながるよりそう~」と題して東ちづるさんが講演する。

「ロータリー希望の風」とは東日本大震災で両親もしくは片親を失った遺児で、大学、短大、専門学校で学ぶもので入学から卒業まで毎月5万円を給付する。この返還を求めない奨学金制度は国内外のロータリークラブ会員によって立ち上げられた。2017年4月現在、給付を受けている震災遺児は127名。プログラム開始以来の総数では307名。3億6605万円が奨学金として使用され、支援金残高は約4億6千万円。震災当時0歳児であった遺児が大学卒業する2033年3月末が目標であるが、約1億9500万が不足であるという。

今回の講演会は後援を本庄市、本庄教育委員会、本庄市自治会連合会、本庄商工会議所、そして児玉ロータリークラブ、本庄南ロータリークラブのほか、本庄市倫理法人会、本庄ライオンズクラブ、こだま青年会議所も名を連ねる。本庄市内の異なった奉仕団体がスクラムを組んでの後援は、市内奉仕団体の一体感が感じられる。

日時 6月15日(木)19時開演

本庄文化会館 0495-24-2841

入場無料




留学生も歓声 今年も秩父ロータリーの森清掃

秩父を原点に西武線では三峰口から所沢まで。秩父鉄道では三峰口から羽生まで。高崎線は神保原から吹上まで。東武東上線では小川町から和光まで。このエリアで51のクラブが奉仕活動しているのが国際ロータリー第2570地区。

緑濃くなるこの時期は芝桜で知られる秩父羊山公園入口の「ロータリーの森」で各クラブ代表が集い清掃の一日を送る。

この日は4月から受け入れられた米山記念奨学生も参加。米山記念奨学会は日本ではじめてつくられた東京ロータリーのチャーターメンバーである「米山梅吉翁」を顕彰して作られた奨学生制度。海外からの留学生を援助する財団米山記念奨学会は多くの善意から成り立っている。静岡にある米山梅吉翁の墓所、住まいであった場所にある米山梅吉記念館には「いさかいもなき漫々の青田かな」という句碑がある。かつて「水利」をめぐっていさかいのあったことを憂いた梅吉翁の作品。

埼玉の米山の父として活躍されたのが秩父ロータリークラブ所属の故金子千侍氏。金子氏は1994年から1995年、地区の代表であるガバナーを務められ、当時金子氏の発案でこの「ロータリーの森」が生まれた。「この場所は秩父と横瀬の間で所有権をめぐっていさかいがあったところ。ロータリーアンが集い、憩いの森として水や酸素を生み出している。また米山奨学生が初の奉仕の場として秩父の空、空気、緑を感じてもらえるのもうれしい」と穏やかに語っていた金子氏は黄泉に旅立った。秩父音頭の家元であり、奨学生たちに自分の道場を無償で開放し、秩父音頭の特訓をする機会も与えてくれた。もちろん、その絆はお弟子さんたちによって金子氏の亡きあとも続いている。ちなみに金子千侍氏の実兄は俳人の金子兜太氏。奨学生たちに金子千侍氏が日本文化の最小の文字での表現、17字の俳句を指導されていた姿も懐かしい。

この森に植樹されている木々はクラブ所在地自治体にゆかりあるもので、初めて訪れたロータリーアンは「木々の成長は年月がかかっている。20年以上にわたる歴史と手入れするみなさんの気持ちを思うと感慨もひとしお」と語った。留学生たちも難関突破し晴れて奨学生になっての秩父入り。協働で奉仕しながらもここちよい汗や秩父連山、飯能から秩父への車窓のすばらしさに歓声をあげた。

故金子千侍氏も遠い空から優しいまなざしでこの風景を眺めているに違いない。

 

 

機会秩父返済不能の奨学金を渡している




留学生秩父音頭で日本文化を体感

国際ロータリー第2570地区(前嶋修身ガバナー)米山記念奨学生が恒例の秩父音頭まつりに参加した。

米山記念奨学会は、三井信託銀行創設者米山梅吉氏(東京ロータリークラブのチャーターメンバー)の功績をたたえ、東京ロータリークラブが創設した基金。開設当初は月にたばこ一箱減らして留学生支援を合言葉にロータリアンが寄付金を募った。その歴史は62年になり、一年間返還不要の奨学金を留学生に贈与するもの。

今年の一月に亡くなった金子千侍氏(医師・国際ロータリー第2570地区パストガバナー)の父金子伊昔紅氏が代々伝わる秩父音頭に公募の歌詞をあわせ、復活させた。金子家は秩父音頭まつりの家元。金子千侍氏は米山記念奨学部門には大変力を注いで、埼玉の米山の父として多くの奨学生から慕われた。毎年、秩父音頭まつりには自宅の道場を開放し、弟子に声をかけ、異国からきた奨学生を特訓。奨学生も汗を流し、揃いに浴衣を着てコンテストに出場する。

秩父音頭の踊りは秩父の生活に密着している。両手を延ばす様は鳥になって秩父地方を見渡すもの、手鏡に顔を映し、朝露を袂でうける女性らしい仕草、養蚕の糸巻きの様子などが織り込まれており、その説明を受けながら、海外留学生たちは踊りを習得していった。

「いい汗をかいた」「日本での想い出ができた」「来年も参加したい」など留学生口々に感想を述べ、合歓の郷「秩父音頭まつり」を満喫した。




埼玉新聞 吉田編集局長 熱意ある講演 国際ロータリー第2570地区セミナー

国際ロータリー第2570地区(埼玉西北 高柳育行ガバナー)では5日東松山紫雲閣でセミナーを開催した。少子高齢化、人口減少という社会情勢をうけて、ロータリークラブもライオンズクラブも青年会議所も会員獲得に苦慮している。会員を増強するには公共イメージをあげることからという趣旨でのセミナー開催だ。

この日は県紙「埼玉新聞社」の吉田編集局長が「報道する側からのプレスリリース」と題して講演した。

全国47都道府県には52の地方新聞社があり、記者の数は1万人。北海道新聞、秋田魁新報、宮城河北新報、名古屋中日新聞、沖縄琉球タイムスなど、広告業界も「地方紙」の強みを高く評価している。埼玉県は首都圏であり、その中での「県紙・埼玉新聞」の健闘は厳しい面もあるが、地方紙の特性を生かした紙面づくりを展開している。

吉田編集局長は「プレスリリースはメデイアへの情報提供であり、広報戦略の主流。今はネット時代。ヤフーの閲覧数は1億人といわれている。取材しないメデイア。というのはヤフーは各新聞社からの記事提供を流しているだけ。メデイアとすれば、やはりNHKと新聞が客観的価値観があってよい。積極的に記者とつながってほしい。記事提供はタイミングが大切で早すぎず、遅すぎず。季節性、タイムリーなもの、社会性、公共性、話題性、客観的価値があるかどうか。キーワードとしては「初めて」「何年ぶり」。テレビのデイレクターは地方紙にくまなく目を通し、取材対象を決めているとも。」と記者の目線でプレスリリースのエッセンスをわかりやすく講演した。

読売新聞、毎日新聞、朝日新聞、三大紙。見出しは異なっても内容が似ていることもしばしば。三大紙ではとりあげられないものに目を向けたり、掘り下げたり、地方紙の果たす役割は大きい。

また弊社情報サイトも、新聞紙上とは違った観点で記事の配信をしていくべきと再認識した。

写真提供 山本庄一氏

伊勢谷 珠子